情報社会となった世情を反映した物語【創作大賞感想】
Talesにて、「創作大賞2025」に応募しています。
Talesで投稿を始めてから、幾つか作品を拝読し、勉強させて頂きました。推薦レビューも幾つか書かせて頂きましたが、よく考えてみると、Tales上の推薦レビューは、著者の方の作品に辿り着けないと、読んで頂けないと気付きました。
そのため、推薦レビューとほぼ同じ簡潔な内容になりますが、note上でも、感想を書かせて頂ければと思います。
なお、気ままに読ませて頂いているため、非定期・ランダムに作品の感想を綴らせて頂きます。
みくまゆたん様の「あなたの懸賞金を決めて下さい」を拝読しました。
ネットリンチという単語は、いつ頃、生まれたのでしょうか?
自分自身と無関係の人間を、自身が批評家になった気分で、断罪する。時には、正しい意見もあるでしょうが、全てではありません。
ある時は八つ当たり、ある時は同情、ある時は純粋な怒り……断罪する理由は様々です。しかしながら、ふと思った事柄を軽率に口に出して良いのでしょうか? 私たちは、批判する人物に直接会った経験もなければ、性格の仔細を知っている訳では、ありません。
エスカレートしていく正義感という盾に守られた現代人の行き着く先を描いた小説のように感じました。そのような状況下でも、自身が救われたと思った人物が、今度は、相手を救おうとする。
人情が失われない社会になることを切に願います。
