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人はなぜラブレターを書くのか。

昨日、朝から映画を見にいった。


別の映画を見にいった時に、予告で流れていて、一気に引き込まれた。
何に、と言われるとわからないんだけど、映像の空気感だったのかな。
予告だけで、心にくるものがあった。

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家に帰って調べてみたら、監督、脚本が石井裕也さんの作品だった。
舟を編む、とかが石井さんの代表作になるのかな。
好きな映画監督さんであり脚本家でもある方。

キャストも豪華で。
綾瀬はるかさん、菅田将暉さん、妻夫木聡さん、細田佳央太さんとか。

一昨日の金曜日から公開だったけど、その日は職場の集まりがあったので、昨日朝から見てきた。

寺田ナズナ(綾瀬はるか)は、とある青年に手紙を書きはじめる。
―― 24年前、17歳のナズナ(當真あみ)は、いつも同じ電車で見かける高校生・富久信介(細田佳央太)にひそかな想いを抱いていた。
一方、信介は学校帰りにボクシングに夢中な生活を送り、プロボクサーを目指していた。そんな彼らに、運命の日、2000年3月8日が訪れる。
―― 2024年、ナズナからの手紙を受け取った信介の父・隆治(佐藤浩市)。その手紙の中に亡くなった息子の生きた証を確かに感じ、知りえなかった信介の在りし日が明らかになっていく。そして、隆治はナズナに宛てた手紙を綴りはじめる。愛する者を亡くして生き続けた隆治とナズナとの邂逅により、24年前の真実とナズナが手紙を書いた理由が明らかになる。
人はなぜラブレターを書くのか ―― その手紙が“奇跡”を起こす。

人はなぜラブレターを書くのか HP STORY引用



この映画の感想というのか、私が感じたことを少し書き残そうと思って、書いている。


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正直、亡くなる人がいる。

ただ、亡くなっても、それはその人のカラダが世界から消えるだけで、魂や想いはどこかに残ってると思ってる。
その人の存在が消えるわけじゃない。
その人の物語は終わるわけではなくて続いていて、誰かの物語の横にずっと寄り添ってくれているような、そんなことをこの映画から感じて。

関係がないんじゃないか、と思うような、24年前のなずなの想い人となずなの娘さんも、なにかしらかのご縁があるような、みんな繋がって続いているような、そんな話で。

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昔の想い人に手紙を書くということ。
それは、今結婚している人がいるのに、過去に想った相手を引きずっている、とかそういうことではなくて。出逢ったというご縁というか。

その人を大切に想ったり、想われたりした瞬間があったご縁というのは、もうそれはその人の人生にずっと関わっていくもののような、何かしらかの影響を与え続けていくような、そんなものになる気がしていて。

救ってもらったり、救っていたり、その時の事実って尊いものだと思う。
それはあとから誰かが否定するような感情じゃなくて、それがあったから今の自分がいるし、その時の感情を伝えることで救われる人が少なからずいるのなら、救われる誰かに伝えるのも大事なのだと、この映画を見ていて思った。

そして、なずなの夫がとても素敵だった。
人間愛を大事にしている夫で。
すごくよかった。


あと私がすごくグッときていたのは、主要な登場人物が皆真っ直ぐ生きているところで。

人に笑われても、絶対無理だと言われても、自分の夢を信じて突き進んでいた。

物語の中でもあったけど、真っ直ぐな人に悪意をもって接してくる人がいる。
それに屈しない。
それは誰かのためでもあるし、でも、結局は自分のためでもあって。

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なにかを目指したときに、なぜそれをやりたいのかは、はっきり言語化できない気がしている。
いろんなことがあったからそういう考えになったわけで。

何かの理由を説明できるってすごいことだけど、やりたいからやる、って気持ちが一番の理由であること、それを熱意を持って伝えてくれることが、とても誠実なような気が、この物語を見て感じたこと。

真っ直ぐ生きること、それを綺麗事という人もいるのかもしれない。
でも、私は綺麗事が好きだ。
それを社会をわかってない、自分をわかってない、と言ってくる人がいても。

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自分の話になるけど、無意識、意識的、その両方とも、悪意をもって私に接してくる人は、何人もいる。
そんな時、まず自分の行動を省みる。
何かその方によくないことをしたかもしれないと。
でも、思いつかない時に、悩む。

私が気付けていない場合はたくさんあると思う。
勿論、自分が反省しないといけないことはわかったらちゃんと謝るし、ちゃんとする。
でも、それでも、相手の何かが好きじゃないからと言って、それをまた悪意で返すのは、綺麗じゃない、美しくない、と思う。

こういうことをリアルの世界で言うときっと嫌われるんだろうなと思うんだけど、それでも思う。

私はやっぱり、強くこられても、悪意で返したくない。

だから、これから悪意を渡されそうになったら、まず、それを受け取るのをやめよう、ってこの映画を見た後、すごく思って。
自分勝手かもしれないけど。
受け取らなければ、返そうとは絶対に思わないだろうから。
まずは、そこから。

人生で大事にしたいことや、大事な人を想うことに向き合うと決めたら、悪意に向き合う時間はできるだけなくしたい。
だって、時間って有限だから。




主題歌のエルダーフラワー。

たとえどれほど荒んだ世界でも
続いていくだけで 輝きをまとって
実る想いは ただ永遠に愛

エルダーフラワー歌詞 一部抜粋

いろんな素敵な言葉がある曲だけど、私はこの最後の歌詞に1番グッときてしまった。

世界ってそんなに綺麗なものばかりではないかもしれないけど、それでも、自分の想いを遂げるために自分を信じて進んでいくことで実るものはある。それが愛だと。

映画から感じ取った想いと、この曲が、とてもリンクした。



そして、要所要所で差し込まれる空や風景の映像がとても綺麗な映画だった。
演者さんが映っていない、情景だけが挟み込まれる瞬間がたくさんあって。

物語自体は暗雲立ち込めることはたくさんあったけど、空は綺麗な空が印象的だったかな。
登場人物たちの心の美しさが空に現れてるみたいで。すごくよかった。



あと、細田佳央太さん。
高校生時代のなずなの想い人をされた方。
眼差しがすごくよかった。
真っ直ぐさと無骨さを感じられるような瞳。

いわゆるお顔がいい方っていうのは、芸能の世界にはたくさんいるし、パッと見て麗しい~と思うことはいくらでもあるけれど。
でも、惹かれるまでってあんまりないというか。
あの瞳は近くで見たらそらせなくなるやつだ~ってすごく思った。

バラエティに出てるのを前に見たことがあったけど、全然違う人に見えて。
役者さんの凄さを改めて感じた。



パンフレットとキーホルダー



いつもはパンフレットだけ買うけど、感じた想いを忘れたくなくて、キーホルダーも買ってしまった。
これは、なずなが働いてたお食事処の看板がモチーフ。
どこにつけようかな☺︎


タイトルの回収。
人はなぜラブレターを書くのか。
これは映画を見て感じたすべてが答えだと思ったので、言語化はできないなって。

答えはいつだってはっきりしてないけど、それでも、自分のその時の想いを大事にして真っ直ぐでいることの大切さを改めて教わるような、そんな映画だった。

途中からずっと涙が止まらなくて。
周りもずっと啜り泣きしてたな。
なんか同志がたくさんいるみたいで、ちょっと嬉しかった。
最後落ち着いたと思ったら、エンディング流れてきて、またひと泣きした。
主題歌、本当ぴったりですごい。

また好きな作品が増えた☺︎

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めちゃめちゃ長くなってしまったな~。
気持ち、すぐ溢れちゃう。
でも、想いは留めておきたくて。

まとまっていない雑文をここまで読んでくださった方、ありがとう♡