「ビジネスコンテストで優勝=売れる」という考えは間違いだった
こんにちは!
洋服を “手のひらサイズ” に圧縮するサービス、「Pocket Tips(ポケットチップス)」を開発している株式会社SJOY代表の川口です。
今回はちょっと真面目なテーマとして、起業家の登竜門ともいえる「ビジネスコンテスト」にちなんだお話をしてみます!
TSG(Tokyo Startup Gateway)に挑戦してみた
2023年、わたしは東京都が開催しているTokyo Startup Gateway(以下、TSG)に応募しました。
世の中には本当にたくさんのビジネスコンテストがありますが、わたしがTSGに応募したのは広告の熱量に惹かれたから!
「400字から世界を変える」というキャッチコピーにビビッときて、その場でエントリーを決意しました。
ファイナリストに選ばれて分かった理想と現実のギャップ
3,000人以上の応募者の中から、ありがたいことにファイナリスト(10人)まで進出。

ここに至るまでもかなり紆余曲折あったのですが、この話はまた別の機会に……!
結果は惜しくもグランプリを逃してしまい、当時はやっぱりすごく落ち込みました。
でも、いま振り返って思うのは、コンテストにおいて「審査員に刺さるプレゼンをして優勝する」と「事業として売れる」 は必ずしもイコールではないということ。
実際、受賞できなくても事業として大成功し、世の中に広がっている会社もたくさん存在します。
もちろん参加するからには優勝を目指すことが大前提ですが、 それだけをゴールにするのではなく、事業を成功させるための手段のひとつだと捉えることが大切だと実感しました。
優勝は逃したけど得られた真の価値
当時は「頑張ったけど実を結ばなかった……」とかなり落ち込みました。
しかし、数か月にわたって愚直に挑戦し続けた姿勢・実現性・やる気を、TSGのスポンサーや運営会社の人たちはしっかりと見てくれていたんです。
そこから諦めかけていた事業のキーマンを直接紹介してもらうことができ、実はいま入居している「terminal.0(羽田空港が運営する共創施設)」と繋がるきっかけに!

「優勝」という分かりやすい実績は得られなくても、諦めずにやり切ったプロセスそのものが、事業を大きく前進させるターニングポイントになりました。
ベンチャー・起業家がビジコンに挑戦する意義とは
わたし自身が女性起業家として活動する中で、 「どうせ自分なんて……」というネガティブな感情や、「女性だから」「妻だから」 という無意識の役割・固定観念にブレーキをかけられそうになることが何度もありました。
だからこそ、ビジネスコンテストという「事業のことだけを純粋に考える環境」 に自ら身を置くことで、いろんな感情を一旦横に置き、事業の道筋だけに集中して純粋に向き合うことができたんです。
また、社内や身近な人はいわば自分の味方であることが多く、なかなか客観的な意見がもらえないことも。
そんなときにビジネスコンテストで起業家同士で意見を揉み合い、事業のバランス感覚や客観性を養うことができたのも大きな学びでした。
ビジネスコンテストに挑戦するときって、「結果が出なかったらどうしよう」と誰しも不安になると思います。
でも結果が出なくても、本気で挑んだプロセスとそこから得られるつながりは、必ず自分や事業の財産になります。
わたしが起業家として一番大切にしているのは、とにかく行動すること。
いま迷っている人がいたら、ぜひ挑戦してみてほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
