スーパーマーケット・トレードショー2026総合卸の提案
国分グループ本社、供給網の全体最適を提案、価値循環プラットフォーマー

今年からスタートした第12次長計の新ビジョン「食の価値循環プラットフォーマー ~より地域へ、さらに世界へ~」をテーマに産地・生産者から加工、物流、そして取引先の支援、生活者トレンドに至るまで、従来の「商品」「卸機能」「地域」「パートナー連携」を融合させ、サプライチェーンの全体最適を提案した。海外事業と低温事業のほか共創圏パートナーの機能とオリジナル商品もアピールした。
新たな販促手法としてVTuberと喫食機会を提供する次世代マーケティングを紹介。「K&K缶つま」の事例では、VTuberがPRしたい商品を選び、ファンが同じ商品を購入、配信で推しと一緒に試食、SNSでユーザー投稿が発生。SNSでの強い発信力と圧倒的なコメント量、大型会場相当の同時視聴者数を獲得できた。
また、蔵元で日本文化をインバウンド客に楽しんでもらう「体験」から「購買」へつなぐ観光DX。
海外事業では輸入調達として鶏肉加工品(中国、タイ)やベトナム産の冷凍マンゴー、インド産冷凍ポテトなど、ニーズに合わせた開発・加工力と高品質でありながらコスト競争力のある商品を提案した。
低温事業は生産者から生活者へつなぐ供給網として、ナックスなどグループ企業やパートナー企業も含めてそれぞれの独自商品を訴求。共創圏パートナーの一員となった滋賀県の酒類卸エスサーフは「うち呑み純米酒」シリーズとして近江の地酒を紹介。
国分グループが日本での販売代理店となった、ハワイで創業し今や全米で愛されるベーカリー「キングス ハワイアン」。
地域共創ビジネスではオール岩手で商品開発した「K&K缶つまJAPAN 奥州いわいどりのアヒージョ風」、能登復興支援企画では日本郵便が運営する「郵便局のネットショップ」に出店し能登の産品を販売、能登の魚醤「いしる」とカニカマに「キユーピーマヨネーズ」を使用するオリジナルレシピの普及拡大にも努める。
デリカテッセンは①産地・生産者と取り組む事で持続可能なデリカ売場提案②海外産地との直接貿易で実現する価値の提案③バックヤードへの調理ロボット導入により生み出せる価値の提案をおこなった。
三菱食品“MEET&EAT STREET”国内外の独自ブランド訴求

コンセプトは人と食が交差する三菱食品ストリート“MEET&EAT STREET”として、商談機会を最大化する場の提供。「からだシフト」や「かむかむ」「HARIBO」「J-CRAFT TRIP」など国内外のオリジナルブランドを試飲・試食提供により訴求した。
健康ブランド「からだシフト」の糖質コントロールシリーズに春の新商品「糖質オフ かつおふりかけ/のりたまご」(常温食品)2品と冷凍スイーツ「同ドーナツ オールドファッションチョコ/もちもちシュガー」2品。
「ふりかけ」は売れ筋パックごはん「糖質オフ ごはん大麦入り」との利用を訴求。通常のふりかけと比較して糖質を40~50%カットした。
「ドーナツ」は30~45%カット、罪悪感なくワンハンドで食べられる。
食を通じた地域活性化ブランド「もっとNIPPON!」は北海道産きなこと沖縄県産黒みつを使用した新商品「黒みつきなこ」や、食べ切りサイズの和惣菜の乾物キット。海外食品には世界No.1メキシカンフードブランド「オールド・エル・パソ」とイタリアでパスタ・パスタソース売り上げNo.1「バリラ」。
菓子は2秒に1個売れている発売24周年のチューイングキャンデー「かむかむ」、1828年創業の日本橋に本店を構える和菓子の老舗「榮太樓」、100年以上の歴史がある欧州No.1グミ「HARIBO」、1845年創業、120カ国以上で愛され続けるスイスのプレミアムチョコレート「リンツ」、スイス産のハーブのみを使用した50カ国以上で支持されている「リコラ」など。
酒類は国内を代表する蔵元と吉田類氏が監修した「吉田類 お薦め 地酒」や「旅したくなる」チューハイ「J-CRAFT TRIP」シリーズ、チリで自社ぶどう畑にこだわったワイン「ルイスフェリペエドワーズ」、100年以上続くイタリア・トスカーナ州の家族経営ワイナリー「センシィ」など。
三井、伊藤忠、アクセスなど、優位な機能や独自商品訴え

三井物産流通グループや伊藤忠食品、日本アクセス、トモシアホールディングスなど総合食品卸もそれぞれの優位性ある機能や独自商品をアピールした。
三井物産流通グループは差別化カテゴリーとして手軽にインナーケアができる水分補給×栄養素の「サイクル・ドットミー ウォーター」シリーズを訴求。新たに業界初で1日分のビタミンC(100㎎)が摂取できる無糖「ビタミンCがとれる水」を発売する。既存品は「食物繊維がとれる水」「たんぱく質がとれる水」。
CO2削減貢献度を数値化した「デカボスコア」の導入提案と具体的に青果や加工食品でのスコア値も紹介した。
伊藤忠食品は凍眠凍結でいつでも旬のおいしさが味わえる「凍眠フルーツ」×メーカーコラボ企画(午後の紅茶、パルテノ、美酢)、凍眠フルーツQRコードキャンペーン、牛たん利休監修冷凍食品、輸入酒。
日本アクセスは「朝食向上委員会(仮)」や減塩(かるしお)生活の販促企画、ECプラットフォームの活用提案、輸出支援などのほか、チルドスイーツやオリジナル冷凍ポテトサラダの試食も提供。
トモシアホールディングス(旭食品、カナカン、丸大堀内)はオリジナル商品として旭食品の「土佐山村のゆずぽん酢」「いかの姿あげ ゆず胡椒風味」、カナカンは「まるでずわい蟹のようなカニカマ」「金澤すいーとぽてと」、丸大堀内の「青森煮干し拉麺 醤油味」「果実のおもてなし ももりん」などを試食提供、取り扱い提案を行った。
