ラーメンどんぶり展レビュー【東京・六本木】
昨晩のこと。東京で開催しているアート情報を検索してみると、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで「ラーメンどんぶり展」なる企画展が開催されているじゃないですか。
しかも6月15日(日)の今日が最終日!
これは行くしかない!と張り切って、10時の開場と当時に行ってきました。
👉焼き物の町 益子を訪れたときの記録は、ブログにまとめています。
→ラーメンどんぶりから益子焼まで。焼き物ってどうやって発展したの?
遠くからでもわかる見慣れたアレ

六本木駅から21_21 DESIGN SIGHTを目指してトコトコ歩いてると、目に鮮やかに飛び込んでくる「ラーメン」の暖簾。
東京ミッドタウンの計算されつくした「洗練の風景」の中に、この真っ赤な暖簾はとても異質で目が離せなくなります。
歓迎の気持ち、人肌のぬくもりをしっかり感じるのに、シャレもきいていておしゃれな現代アート。
まだひとつもどんぶりを見ていないのに、「来てよかったな」と感じます。
お気に入りのお店のどんぶり、あるかな

このフロアには全国の名店のどんぶりが並びます。
熊本旅行で食べた「大黒ラーメン」(くりぃむしちゅーのお2人も大好きらしいです)。
ちょっとした思い出があるお店の器があると嬉しくなります。

私の地元。宮崎から全国に発信する辛麺「桝元」の器も発見!

お目当てのどんぶりに感動

展示の中でも特に楽しみにしていたのが、田名網敬一さんデザインのどんぶり。
今回の企画展のキービジュアルにも使われている作品で、実物を前にしたときの存在感と異様さは格別でした。


なんのタイミングか、つい先週、田名網敬一さんの生き様や作品を紹介するテレビ番組を見たところだったので、こんな形で作品に触れられたことに偶然とは思えず、静かに興奮しました。
こんなどんぶりにも巡り合えました
このカラフルなガイコツがたっぷりのどんぶり。どなたの作品だと思います?

正解は横尾忠則さん!

「とんこつラーメンを食べてしっかりした骨をつくりましょう。」とのメッセージが添えてあります。
「とんこつ×ガイコツ」「豚と人間」「骨から作るスープ」……
そんなテーマがチラつくのに、描かれているのは、まるでふざけているようなカラフルな骨。
風刺なのか、「おいしく食べて、楽しく生きよう」というメッセージなのか。それとも、ただのダジャレか。
なんて、少し神妙な気持ちにもなったのですが、同時に「むかし、ホネホネロックって歌あったよな。ほーねほねー」とも思ってた。
出会えてよかったどんぶりでした。
自分なりの総括
ラーメンどんぶりという、目的・用途がバッチリ決まっていて、サイズもほぼ均一な器。
そこに、全国のラーメン店と芸術家たちがそれぞれの感性をぶつけた作品が並ぶこの展示は、制約の中の自由を楽しむ場のようでした。
ラーメンすらアートにしてしまう日本人の感性とエネルギーに、ワクワクが止まりません。ほーねほねー♪
