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人生100年時代の筈なのに、なぜ最初の12年がこんなに忙しいのか?

「中学受験しないんですか?」


長男が小3となり、周りからこの質問をされる事が増えてきた。

私はnoteの中で何度も書いているように、中学受験云々以上に「受験産業」にどうしても納得できないので現時点では気が進まない。

私自身が「正社員」という仕事を離脱した理由も、「自分の時間」が大切だったから。

その意味で「中学受験に誘導する」というのは、子供の自由時間の侵害だ。


もちろん、選択肢が広がるし、後から振り返った時に「受験させれば良かった」と思う可能性も十分ある。

だけど。
どうしても考えてしまう。

「それって本当に大丈夫?」と。


最近、明らかに流行ってる「自分軸」という言葉。

自分軸とは、自分がどう生きたいのか・何を大切にしたいのかといった価値観やビジョン、その先にある目的のことをさす言葉です。


これって、「限られた椅子」を他人と競い合うのとは真逆の話だ。


今、書店に行っても大人向けのビジネス書や自己啓発書には「自分を大切にしよう」とか「頑張るのはやめよう」みたいな本が溢れている。


それなのに子供が主役の「中学受験」という世界はものすごい競争社会だ。

中学受験なんて、思いっきり「他人軸」の世界だろう。


「良い大学に入って良い会社に就職して…なんて時代は終わった」

と、よく言われているにも関わらず。

「そうは言っても、良い大学に入らなきゃダメだよね」

という感じだ。


もちろん、良い大学に入らないとダメなのかもしれない。


だけど、子供時代に思いっきり他人軸で人と競い合ったり、「学校が求める子供像」を目指す事に時間を全振りしたら。

その結果。

自分軸がない大人」になってしまうのではないだろうか?


中学受験の塾通いがスタートする時期はどんどん低年齢化してきている。

昔は小4と言われていたようだけど、今は大手塾ともなれば小1どころか年長からスタートできる塾もある。


小学校受験時代に知り合ったご家庭の中には、無事に私立小学校から合格をもらったら、1ヶ月後には「中学受験塾」にお引越ししていた(笑)

習慣という意味では切れ目がない方がよいのだろうけど。

幼少期からずーっと「他人からの評価(成績)」を気にしないといけないといのは、中々シンドイ。


そもそも忙しすぎない?

生まれてきて、まだ10年も経ってない。

つい最近までオムツつけていた子供達が、競争社会にさらされるのがあまりにも早い。

人生100年時代と言うじゃないか。

それなのに、何で最初の10年ちょっとがこんなに忙しいのだろう?


我が家は、私の価値観の変化と共に。

どんどん子供の自由時間を増やしている。

学童にも行かなくなり、平日の放課後はだいたい毎日のように「公園遊び」に費やしている。

その間にも多くの同い年の子供が、塾をはじめとする色々な場所で頑張っている。

「毎日同じ公園で遊ぶ」なんて、暇で意味のない事なのでは?

他の子に置いていかれるのでは?

と不安にならないわけではない。


だけど、公園から帰宅した子供はすごく楽しそうだ。

そして「今日、今まで登れなかった木に登れるようになったよ!すごい高くて良い景色なんだ!登れるところ、今度見せてあげるね!」などとキラキラした目で話してくる。


「木登りができても…」と思ってしまうけど。

でもきっと。
これこそ自分軸だ。

子供が自ら「自分の目標」を見つけて、試行錯誤しているのだ。


きっと暇な時間がなければ。

「木登りしよう」なんて思わない(笑)



他人から見たら、全然評価されないことでも、自分にとっては最高なこと。

それを見つけるのは、そう簡単なことじゃない。


「子供を自由にさせておく」が、本当に正解なのかわからない。


その答え合わせは、大学進学や就職時点でもわからない。

きっと私と同じくらいの年齢になってもわからない。

だって人生100年時代じゃない。


ついつい「物凄く早い段階のゴール」に向けて焦ったり、躍起になったりしてしまう。


だけど、子供自身が「納得感のある生き方」をできるように。


子供が「自分を知るための時間」をやっぱり大切にしたいと思う。


〈あとがき〉
本日、キャンプにきております。
慣れない寝具で、案の定しっかり眠れず😂
夜明けも遅い11月で、朝散歩にも中々いけず…という朝です(笑)

今日も有難うございました。


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