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【失敗事例編】20代がハマる「クレカの沼」。親が伝えたい5つの失敗談

晴れてクレジットカードデビューを果たした若者たち。 自分の名前が入ったカードを手にする高揚感は、大人へのパスポートを手に入れたような誇らしさがあります。

しかし、20代前半はお金の扱いで最も失敗しやすい時期でもあります。 知識不足や経験の浅さから、気づけば借金を背負っていたり、トラブルに巻き込まれたり……。

ここでは、先輩たちの「痛い教訓」を5つのパターンに分類しました。これらは決して他人事ではありません。

失敗その1:圧倒的No.1の恐怖「リボ払い地獄」

クレジットカード利用者の後悔談で、不動のワースト1位がこれです。 クレジットカード比較隊 編集部 が実施したアンケートでは、約35%以上の人が「リボ払いを利用したことを後悔している」と回答しています。

なぜ「地獄」なのか?

リボ払い(リボルビング払い)の恐ろしさは、「毎月の支払額が一定で楽」という甘いマスクを被っていることです。

  • 入り口: 「30万円のブランドバッグを買っても、支払いは月々5,000円でOK!」

  • 現実: その5,000円の多くが「手数料(利息)」に消え、元金(バッグの代金)がほとんど減らない。

  • 結末: 支払いが終わるのに数年かかり、その間に手数料だけで10万円以上払っていた……なんて笑えない話がザラにあります。

若いうちはカード会社から「リボ払いに設定すればポイントプレゼント!」といった甘い勧誘メールが頻繁に届きます。 お子さんには、「基本は一括払い。リボ払いは借金地獄への入り口だから絶対に設定するな」と強く釘を刺しておきましょう。

失敗その2:身の丈以上の「浪費」

「つい限度額いっぱいまで使ってしまい、支払日に青ざめる」 これも若い世代の典型的な失敗です。

クレジットカードは、お財布から現金が減らないため、「お金を使っている感覚」が麻痺しがちです。 上記のアンケート調査でも「自身の支払い能力を超えて使いすぎてしまった」ことを後悔している人が多く挙げられています。

アルバイト代や初任給には限りがあります。 「来月の給料が入るから大丈夫」と安易にカードを切っていると、いつか必ず破綻します。「カードで使うお金は、あくまで自分のお金。魔法の杖じゃない」という意識を持たせることが大切です。

失敗その3:安易な「キャッシング」利用

クレジットカードには、買い物機能(ショッピング枠)とは別に、ATMで現金を借りられる「キャッシング枠」が付いている場合があります。

これを「自分の口座からお金を引き出す」感覚で気軽に使ってしまうと大変なことになります。 キャッシングは、はっきり言えば「高金利の借金」です。

「飲み代が足りないから1万円だけ…」 その1回がきっかけで、借入残高が雪だるま式に膨らみ、多重債務に陥るケースも要注意です。 緊急時以外、カードで現金を借りるのは厳禁。どうしてもお金が必要なときは、カード会社ではなく親に相談する勇気を持たせてください。

失敗その4:「サブスク」の解約忘れゾンビ

これは現代ならではの失敗です。 20代は動画配信、音楽、マンガアプリなどのサブスクリプション契約が多い世代。

  • 「初月無料だから」と登録し、解約を忘れてズルズル課金され続ける

  • 全く見ていない動画サイトに毎月1,000円払い続けていた

こうした「少額の垂れ流し」が家計を圧迫します。これを防ぐには、毎週や毎月の利用明細チェックしかありません。 「見慣れないサービス名(海外の決済代行会社など)」からの引き落としがないか、定期的に確認する習慣をつけさせましょう。

失敗その5:社会経験の浅さを狙う「詐欺・トラブル」

若者を狙う悪意は、ネット上にもリアルにも溢れています。

  • デート商法/マルチ商法 「クレジットカードで契約すればすぐに元が取れるよ」とそそのかされ、高額な商品や投資用USBなどを契約させられるトラブル。

  • フィッシング詐欺 Amazonやカード会社を装ったSMSで「不正利用の疑いがあります」と送りつけ、偽サイトに誘導してカード情報を盗み取る手口。

政府広報(消費者庁)も注意喚起していますが、18〜20代のトラブル相談は後を絶ちません。 「怪しいメールのURLは踏まない」「カード情報を入力する時は疑う」。この基本動作を徹底させましょう。

そして、万が一トラブルに巻き込まれたら、何よりまずは「親」に連絡すること。 これを約束させておきましょう。

子どもは「親に怒られる」「ガッカリされる」と思って隠そうとします。だからこそ、 「絶対に怒らないから、困った時はすぐに言いなさい。一緒に解決しよう」 と事前に伝えておくことが、被害拡大を防ぐ防波堤になります。親に相談した上で、必要なら一緒に消費者ホットライン「188(いやや!)」やカード会社へ連絡するのがベストな対応です。

まとめ:失敗談は「親からの愛ある警告」

いかがでしたか? 身に覚えがあるものもあれば、「まさか自分の子が…」と心配になる例もあったかもしれません。

失敗は誰にでもあります。しかし、「こういう失敗パターンがある」と知っているだけで防げる事故は多いものです。

説教臭くならないように、「お父さんやお母さんも若い頃、リボ払いの仕組みが分からなくて焦ったことがあってね…」と、親自身の失敗談(あるいは友人の話)としてカジュアルに話してあげるのも効果的です。

そして最後に一言、「何かあったら、世界中の誰よりも先に、お父さん(お母さん)に相談しなさい」と伝えてあげてください。 それが、子どもが大きな痛手を負うのを防ぐ、最後の砦になるはずですから。

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