「小学校に入れば楽になる」はウソ。 娘の【小1の壁】で公務員を辞めた父の本音
やって来た「小1の壁」
「保育園までは、なんとか回っていたんです。」
これは、わが家が何度も口にしていた言葉です。
共働き。
朝は時間との戦い。
送り迎え。
急な発熱。
終わらない家事。
・・・・決して余裕なんてありませんでした。
それでも、保育園という仕組みが、家庭を支えてくれていました。
ですが、その前提は、小学校入学と同時に一気に崩れます。
世間では、それを「小1の壁」と呼びます。
正直、私は甘く見ていました。
なんとかなるだろう。
みんな乗り越えているんだから。
学童もあるし、多少大変になる程度だろう。
そう思っていました。でも、違いました。
わが家にとっての小1の壁は、「生活スタイルの変化」なんて軽いものではありませんでした。
仕事。収入。心。家族の時間。人生設計。
全部を揺らすレベルの出来事でした。
そして私は、公務員を辞めました。
祖父母の協力なし
「小1の壁」を語る上で、かなり重要なのに軽く扱われることがあります。
それが、「祖父母の支援があるかどうか」です。
わが家は、夫婦ともに、両親の協力が現実的に望めませんでした。
つまり、子どもが体調を崩しても、学校が早く終わっても、長期休みに入っても、基本的には夫婦だけで回すしかありません。
これは、本当に重いです。
「困った時は、おじいちゃんおばあちゃんにお願いできる」
この前提がある家庭と、ない家庭では、難易度がまるで違います。
もちろん、頼れる祖父母がいること自体が悪いわけではありません。
ただ頼れない家庭は、最初から別ゲームだということは、もっと知られていいと思います。
保育園時代の感覚だと、危険⚠️
保育園時代は、長時間預かってもらえます。
親が働く前提で、社会がある程度設計されています。
ですが、小学校は違います。
急に、家庭側へ責任が戻ってきます。
帰宅時間。宿題。持ち物。連絡帳。長期休暇。学童問題。
そして、子どもの精神的負担。
「小学生になったから、少し楽になるよね」
そう思っていた自分を、今なら止めたいです。
むしろ、「親の管理負荷」は増えます。
しかも、子ども本人も、新しい環境でかなり疲弊しています。
保育園では元気だった子が、急に不安定になることもあります。
大人だって、新しい職場は疲れる。
それを、まだ小さな子どもが毎日やっているわけです。
誰にでも言われた言葉
公務員を退職する際、本当に会う人会う人に言われました。
「公務員を辞めるなんて、もったいない」
辞めた後でも言われますし、今でも言われています💦
実際、その通りだと思います。
安定
福利厚生
社会的信用
景気に左右されにくい収入
今の時代だからこそ、公務員という立場は、かなり強い。
辞めた今だからこそ、痛いほどわかります。
当時の私は、心も体もかなり削られていました。
このまま続ければ、家庭が壊れるかもしれない。
子どもとの時間が、取り返せなくなるかもしれない。
そう感じていました。
だから、退職を選びました。
ですが今なら、別の考え方もできます。
もしかしたら、「辞める」だけが唯一の正解ではなかったのかもしれない。
副業でなんとかなると思っていた
これは本当に甘かったことで、後悔があります。
公務員の副業には、かなりの制限があります。
そのため、大々的に副業に取り組むわけにはいきません。
それでも趣味の延長でやっていたブログやせどりで、これからなんとか収入を作れるのではないか。
そんな期待を持っていました。
今の時代、SNSを見ると、在宅ワークや副業で生きていく人が、たくさん見えます。
でも、実際にやってみるとわかります。
「小1の壁」で疲弊した状態で、副業を伸ばすのは、簡単ではありません。
子どもが寝たあと、疲れ切った頭、明日の準備、終わらない家事。
その状態で、安定収入を作る。
思っていた以上に、難しいです。
もちろん、成功する人もいます。
ですが、「なんとかなるだろう」で飛び込むには、かなり危険な世界でもあります。
特に、家計に余裕がない状態だと、精神的にも追い込まれます。
今でも後悔していること
これは、正直に書いておきたいです。
私は、あと数年勤務を続ければ、行政書士資格を得られる状況でした。
ですが、退職したことで、その道は消えました。
今でも、ふと思います。
「あの数年を耐えていれば…」
もちろん、当時は当時で限界でした。
だから、過去の自分を完全否定する気はありません。
でも、“辞める前に確認すべきだったこと”は、確実にありました。
・退職によって失う資格 ・在職中しか得られない制度 ・福利厚生 ・将来的な年収差 ・転職市場での価値 ・家計が何年持つか
こういう部分は、感情だけで飛ばさない方がいいです。
小1の壁は、感情をかなり揺さぶります。
だが人生設計まで巻き込む問題だからこそ、“冷静な確認”も必要でした。
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ここまで読んで、「うちも危ないかもしれない」と感じた方へ。
ここからは、実際に小1の壁を経験し、公務員を辞めた立場から、もっと現実的な話を書きます。
・わが家が本当に苦しくなった瞬間
・退職前にやるべきだった準備
・祖父母に頼れない家庭の現実解
・副業収入のリアル
・「辞める」以外の選択肢
・共働き家庭が先に整備すべきこと
・心が壊れる前にやるべきこと
これから小学校入学を迎える家庭にとって、不安を煽るための記事ではありません。
あなたの、後悔を減らすために書きます。
「なんとかなる」は、準備した人だけの言葉
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