私から見た「重岡大毅」というアイドル
書くかどうか迷ったのですが、多分世間一般の「アイドル観」と、重岡大毅という人が見せてくれている「アイドル像」に大きな隔たりがあることを感じたので、もう少しでファン歴7年になる私から見た、あくまでも私の解釈の重岡大毅さんについて、書いてみたいと思います。
太陽のような人
何かに例えるとしたら、これかな、と思っています。
「太陽のような人」というと、明るくて賑やかなイメージを持たれると思います。実際、彼はグループのセンターで、一気にステージを明るく賑やかにしますし、自由奔放なところもあり、ステージ上などで見ると「陽」のイメージが強いと思います。
でも彼の良さは、「メラメラとした夏の太陽」にも、「希望の朝日」にも、「優しい・切ない夕焼け」にもなれるし、時には「太陽の光を雲で隠す」こともできるところだと思っています。その時々の表現で、強くも優しくも、明るくも切なくもなれる。夏は太陽が暑苦しいなぁと感じるけど、落ち込んでる時にふと見る夕焼けは心に沁みたりする。彼もそんな人だと感じています。
そして、太陽は直接目で見ると眩しくて目にダメージを受けるため、あまり直視できません。そうして太陽本来の姿を、なかなか直接人目に晒さない人でもあると思います。
熱い巻き込み型アイドル
重岡大毅というアイドルは、特に「音楽フェス」という場で輝きを増し、目を奪うことが多いように思います。これは、彼が会場中を巻き込むMCとパフォーマンスの持ち主で、特にロックやバラードのような感情をダイレクトに伝える楽曲との相性も良いためだと思います。彼は元からこういうタイプだったわけではなく、WESTꓸの過去のライブDVDを見ると、特に「なうぇすと(2017年初頭のライブ)」辺りではかなり自分の「アイドルらしさ」について迷いを感じているような印象を受けました。それが、「WESTival(2018年初頭のライブ)」辺りから「熱い巻き込み型」へと徐々にシフトしていき、その後出演するようになった外部の音楽フェス等で巻き込み力が特に発揮され、WESTꓸが様々なフェスに呼ばれるようになった大きな要因の1つを彼が作り出しているように思います。
不器用な気遣いの人
重岡大毅というアイドルは、とても不器用です。
コンサートに行くと、WESTꓸのメンバーは皆よくファンサービス(お手振り、うちわに書かれた要望に応える等)をしてくれるのですが、彼は他のメンバーに比べてファンサが少なめ。世間一般的なアイドル観で言えば、「アイドルなのにファンサービスしないなんて」ということになると思います。
でもこれはちゃんと理由があり、彼はファンサをすることでファンの間に「ファンサが貰えた」「ファンサが貰えなかった」という格差ができることを気にしているのです。そのことについて悩んでいる時、アイドル誌のメンバー同士の対談で、濵ちゃんのファンサをする理由を聞いて、その後少しファンサが増えたような話を他のファンの方から聞いたことがあります。
そして、最近では、とある名義でライブハウスイベントにソロ出演をする武者修行を1年近く前からしていたことを明かしました。「僕のファンの人にパフォーマンスを見てもらうことが1番大事だけど、それでも敢えて自分のことを誰も知らない人の前で歌うことで、自分のことをもっと知りたい」というようなことを説明してくれました。
この説明動画は、1年近く前に初めてソロライブに挑む前に撮られたようで、彼の密かなソロ活動がSNSによる口コミ等で明るみになるタイミングでいつでも動画を出せるよう、あらかじめ用意していたのではないかと思います。
彼は自分の挑戦してみたいことが例え「アイドルらしくない」と思われても挑戦してみたい。でもそれが明らかになった時に、なるべく自分のファンの人に対して自分の思いを説明しておきたい。そう思って、動画を用意したんだと思っています。
「リアル」を力にしていく人
重岡大毅さんを語る上で、何が1番キーになるかと言われたら、私は「リアルさ」だと思います。
彼は演技に定評がありますが、演技がとてもリアルでナチュラル。
「雪女と蟹を喰う」の時は、自殺を図るシーンから始まる重い内容のため、生死について色々考えたといいます。
彼は「まぁいっか!」という楽曲をWESTꓸとしてリリースした際、「本当はまぁいっか!と割り切るのは苦手」というような話をしていました。
おそらく、役作りについても中途半端に妥協せず、リアルな思いなどを追求しているのではないかと思います。
作詞作曲もしますが、彼の詞を読んでいると、おそらく彼が経験したこと、考えたことが反映されていて、WESTꓸのメンバーも「しげってこういうこと考えてたのか」と確認できるというようなことを言っていました。
実際、彼が悩んでいる時期に書いた「間違っちゃないない」、お父様の還暦に合わせて書いた「サラリーマンの父さん」、映画「35年目のラブレター」の撮影時におそらく書いたと思われる「あかさたなららら」、友達に宛てて書いた「それいけベストフレンド!」等、重岡大毅の歌詞を読んでいくと、その時々で彼が考えていたこと、思っていたことが分かるような気分になります。
全人類愛型アイドル
熱い彼が「愛してるぜ」と言う時は、王子様が言う「愛してる」ではなく、全人類を巻き込み包み込むような「愛してる」です。
アイドルというとどうしても疑似恋愛的なことを求められますが、彼は「全人類愛型アイドル」だと私は思っています。
老若男女問わず彼は愛そうとしているのだと、そんな風に感じています。
実際、同じ事務所のアイドルが集まったイベントで、彼の「愛してるぜ」を聞いた他グループのファンが、不思議な感覚を覚えたというような感想をいくつか見かけたことがあります。
それは、「全人類への愛してる」だったからなのかな、と私は解釈しています。
プライベート秘密主義
彼はプライベートを明かしたがりません。
個人のSNSは一切なし。
私服すらも簡単に公開せず、WESTꓸのYouTubeでもジャージ、コンサートTシャツ、マイクタイソンTシャツで出演。
マネージャーさんにも自宅を教えず、自宅近くで送迎車から降りるほど。
でも、プライベートで起きたご両親や友達とのエピソードは、ラジオや雑誌のインタビュー、ブログなどでは時々語ってくれます。
私の勝手な印象ですが、彼は彼自身のことを話すよりも、彼の家族や友達など、大切な人とのエピソードを話すことを好むように思います。
今は毎日ブログを更新していますが、以前はブログを更新するタイミングは、彼の友達、メンバーなどに触発された時が多かったように感じました。
だから、少し前からブログを毎日更新し始めたことも、今回、家庭をもったことを明かしたことも、私にとっては意外な出来事でした。
彼の中で、心境の変化があったのだと思います。
どんなことによって心境が変わったのかは分かりません。
ただ、前よりも自分の思いをより自分の言葉で伝えたいという気持ちが増していること、そして、本来なら秘密にしたいと特に思っているであろうプライベートのことも、きちんとファン側へも伝えておきたいことを、最近の彼から感じています。
特に家庭をもった発表については、「まぁいっか!」にできない、ファンに対して不器用だけどなるべく平等でいたい彼の、精一杯の誠実さなのだと私は思いました。
そして、お子さんが生まれてから報告したのは、彼のパートナーの方やお子さんへの精神的・肉体的不安がなるべく少ない状態で妊娠・出産を迎えられる配慮をしたからではないかと。
(WESTꓸのメンバーが以前結婚発表した際の誹謗中傷がだいぶ酷かったので、そうしたことも考慮して、パートナーの方への負担がないようにしたのではないか、とも思っています。)
彼にとっては、彼のご家族も、そして応援してくれるファンも、どちらも大事なのだと思います。
彼は全人類愛型アイドルだから、「ファンのことを1番に考えてる」ではなく、「ファンのことも、自分の周りの大切な人たちのことも、どちらも大事に考えたい」人なのではないかな、と。
私の重岡大毅さんに対する今の気持ち
あくまでも私の解釈で、合っているかは分かりません。
私が何を言っても「アイドルとして不適格」と思われる方は思われるかもしれません。
私は、重岡大毅さんのようなアイドルがいてくれることを、希望だと捉えています。
アイドルは、特に最近は、「ファンのことが1番」という態度を示さないといけないような縛りが強く感じられます。
プライベートに関しても、恋愛や結婚について、あれこれ言われることが多いのが「当たり前」になっています。
でも、私はずっと「令和のこの時代になって、アイドルとして活動する年数が伸び、平均年齢が上がっていく中で、ずーっと10代の少年・少女のままでいてほしいような感覚をアイドルに持ち続けるのは、どうなんだろうか」と思っています。
重岡大毅さんは、「33歳のリアルな男性としてのアイドル像」を見せてくれていると思います。
アイドルにリアルさなんかいらない、という人には合わないかもしれませんが、彼は前述したように、ずっと前から「リアルさ」を持ち合わせたアイドルです。
その年齢で起きておかしくないこと、考えること、思うこと、そういうことを表現や発信のエネルギーに変えられるのが、彼の強みだと私は思っています。
私はこれからの彼がとても楽しみです。
自分も家庭をもっているので、家庭をもつと色んな見方や考え方に少しずつ変化が起きるのを、実際に体験してきました。
彼の結婚報告の文言を見て、彼も自分のお子さんを迎えて、何かを感じているのだろうなというのを察しました。
彼の言葉や、作詞作曲や、演技などの表現が、そうした経験を経て、深みを増していくんじゃないかと思っています。
そして、これからどんな言葉を綴っていくのか(ご家族のことをダイレクトに語らずとも、言葉の端々にそれによる変化や思いを感じることがあるかもしないという期待)、どんな表現でそれを表してくれるのか、彼が「まぁいっか!」ができない、不器用で真っ直ぐな人だからこそ、それを知りたくて、見たくて、聞きたくて、楽しみでたまらないんです。
重岡大毅さん、改めて、ご結婚とお子さんの誕生、おめでとうございます。
重岡大毅というアイドルにしかできないことを、挑戦を、これからも勝手に見続けさせてください。
そして、これからも重岡大毅の「全人類愛」を浴びさせてください。
『愛せ、君の人生。』
※今回、しげのことに特化して書きましたが、結婚を同時発表した濵ちゃんに対しても、祝福しています。
濵ちゃん、ご結婚おめでとうございます!
濵ちゃんがいつも私たちに言ってくれるように、濵ちゃんのこれからにも、良い事ばかりが起こりますように……!
