【キャンプ初心者必見】知らないと損する炭の種類と選び方|火起こしのコツ&おすすめ5選
キャンプのバーベキューで使う炭って、みなさんはどこで買っていますか?
僕は先日ホームセンターへ行ったとき、キャンプコーナーの炭売り場を前にしばらく立ち尽くしてしまいました・・・なぜって?販売されていた炭の種類が多すぎたんです。「え・・・?どれを選べばいいの・・・」と挙動不審の変出者のように棚を行ったり来たりしてしまいした。
そもそも僕なんて、「炭=黒くて燃えるもの」くらいの認識しかありませんでした。結局、よくわからないまま「BBQ用」と大きく書いてあるそれっぽい小さな段ボール箱をカゴに入れて購入。これが後で火がつきにくいわ、すぐ燃え尽きるわで散々な思いをしたことが懲りずに何度かあります。
でも、炭は種類や特徴を少し知っておくだけで、火持ちも燃焼時間もぐっと変わるんですよね。火加減の調整に振り回されずに済めば、もっと食事や会話に集中できるはずです。
今回はそんな炭の種類や特徴について改めて深堀りしつつ、おすすめの炭も紹介していきます。
✅️バーベキューに必須の炭を深堀り!
炭と薪の違いとは
炭と薪はどちらも燃料として使われますが、性格はまるで違います。
薪は木をそのまま切り出したもので、勢いのある炎を楽しむ焚き火やキャンプファイヤーに向いています。火力の調整は難しく、気がつけば「ちょっと燃えすぎじゃない?」と炎が暴走気味になることも。暖を取るなら薪が一番頼りになります。
一方で炭は、木を時間をかけて蒸し焼きにして炭化させたもの。燃焼時間が長く、煙も少なく、火力が安定しているため、調理には炭が向いています。最初の着火は少し手間ですが、一度火がつけば長時間安定して燃えてくれる、まるで“職人肌”のような存在です。
焼き肉店で使われるのもほとんどが炭。薪で焼く焼肉屋なんてあまり見ませんし、実際のバーベキューでも圧倒的に炭が主役です。
炭の種類と特徴
炭って意外に種類があるんです。
炭(以下、木炭と呼びます)とは、木材を炭化させたものですが、その性質や製法によっていくつかの種類に分かれます。ここからは代表的な木炭を紹介していきます。
① 白炭

白炭は、高温で焼いた木炭に灰と土を混ぜた「消粉(けしこ)」をかぶせ、湿気を与えて仕上げる「窯外消火法」という製法で作られます。
表面に灰がつくため白っぽい色をしていて、叩くと金属音が鳴るほど硬くて重いのが特徴です。
火がつくまでに時間はかかりますが、一度燃え始めると火力は安定し、火持ちも抜群。煙やにおいが少ないのも大きなメリットです。
ただし価格は高め。ナラやカシといった木材が使われるため、贅沢なバーベキューをしたいときにぴったりです。
② 備長炭

白炭の中でも、特にウバメカシを原料として「窯外消火法」で作られたものを備長炭と呼びます。
また、カシ全般やアオガシを使ったものも備長炭と呼ばれることがあります。
非常に硬くて火持ちが良く、煙やにおいも少ないため、プロの料理人や焼き肉店で重宝される高級炭です。価格は少々お高めですが、火力の安定感は抜群で、一度使うと「もう普通の炭には戻れない」という声も少なくありません。
③ 黒炭

白炭が1000℃という高温で仕上げられるのに対し、黒炭は500〜700℃とやや低めの温度で作られます。窯の中に空気が入らないようにして消火する「窯内消火法」で作られ、軽くて柔らかく、名前の通り黒い見た目が特徴です。
火力や火持ちは十分で、白炭より火がつきやすいのが魅力。初心者キャンパーでも扱いやすい木炭です。主にナラやクヌギが使われますが、最近では外国産のマングローブ炭も安価な黒炭として出回っています。
ただし、マングローブ炭は煙が多いものも多く、これを嫌うキャンパーも少なくありません。「煙で服が一発で臭くなった・・・」なんてこともあるので要注意です。
④ オガ炭

オガ炭は、製材所などで出るオガクズを圧縮・加熱して成形した「オガライト(成形薪)」を原料にして作られた木炭です。
白炭や黒炭に比べると価格が控えめで、コストパフォーマンスの良さが魅力です。
一方で、着火には少し時間がかかるのが難点。しかし、いったん火がつけば火持ちは非常に良く、安定した火力が長く続きます。こうした特性から、炭火焼き肉店などでもよく使われている定番の木炭です。
⑤ その他の炭

豆炭は、石炭や木炭などの粉を接着剤で固めて、豆のような形に成形した固形燃料です。
成形木炭は、木材の屑を接着剤で成形したもので、着火しやすい加工が施されているタイプもあります。
そのほか、練炭や竹炭などの種類もあります。用途や価格はまちまちですが、特徴を理解して選ぶことで、より快適に火を扱えるようになります。
✅️キャンプにおすすめの炭はどれ?
「キャンプにはどの炭がいいんだろう?」
僕も最初はそう思って、なんとなく「BBQ用」と書かれた箱を買って失敗しました。炭がすぐ消えたり、やたら煙が多かったり・・・。そこで学んだのは、炭は1種類に絞るよりも組み合わせて使ったほうが断然ラクだということです。
キャンプでよく使われるのは、白炭、黒炭、備長炭、オガ炭、そして成形木炭。この5種類がメジャーですが、それぞれ性格が違うので「炭のチーム編成」が必要です。
火がつきにくい白炭やオガ炭は、着火加工された成形木炭を“助っ人”として使うと、火起こしの時間が激減します。
逆に火持ちの悪い炭ばかりだと、つぎ足し作業に追われて「キャンプってつれ〜(辛い)」状態に。そんな時は、黒炭やオガ炭のように燃焼時間が長く火力が安定する炭をうまく組み合わせるのが正解です。
確かに「炭を組み合わせるなんて面倒くさそう」と思うかもしれません。僕も昔はそう思って、安い炭だけを山ほど買い込んで、結局“つぎ足し地獄”で腕が筋肉痛になりました。
でも、一度組み合わせに慣れると本当にストレスが減るし、無駄に炭を消費しなくなるので節約にもつながります。
ソロキャンプに必要な炭の量とは?
炭は「1人あたり1kg」が目安と言われることが多いですが、実際のところは少し余裕を持ったほうが安心です。特にソロキャンプでは、準備不足で途中で火が消えてしまうと、一気にテンションが下がります。
僕の経験では、1人あたり1.5kgほど用意しておくと、1日分のバーベキューや簡単な料理には十分。むしろ、余った炭は次回に持ち越せるので無駄にはなりません。
ただし、煮込み料理やダッチオーブン料理のように、じっくり時間をかける調理をしたい場合は別です。そういう時は、バーベキュー用の目安の倍、1人2kgくらいを目安に持っていくと安心。
あとは何度か使ってみて、自分のスタイルに合う炭の量を見つけるのが一番です。
キャンプは「慣れ」がものを言いますし、炭が多すぎて困ることはまずありません。
✔1日分のバーベキューや簡単な料理には1人あたり1.5kg
✔煮込み料理やダッチオーブン料理なら1人2kgくらい
✅️炭の使い方 3つのポイント
①炭の下に厚手のアルミホイルを敷こう
②炭は高めに積み上げよう
③道具に頼っちゃおう
① 炭の下にはアルミホイルを
炭を直接グリルに置くと、焦げや灰がこびりついて、後片付けが地獄のように大変になることがあります。そこでおすすめなのが、炭の下にアルミホイルを敷く方法。これだけで汚れがぐっと減り、片付けが驚くほど楽になります。
ただし、アルミホイルを敷く際には注意が必要です。通気孔をふさいでしまうと火が安定しなくなるし、薄手の安いアルミホイルだと高熱で簡単に穴が空くこともあります。
僕は一度、百均のアルミホイルをケチって使ったら、途中で「穴だらけ」になって灰が落ちまくり、結局片付けが倍の手間に…。アウトドア用の厚手タイプを選ぶと、そんな失敗も防げますよ。
② 炭は高く組む
火種を作るときは、着火剤の上と周囲に炭を高めに積み上げるのがコツです。ポイントは、空気の通り道をしっかり確保すること。
炭を高く組むと上昇気流が生まれ、火が回りやすくなります。隙間を作らずギュウギュウに並べると、なかなか火が回らず、無駄に着火剤を追加する羽目になるので注意です。
火がついた後に追加する大きな炭も、空気の流れを遮らないように立てて置くと火力が安定しやすくなります。これだけで、火起こしの難易度がグッと下がりますよ。
③ 着火剤・ガストーチ・火起こし器を使う

どんなにコツを押さえても「うまく火がつかない・・・」ということはあります。そんなときは、素直に道具に頼るのが一番賢い選択です。
特におすすめなのが、金属製の筒状の火起こし器。木炭を中に入れて、下に着火剤を置くだけで、団扇を全力であおぐような苦行から一瞬で解放されます。これを使うと「今までの苦労は何だったの?」とちょっと虚しくなるくらい火起こしが楽になります。
ガストーチも火力が強いので便利ですが、単体だと炭に火が回るまで少し時間がかかります。着火剤との併用がスムーズでおすすめです。さらにうちわで少し風を送ると、あっという間に火が安定します。
最近では、テレビやSNSで話題になった着火剤もあるので、火起こしが苦手な人は試してみる価値ありです。とはいえ、僕としてはやっぱり「火起こし器最強説」。一度使うと、もう手放せなくなります。
✅️バーベキュー用の炭をネット購入するなら?おすすめ商品5選
炭はホームセンターやキャンプ場で買うこともできますが、ネット購入の方が種類が豊富で価格もお得になることがあります。
特に、今回紹介したように炭を2種類以上組み合わせて使う場合、まとめて購入する方が手間も省けます。自宅まで届けてもらえるのも大きなメリットです。
1. 燃料用土佐炭お試しセット
土佐木炭・土佐備長炭・オガ炭が各500gずつ入った、お試しにぴったりのセットです。
「色々な炭を試して、自分に合うものを探したい」「複数の炭を組み合わせて使ってみたい」そんな人には嬉しい内容になっています。
火がつきやすい土佐木炭を着火用として使い、火が安定してきたら備長炭やオガ炭を追加する、という使い方がおすすめです。これなら火起こしがグッと楽になります
2. 岩手切炭 なら堅一級 6kg
岩手県産の良質なナラを使った黒炭もキャンプにおすすめです。
この「なら堅一級」は、担当者が岩手県に直接出向き、品質や製造工程まで確認して仕上げたこだわりの一級品。まさに信頼の黒炭といえます。
火付きが良く、新聞紙や木くず、消し炭を使ったシンプルな火起こしでもしっかり着火します。サイズも扱いやすくカット済みなので、袋から出してすぐに使える点も便利です。
3. オガ炭(えびす備長)10kg
粘結材を使わず、木材に含まれる成分(リグニン)だけで固めたオガライトを原料にしたオガ炭です。
イヤなニオイが出にくく、オガ炭特有の「爆ぜにくさ」もあるため、初心者でも安心して使えます。
火付きは少し時間がかかりますが、一度火がつけば長時間安定して燃え続けるため、火力と火持ちには定評があります。特に、長時間の調理やゆっくり過ごすキャンプにはぴったりの炭です。
4. しらおい木炭 ナラ 15㎏
北海道産のナラ材を使った、窯元直売の安心・安全な白炭です。
煙やにおいが非常に少なく、室内で使えるほどクリーンな性質を持っています。さらに、火付きや火持ちも良く、しっかりとした火力を長時間維持できるのが魅力です。
硬く密度の高いナラ材を使用しており、炭焼きに最適な品質。長さは約30cmとやや長めなので、使用時にはカットして調整するのがおすすめです。
5. エコロン炭 ECOLONGTAN(バーベキュー用炭1.8kg+着火用炭0.2kg)
エコロン炭は、ヤシガラを原料とした天然素材100%の豆炭です。
木炭に比べて燃焼時間が約2倍長持ちし、付属の着火用炭を使えば着火剤が不要。これだけでも火起こしのハードルがぐっと下がります。
さらに、火がつきやすく煙が少ないうえ、爆ぜにくいのもポイント(着火時は多少煙が出る場合があります)。
軽量で持ち運びがラクなうえ、消費する炭の量も少なめで済むため、荷物をコンパクトにしたい人には特におすすめです。
✅️まとめ
たかが炭、されど炭。
炭選びをナメていた頃の僕は、キャンプ場で何度も痛い目を見ました。
「安いけど違いはないんじゃない」と買った炭は、火がつく前に心が折れ、団扇で必死にあおぎすぎて腕が筋肉痛。やっと火がついたと思えば、10分もしないうちに火が弱まり、肉は生焼け、心は真っ黒・・・。そんなキャンプを過ごしたあと、「炭の重要性」を骨身に染みて理解しました。
炭には、白炭、黒炭、備長炭、オガ炭、豆炭、竹炭など、思った以上に多くの種類があります。それぞれ火の付き方や燃焼時間、煙の量など個性があるので、「これだ!」という炭を見つけるには、試してみるのが一番早いんです。
特にキャンプ料理は、火加減が味を左右する大きな要素。炭をケチる=料理のクオリティをケチるといっても過言ではありません。
さらに、ネット購入を活用すれば、現地やホームセンターでは見かけない高品質な炭も簡単に手に入ります。重たい炭を持ち帰る手間もなく、配達員さんが玄関まで運んでくれる便利さは一度味わうとやめられません。(いつも助かっております)
結局、炭を制する者はキャンプを制する。
少しのこだわりで、次のキャンプが「火起こし地獄」から「快適ディナー」に変わるはずです。
火おこし器と合わせてファイヤーライターズを使えばもう完璧!炭起こしがえっこんなに楽していいの?ってなっちゃいます。
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