れもん仕立て。
以前、『“じょし”トーク』というよく分からないお話が生まれました。こちらはもう一つの世界線でのお話です。
話し始めはよく分からないけれども、ファミレスや喫茶店などで人の会話が耳に入ってきた程度で眺めておいてください。因みに“じょし”とは、助詞であり必ずしも性別を表す言葉とは限りません。あしからず。それではどうぞ。
《お話の本題は、小芝居からです。》
出演者 (*´︶`*) ( ・ ᗜ ・ )
(*´︶`*)
「⋯『サンタクロース』“さえ”『恋人』なら、いろんな恋人がいる中の一人にサンタクロースがいる感じになるね。」
( ・ ᗜ ・ )「マッチングの覇者だ。」
(*´︶`*)「又の名をハンターとも言う。」
( ・ ᗜ ・ )「鹿ではなく、サンタの方を狙うのか。」
(*´︶`*)「物流を圧えるのは大事よ。」
( ・ ᗜ ・ )「物流?なんで急に物流?」
(*´︶`*)「え、なんとなく。」
( ・ ᗜ ・ )「世界征服の考え方じゃん。」
◯小芝居をどうぞ
(*´︶`*)「―全世界のおもちゃは、我が制えた。おもちゃが欲しければ、我等と貿易をせよ。そして、国を開きなさい。―」
( ・ ᗜ ・ )「ペリーかよ」
(*´︶`*)「ペリーじゃないよ。」
(*´︶`*)「物流を制えるなら、サンタより鹿かな?」
( ・ ᗜ ・ )「言っていい?鹿じゃなくて、トナカイね。」
(*´︶`*)「今更?」
( ・ ᗜ ・ )「ずっと思ってた。やっと言えた。今、ようやく胸を撫でおろしている。」
◯かれこれどれくらい、しゃべってんのよ。
(*´〇`*)「わはっはっ、はっはっ。」
( ・ ᗜ ・ )「なんだ。その小芝居。」
(*´︶`*)「―全世界のおもちゃは、我が抑えた。」
( ・ ᗜ ・ )「それ、さっき聞いたよ」
(*´︶`*)「おもちゃが欲しければ、我等と貿易をせよ。 そして、国を開きなさい。―⋯という声明を発表するに当たり、まず、サンタクロースと鹿、どちらの物流を制えたらよいと思う?」
(・o・) 「だからトナカイだって。」
(*´︶`*)╯「題して、サンタと鹿の動きを制えろ!おもちゃ支配計画!」
( ・ ᗜ ・ )「だから、(トナカイ。)」
◯遮る
(*´︶`*)「まず、第一段階でサンタを制えてぇ〜」
( ・ ᗜ ・ )「ぼうりょく、はんたい。」
(*´︶`*)「第二段階で、鹿を制えて交渉の材料とする。」
( ・ ᗜ ・ )「誰と、なんの交渉をするの。」
(*´︶`*)「仲良くなりたいあの子とお近づきになる。」
( ・ ᗜ ・ )「普通にプレゼントを渡した方が早いし、平和的だよ」
(๑´•.̫ • `๑)「だってプレゼントって、むずかしいんだよ。」
( ・ ᗜ ・ )「だからって遠回りだよ」
(*´︶`*)「国を開きなさい。」
( ・ ᗜ ・ )「ペリーかよ。」
(*´︶`*)「ペリーじゃないよ。」
( ・ ᗜ ・ )「何だよ。このやりとり。」
(*´︶`*)「なんだ、てメェ〜」
( ・ ᗜ ・ )「なんだ、このやろう。『てめぇ』と言い慣れていなさすぎて、ヤギのモノマネじゃん。」
(Ꮚ˘ ꈊ ˘ Ꮚ)〜♪「(本気の)メェ〜」
( ・ ᗜ ・ )「本格的にやらないで。恥ずかしい。」(*´︶`*)「メェ。(ごめん)」
( ・ ᗜ ・ )「国を開いてもらう前に、相手の心を開きなよ。」
⁽ヾ(・ω・*)ノ⁾「おお。(拍手)うめえ〜」
( ・ ᗜ ・ )「おお、やめて。拍手とかもっとやめて。何だ。『うめえ〜』って。梅か?」
(*˘︶˘*).。*♡「いや、美味の方。」
( ・ ᗜ ・ )「そりゃあ、良かった。」
(*´︶`*)「なんだ、てメェ〜」
( ・ ᗜ ・ )「(急に)何が、だよ。ヤギ、」
(Ꮚ˘ ꈊ ˘ Ꮚ)「羊だよ」
◯その顔文字は、多分なっ。
( ・ ᗜ ・ )「は?」
(*˘︶˘*)「知ってる八木さんじゃないよ。」
( ・ ᗜ ・ )「分かってるよ」
(๑´•.̫ • `๑)「だってさあ〜(少しうなだれる)」
◯どした?
( ・ ᗜ ・ )「わかった。じゃあ歌でも贈れば?」
(・o・)「歌?」
( ・ ᗜ ・ )「歌は人と人との間を取り持って、心を和らげてくれるらしいよ。」
(*´︶`*)「それはやめておく。」
( ・ ᗜ ・ )「なんで?」
(*´︶`*)「そんなの茅ヶ崎・限定だよ。」
( ・ ᗜ ・ )「なに、どういうこと。」
(*´︶`*)「四六時中も好きとは言えないし、夢の中へ連れてもいけないし。現実でひとりで生きてるだけで偉いと思うし。そもそも咳をしないように整えたとてひとりだし。」
( ・ ᗜ ・ ;)「はあ?」
◯しれっと尾崎放哉のオマージュしてる?
(*´︶`*)「こうなったら致し方ない。おもちゃの物流を支配しよう!」
( ・ ᗜ ・ )「いや、むりむり。むり。」
(*´︶`*)「いけるって。あれだよ。”空“に描いた餅。」
( ・ ᗜ ・ )「絵だよっ。」
◯よくわかったね
(*´︶`*)「瞬殺やめてよ。」
( ・ ᗜ ・ )「それを言うなら。絵に描いた餅。」
(*´︶`*)「卓上の上のデスクマット。」
( ・ ᗜ ・ ;)「はあ?」
◯さあ。みんなで考えよう
( ・ ᗜ ・ )「・・・ 机上の空論?」
(*´︶`*)「それ!」
( °□° )「分かるかあっ」
(*´︶`*)「分かったじゃん。天才かよ」
( ・ ᗜ ・ )「何だよ。卓上の上のデスクマットって。骨折して骨を折ったみたいなものだぞ。」
(ʘᗩʘ’)「骨折して骨を折ったの!?」
( ・ ᗜ ・ ,)「聞いてたあ?」
(*´︶`*)「さあ。どうやって、物流を止めて支配する?」
( ・ ᗜ ・ ,)「聞いてた?聞いてよ。まず聞きなって。」
(*´︶`*)「全世界のおもちゃは、我が制えた。」
( ・ ᗜ ・ )「⋯」
(*´︶`*)「おもちゃが欲しければ、あの子の好きな物を直ちに教えよ。」
( ・ ᗜ ・ )「本人に直接聞きな、」
(*´︶`*)「さもなくば、我等と貿易をせよ。」
( ・ ᗜ ・ )「無理があるって。こじらせてるなあ」
◯ねじれてるなあ
(*´︶`*)「まず、サンタクロースと鹿、どちらの物流を制えたらよいと思う?」
( ・ ᗜ ・ )「知らないよ。ばかばかしい。既に交渉相手と交渉理由がぐずぐずじゃないか。」
(*´︶`*)「どうしようかなあ。⋯そうだな、まず『全世界のおもちゃを牛耳る』という最終目標を達成するには、流通ネットワークの最も重要な部分を狙う必要があると思うんだよね。」
(・ ・)「⋯」
(*´︶`*)「なに」
(・・) 「まあなんと流暢に。」
(*´︶`*)「え?」
( ・ ᗜ ・ )「何故、“何の身にもならない“話に関しては、そうやって生き生きとしているんだ。まるで、あれだ。あしながおじさんのレモンゼリーのトークみたいだな。」
(*´︶`*)「なにそれ。」
◯よっタイトル回収!
( ・ ᗜ ・ )「もういいから、今すぐここで連絡しなよ。」
(• ▽ •;)「えっ」
( ・ ᗜ ・ )「ご飯に誘いな。お昼ご飯に行こうって。」
( ≧Д≦)「ええ〜」
( ・ ᗜ ・ )「その後カフェに行こうとか言えばいいじゃん。そのままのゆるい、今みたいな感じでさ。その何の身にもならない話を延々話す感じでいいからさ。」
(๑´•.̫ • `๑)「え〜」
( ・ ᗜ ・ )「早く連絡しなよ。」
(๑´•.̫ • `๑)「ええ〜ぇ〜。だって、」
( ・ ᗜ ・ )「がんばんな」
(๑´•.̫ • `๑)「う〜ん、だって。地元のファミレスで友達の前だといちばん愉快なやつって、大体、いや過半数が実はそうでもないというか。」
◯おい、隣の席の方、飲み物吹いたぞ
(; ― ᗜ ―)「なんだその客観性は。」
◯本質的なことだけは分かってんだな
( ・ ᗜ ・ ;)「逆に聞くがその客観性があって何故、全世界のおもちゃを支配しようとするんだよ。」
(*´︶`*)「⋯空の上のデスクマット。」
( ・ ᗜ ・ )「それもういいよ。ただデスクマットが宙に浮いている状態なだけじゃないか。」
(๑´•.̫ • `๑)「えええ〜」
◯ごねるな。ごねるな
( ・ ᗜ ・ ;)「ああ。もう分かったよ。とりあえず聞く。その、空の上のデスクマットが枯渇したら今ここで連絡しなね。」
(ʘᗩʘ’)「空の上にデスクマットがあるんですか!?」
( ≧Д≦)「話合わせてんだろっ、」
(*´︶`*)「やったー。」
┐(´`)┌「全く⋯」
(*´︶`*)「まずはサンタクロースがターゲット。」
( ・ _ ・ )「⋯(とりあえず聞く。)」
(*´︶`*)「ターゲットは非常に特殊かつ効率的な流通網を持っている。最大の強みは、一晩で地球上のすべての家に到達できること。」
( ・ _ ・ )「⋯」
◯感情どこいったの!?
(*´︶`*)「しかし、ターゲットの事業は季節限定であり、魔法と信仰のシステムに基づいているため、従来の物流で妨害するのは困難かと思われる。」
( ・ ᗜ ・ )「話、おわった。よし、連絡しよう。」
(( °□° )「(慌てて)そこでターゲットを鹿に変更する!」
( ・ ᗜ ・ ;)「⋯トナカイだって。」
(*´︶`*)「鹿はサンタの物流の重要な”相棒“。」
( ・ ᗜ ・ )「“暇か”?」
(*´︶`*)「その“相棒”じゃない。」
( ・ ᗜ ・ )「暇だろ。暇だからこんな話してんだろ」
(*´︶`*)「もとい構成要素である!」
( ・ ᗜ ・ )「あ。無視した、無視された。」
(*´︶`*)「このシステムを妨害すれば、サンタの配送能力を直接攻撃することになる。」
( ・ ᗜ ・ )「おお。異議あり、」
(・o・)「え?」
( ・ ᗜ ・ )「何、異議ありだよ。」
(*´︶`*)「異議を認めたら今すぐ連絡しろと言うから、異議を却下します。」
◯なんだってええ
( ・ ᗜ ・ )「いいや、異議を却下することを、却下します。」
( ´д` )「なんだと、」
( ・ ᗜ ・ )「そもそもトナカイは非常に特殊で代替が難しい資産でもあるんだよ。」
(*´︶`*)「ん、まあ。」
( ・ ᗜ ・ )「特に鼻が赤くて、自らの進行方向を暗闇の中でも照らし続けることの出来るトナカイであれば尚の事。」
(*´︶`*)「確かに」
( ・ ᗜ ・ )「それに鼻の赤くならないトナカイも、これに等しい。サンタクロースのプレゼント配送作業に大いに役に立ち、その作業の効率を上げている。なんせ一晩で地球上のすべての家に配達しているんでしょ?」
(*´︶`*)「うん、まあ。」
( ・ ᗜ ・ )「そんな稀少性の高い動物を 何の考えも、動機も、知識もなく捕獲をすれば、きっと神の使いである某かが 奈良・青丹よし(平城京)方面からまほろば経由で押し寄せて来て 苦情が殺到することとなると思うよ。」
◯おっとどうした。
(*´ `*)「鹿じゃん!なんで神の使いたちが揃いも揃って、近鉄に乗ってんだよ。乗客びっくりだよ。車体にぶつかられる事はあっても乗車することはないんだよ。それに今、青の交響曲じゃなかったけ。」
( ・ ᗜ ・ )「鉄道分かんない。」
◯鉄道会社がちがうよ。近鉄だと思っているようだけど、それJRなのよ。
あ〜お隣の方、ものすごく会話に口を挟みたそうな顔をしているよ。もしかして鉄道好き?
これは⋯さてはしれっと。おお。
出歯亀でなくとも分かる。
念のために検索しているううう。
自身の(心の)指摘が、
間違っていないかの確認なのかな。
声をかけるの。かけちゃうの。
いや変な勧誘だと思われても困るし。
でも、純粋に指摘をしたいという顔を。
どこに向ければ良いのか分からないからって、頭の中がミックスジュースになってますよと。近鉄とJRがちゃんぽんになってますよと。まほろばは、JRの観光特急ですよと。(い、言いたいいいい。)というような顔でこちらを見ないでええ。対応に困るからああ。こちらってどちらとも思うけど。嗚呼、何かくねくねしているよ。御手洗いではなさそうだけど、そう見えるから、余計に怪しいからもう声を掛けちゃいなよ。あ、メニューで顔を隠して避難した。
( ・ ᗜ ・ )「あ。ちがうかも。」
◯気付いた。
( ・ ᗜ ・ )「飛火野辺りからタクシーアプリを使って、配送してもらったのかも。」
◯何の話だっけえええええ。
(*´︶`*)「器用な前足だな、」
( ・ ᗜ ・ )「お鼻だよ」
(*´︶`*;)「知らないよっ。」
◯いつの間にか立場逆転してるじゃないか
( ・ ᗜ ・ )「移動手段とルートとか聞いてないし。」
(*´︶`*)「序でにまほろばの後方から、なんの騒ぎだと特急ひのとりで猟友会が駆けつける⋯つもりでいたが、反対方向の電車に乗ってしまい、名古屋へ行っちゃったりとかして。」
◯あ、間違いに気づいてなかった。
そしてそのまま進むのね。
まあ、だいたいの会話ってそういうもんよね。
( ・ ᗜ ・ ;)「途中で降りなよ」
(*´︶`*)「もう特急券買った後だったみたい」
( ・ ᗜ ・ ;)「確信犯じゃん。」
◯なんでこの駄弁る二人組は、トンチンカンだが絶妙に近鉄沿線に詳しいんだよ。さては地元か。
それとも最近旅行でも行ったのか。ああ。
わかるよ。お隣の方。わかりますよ。
この意味のない会話を嗜む他所の二人組に、まともなことを言うのは野暮だと心得ていても。思わず。つい、まともなことを口に出したいときがありますよね。
誰かあ〜、この場にツッコミをおおお。
誰でもいいから今すぐ友達を召喚し給えええ
(訳:友達を呼べええ。)
(*´︶`*)「もしくは何某かの理由があって、トナカイが不足した場合。仕方がないなあと春日山の飛火野辺り(奈良方面)から神の使いがやって来て、代わりにおもちゃを配送する協定が結ばれているよ。きっと、」
( ・ ᗜ ・ )「急にメルヘン。どういうこと。」
(*´︶`*)「集合場所は、伊勢神宮。四足歩行で遠目に見たらトナカイっぽい脊椎動物であれば参加可能なの。」
( ー ᗜ ー ;)「せめて集合場所は奈良であれよ」
(*´︶`*)「あ、本当だ。」
( ・ ᗜ ・ )「それウォンバットも参加可能?」
(*´︶`*)「何でウォンバット?」
( ・ ᗜ ・ )「頭に浮かんだ。」
(*´︶`*)「ソリ引けるのかな。」
( ・ ᗜ ・ )「さあ。とりあえずサンタに甘えてそう。」
(*´︶`*)「なるほど。でもそうか。奈良公園から出て行く鹿がいるのは、トナカイが不足しているからなのか。」
( ・ ᗜ ・ )「そうそう。きっとそうだよ。(棒読み)」
◯おい。色々言いたいが、その前に、伊勢神宮集合って何だよ。夕方のニュースだよ。
四足歩行の動物が大移動をしたら間違いなく夕方のニュースだよおお。実際ニュースになってんだよ。そんで寄せられるコメントの多くに『こういうのがいい。こういうのでいい』とかいうのがあったりするんだよ。皆で、ほっこりニュースにほっこりだよおお。
(*´︶`*)「なんだそれ。せめてこういう時は、どちらかがまともであろうよ。」
◯そうだ。そうだ。お隣の方も頷いてるぞ。
メニューでお顔を隠しているけどね。
頭の中では(しまかぜ、伊勢志摩ライナー、ビスタカー、あれ?)と浮かんでいるんだぞ。でもだいたいの人は、ころころ名称も変わるし、わざわざ口にしたりしないんだぞ。
( ・ ᗜ ・ )「はよ連絡しなよ」
(*´︶`*)「どの口が言ってんだ。」
◯ツッコミしてくれる友達を呼べええ。
( ・ ᗜ ・ )「もう相手への好意よりサンタとトナカイの物流を止めることに心奪われてるじゃん。」
◯ちがうだろ。近鉄沿線であそんでんだろ
(*´︶`*)「そう?本筋忘れた。そうか。これが恋っ」
( ・ ᗜ ・ )「ちがう。ちがう。」
(*´︶`*)「デザート頼んでいい?」
( ・ ᗜ ・ ;)「急に」
(*´︶`*)「ラブ・ストーリーは突然に」
( ・ ᗜ ・ )「和正?キラキラで、言葉にできない?」
( ̄σ・ ̄)「え、なにが?」
( ̄▽ ̄;)「そっちがやり出した事だろっ。」
◯そうだ、そうだ。
( ・ ᗜ ・ ;)「急に」
(*´︶`*)「ほらだって、ラブ・ストーリーは突然にと言うでしょ?大体会話なんて脈略とかないものだよ。」
( ・ ᗜ ・ )「小田和正?キラキラで、言葉にできないの?」
( ̄σ・ ̄)「え、なにが?どういうこと」
( ̄▽ ̄;)「そっちがやり出した事だろっ。」
( ・ ᗜ ・ )「もうお黙りよ。そろそろ噤めよ。」
(*´︶`*)「若手の芽を?」
( ・ ᗜ ・ )「それは、摘むんだよ」
(*´︶`*)「そんなことしたら人生、詰むよ?」
( ・ ᗜ ・ )「上等だよ。」
(*´︶`*)「なんだてメェ」
( ・ ᗜ ・ )「出たな。ヤギ」
(*´︶`*)「教科書をビリビリにしてやろうか」
( ・ ᗜ ・ )「多分、それヤギが食ってんじゃん。」
(*´︶`*)「もしくは庭の草むしりをしてやろうか」
( ・ ᗜ ・ )「それはそれで、有難いわ。」
(*´︶`*)「(ちょっとわるぶって)もしくは、ボストン港をティーパーティーにしてやろうか」
( ・ ᗜ ・ )「なんで最後だけデーモン小暮閣下風なんだよ。出たな。ボストン茶会事件。」
◯なにそれ!?
(*´︶`*)「あまくなーい。あまくないよ。長谷川さん。メニューを見せて。(メニューを取る。)」
( ・ ᗜ ・ )「誰だよ。せめてハンバーグであれよ。甘くあれよ。」
◯ボストン茶会事件って何なのさ。置いてかないでよおお。もう意味分かんないよ。甘いのか、甘くないのかどっちだ。いや意味は分かるが、分かるけど余計にどっちだ。ジョジョではない方の、スピードワゴンなんだよ。そろそろお口にジッパーしなよ。
(*´︶`*)「言ってみただけ。」
( ・ ᗜ ・ )「でしょうね。やりたい放題じゃん」
(*´︶`*)「それにしても。いつの間にそんな協定が結ばれていたんだ」
( ・ ᗜ ・ )「あ、まだやるの?」
◯本当だよ。もうそろそろいいぞ。
(*´︶`*)「奈良の鹿たちも、他の動物たちも、身バレしないように実はこっそりトナカイのカチューシャを着けて配送作業を手伝っていたりしてね。」
( ・ ᗜ ・ )「鹿からも角が生えるのに!?」
◯ウォンバットもカチューシャしているの!?
(*´︶`*)「すごいね。『恋人』“は”『サンタクロース』の話から、こんなに白熱するんだね」
◯なんだその話。
( ・ ᗜ ・ )「⋯誰が言い出したことだよ。もっと軍師になったつもりで相手がいやがる方法を考えないと。」
(*´︶`*)「たとえば?」
◯相手がいやがること⋯?
( ・ ᗜ ・ )「そうだなあ。戦略的なのは、原材料と生産施設を掌握することじゃない。」
(*´︶`*)「ん?どういうこと」
( ・ ᗜ ・ )「最も効果的な戦略は、おもちゃ工場とそれに供給するサプライチェーンを支配することだよ。」
(*´︶`*)「ん??」
( ・ ᗜ ・ )「それにより、設計から配送までの全てのおもちゃ生産プロセスを制御できる。」
(*´︶`*)「⋯。」
( ・ ᗜ ・ )「工場を支配すれば、サンタのソリは空になるし、トナカイは引くものがなくなる。そうなれば、世界に『国を開きなさい』と貿易を強制するのははるかに容易になると⋯思う。」
(*´︶`*)「おお⋯。」
◯大丈夫?着いていけてる?
( ・ ᗜ ・ )「結論として、『一晩で全世界に配送できる・魔法の配送システム』を狙うのではなく、地味だけど不可欠な物流を狙うべきだかなと。工場、港、そしてサプライチェーンにこそ、本当の力があると思う。」
(*´︶`*)/「ちょっといいですか」
( ・ ᗜ ・ )「なに」
(*´︶`*)「サプライチェーンってなんだっけ。」
◯だろうね。顔に書いてあった。
( ・ ᗜ ・ )「ええと。うーんと、そうだなあ。たとえば。今の例で言うと、」
◯やさしい。説明するんだ。ググれで終わらないから会話が続くんだろうな。
( ・ ᗜ ・ )「『おもちゃを受け取るお子達』
→買いに行くお、⋯用意するサンタさん
→運ぶトナカイ
→おもちゃを作る工場
→そのおもちゃの部品を作る工場
→部品の原材料、例えばプラスチックとかを作る工場⋯という流れ全体のことかな。多分。」
◯えっら。お隣の方、感心しているよ。もう呆れるの向こう側に行っちゃったよ。
( ・ ᗜ ・ )「サプライ、『供給』。チェーン、『鎖』(という意味)。」
(*´︶`*)「おお。(理解した。)」
◯ 逆から言ってみよう。
『プラスチックの原料を作る会社』
→『おもちゃの部品を作る工場』
→『組み立てて完成させる工場』
→『運送会社」→『おもちゃ屋さん』
→『おもちゃを受取る子供たち』という流れ全体のことかな。サプライ(供給)、チェーン(鎖)。
( ・ ᗜ ・ )「明日になったら忘れてるだろ。」
(*´︶`*)「うん。デザートを食べる頃には忘れてる」
( ・ ᗜ ・ )「おい」
(*´︶`*)「でも要するに、みんなつながってる。チェーンということでしょ」
( ・ ᗜ ・ )「おお。(理解力にちょっとうれしい。)」
(*´︶`*)「そのサプライチェーン・ボールがなに。コース料理で手でも洗うの?」
( ・ ᗜ ・ )「それはフィンガーボール。」
(*´︶`*)「よく出てきたね」
( ・ ᗜ ・ )「褒めてあげたい。(自分で自分を)」
(*´︶`*)「今日、よく寝れると思うよ」
( ・ ᗜ ・ )「どの目線で言ってんだ。」
(*´︶`*)「瞬殺しないでよ」
◯反応早っ
( ・ ᗜ ・ )「そのサプライチェーン全体をコントロールできれば、おもちゃの生産と流通を完全に掌握できる、というわけ。」
(*´︶`*) 「・・・。」
( ・ ᗜ ・ )「⋯?」
(*´︶`*) 「え、どういうこと?」
(゜ロ゜)「説明、聞いてた?」
(*´︶`*)「いや、ごめん。デザートどうしようかなと思ってた。」
◯このやろううう
(゜ロ゜)「てメェ〜」
(*´︶`*)「ヤギ?ヤギですか?」
(゜ロ゜)「貸せええ、その携帯を。代わりに連絡してやるからああああ。」
◯携帯を取り上げろおお。誤爆して好きと言っちゃええ。もう付き合っちゃえよ。ザインか。ザインなのか。
( ≧Д≦)「ごめん、ごめんなさいい。要するにあれだろ。トナカイやサンタを狙うのではなく、工場を狙った方が早いという事でしょ?」
( ・ ᗜ ・ )「聞いてたんじゃん。」
「お待たせいたしました。注文をお伺いします。」
◯あ、店員さんが来た
〜デザート注文タイム〜
◯数分後。目の前にデザート。
( ・ ᗜ ・ )「⋯なに。せっかくデザートが来たのに。食べながらむずかしい顔をして。」
(๑´•.̫ • `๑)「うーん」
( ・ ᗜ ・ )「そんなに連絡するのハードル高いかな」
(๑´•.̫ • `๑)「⋯」
( ・ ᗜ ・ )「まあ、人それぞれか。ごめん」
(๑´•.̫ • `๑)「うーん⋯でもさ。」
( ・ ᗜ ・ )「ん?」
(*´︶`*)「でも肝心のおもちゃ工場はどこにあるのか分からないよね。」
( ・ ᗜ ・ )「・・・。」
◯・・・。
(*´︶`*)「トナカイではなく、サンタでもなく。おもちゃ工場を狙う方が効率がいいのはわかった。でも大規模工場なのか、小規模工場なのかによって制え方も変わってくる。」
( ・ ᗜ ・ ;)「まだ続けるんだ。そこまでああ言えばこう言えるのであれば、それはそれで天才だよ。才能じゃん。」
(*˘︶˘*).。*♡「そんな褒められても」
◯⋯。
( ・ _ ・ )「・・・」
(*´︶`*)「攻めるなら空から?陸から?海から?いや待てよ。例えば天の川みたいな、サンタクロースやトナカイ、おもちゃが必ず通る運河みたいなのがあれば、それを制えれば、交渉の材料に使えたりして。」
( ・ ᗜ ・ )「もう一度聞くけど、誰と何の交渉をするの。」
(*´︶`*)「仲良くなりたいあの子との交渉材料!」
(゜ロ゜)「携帯よこせえええ」
( ≧Д≦)「ごめんなさいい」
◯仲いいな。でも、それって⋯
( ・ ᗜ ・ )「だから普通にプレゼント渡した方が早いって。」
(*´︶`*) 「アイスおいしい」
( ・ ᗜ ・ ;)「話、反らすなよ。」
( ・ ᗜ ・ )「要するにチョークポイントか。」
(*´︶`*)「え?」
( ・ ᗜ ・ )「⋯サンタの拠点は北極と噂だけど、実際は世界中に分散した小規模工場かもしれないし、あるいはクラウドソーシングかもしれない。空から攻めるか、陸からか、それとも海か⋯」
◯ぶつぶつ
(*´︶`*)「ん?アイス食べる?」
( ・ ᗜ ・ )「なるほどなあ。天の川か。夢と希望を運ぶ配達人たちが絶対に避けて通れない運河があるとすれば。それはいわば『星のチョークポイント』だよ」
(*´︶`*)「追加でポテトフライ頼もうかな」
(゜ロ゜)「好きにしろおお」
(*´︶`*)「チョークポイントって。何だっけ。確かそこを抑えたら有利とか不利とかの。急に軍事用語みたいなやつが出てきたね。」
( ・ ᗜ ・ )「そう。そこを封鎖するの。」
(• ▽ •;)「天の川を!?それは織姫と彦星が困っちゃうよ。」
( ・ ᗜ ・ )「関所を設けるんだよ」
(*´︶`*)「江戸か」
( ・ ᗜ ・ )「江戸じゃねえよ。」
(*´︶`*)「分かってるよ。役所の届け出に“E”と書いたことないもの。」
( ・ ᗜ ・ ;)「やかましい。通行税としておもちゃを徴収するか、あるいは……『国を開きなさい』」
(*´︶`*)「出た。ペリー」
( ・ ᗜ ・ )「ペリーじゃないよ」
(*´︶`*)「じゃあ、ペレ?」
( ・ ᗜ ・ )「誰がブラジルのサッカー選手だ。」
(*´︶`*)「おお」
( ・ ᗜ ・ )「おお、やめて。」
(*´︶`*)「おいしい。アイス。」
( ・ ᗜ ・ )「ペレの場合は、(彼が)試合をしている間は、争いが中断したけど。下手したらこの会話や、その思考は世界をきな臭い方向へ持って行くような考え方だよ。」
(๑´ڡ`๑)「え、アイスおいしいのこの会話が?」
( ・ ᗜ ・ )「あ大丈夫だ。こいつ大丈夫だ」
(*˘︶˘*).。*♡「ブラジルのみなさ~ん、ポンデケージョはブラジルの反対側の、ウチら国ではライオンとなってサークル・オブ・ライフしておりますよおお。」
( ・ ᗜ ・ ;)「恥ずかしいからやめて。は?なにが。」
(*´︶`*)「ポンデリング。あれってブラジルの周辺の国(南米)では、いろんな呼び方があるんだって。」
( ・ ᗜ ・ )「へえ」
(*´︶`*)「ペレも試合前に食べたかもよ。あとは近所にアルゼンチンがあるからエバ・ペロンとか。」
( ・ ᗜ ・ )「無くはない話かもね。」
(*´︶`*)「エバ・ペロンがウチらの国のポンデリングを食べたら演説の声変わるかも。」
( ・ ᗜ ・ )「マドンナね。」
(*´︶`*)「アルゼンチンよ泣かないでじゃなくて、ポンデリングよ泣かないで。」
( ・ ᗜ ・ )「それ砂糖が濡れてるだけだろ」
◯ポンデリングは粉糖じゃないから泣きにくいよ
(*´︶`*)「帰り買って帰ろうかな。エンゼルフレンチ。」
( ・ ᗜ ・ )「ポンデリングじゃないのかよ。」
(*´︶`*)「ねえ、天の川に黒船とか浮かぶかな? ペリーが国を開きなさいと言うならさ。」
( ・ ᗜ ・ )「さあ。タイタニック号とかもあるかもよ。」
(*´︶`*)「沈んだ船が天の川で貿易船してんの?セリーヌ・ディオンもびっくりだ。」
( ・ ᗜ ・ )「タイタニックと大和と。零戦と。世界中の子供たちにプレゼントを運送するスペシャリストの飛脚だよ。」
(*´︶`*)「その飛脚の『飛』って、速度凄そう。」
( ・ ᗜ ・ )「全員赤い制服着用。もしくはトナカイのカチューシャ。」
◯ウォンバットと、お揃いですか。
(*´︶`*)「なんか、たのしい。参加したい。」
( ・ ᗜ ・ )「じゃあ、地上の配達人になることだね。」
(*´︶`*)「どうやって。」
( ・ ᗜ ・ )「それはまあ。追々かんがえるとして、」
(*´︶`*)「なんだかなあ。」
( ・ ᗜ ・ )「いい加減、食べていい?」
(*´︶`*)「まだ食べてなかったの?」
( ・ ᗜ ・ )「(食す)⋯酸っぱ。でもおいしい。」
(*´︶`*)「そりゃあ、レモンゼリーだからね。」
( ・ ᗜ ・ )「ちがうよ。レモンのゼリー仕立てだよ」
(*´︶`*)「一緒だわ」
クダラナイコトガスキー戯曲
【レモンゼリートーク】
日本語訳 小林栄
【おもちゃ支配計画(会議のみ)】
脚色 シノダおれんじ。
【パラレルじょしトーク】

《参考思考》
久しぶりに小目 忍に
笑ったので添えているだけです。

