【ポケカ】初心者を導くための声掛け一覧
こんにちは。
カードショップP&P 専属プレイヤーのまさきちです。
立場上、カードゲームの初心者にポケカを教えることが多くありまして。
「友達に誘われたから始めてみた」が一番多くて、誘った側も誘ってみたけど教え方が分からない…みたいな。
それもルールを知りたいとかの人よりも、お店の常連たちに勝ちたいという気持ちを持った状態で遊びに来る人が多いんですよ。
そういう人によく伝える言葉を纏めてみましたので、同様の立ち位置にいる方への参考になればと思います。
全文無料です。
使えるカードは全部使う
これが一番多いです。
このことを伝えなくていい初心者の人はほぼ居ないと言っても過言ではありません。
どういう内容かと言いますと、初心者はほぼ必ず手札にあるグッズ、サポートをまだ使えるものがあるのにも関わらず、それを使用せずに攻撃しようとするんです。
我々のようなカードゲームのオタクみたいに意図的に使わないのではなく、単に意味がなさそうだから、時間が勿体ないからという理由で使いません。
最近のカードだと「ポケパッド」「ファイトゴング」「リーリエの決心」などがよく該当する印象。
特にそのカードを使わなくても攻撃には支障のない場合に起こりがちです。
そうだとしても、とりあえず使わせましょう。
手札を見た時、まだワザの宣言前に使用できるカードがあるならば、それに気づくまで口酸っぱく「手札にまだ使えるカードはないですか、まだこのターンにできることが残ってないですか」と言ってあげましょう。
カードを使用することがプラスになるかマイナスになるかは分かりませんが、手札のカードを使用しないことにはそのどちらに傾くのかを気付くことすらできません。
グッズやサポートならまだしも、エネルギーを付ける権利や進化、まだ使用できるはずの特性まで忘れている(または忘れていないけどやらない)ことも多いです。
そういう場合も気付くまでちょっとずつヒントを広げる形がオススメ。
最初からエネルギーをつけろというのではなく、
手札でできることが残っている→
ターンに1回しかできないことはやらないと勿体ない→
このターンにエネルギーは貼ったかな?
みたいに段階を上げていく形で教えてあげるとよいかと思います。
分からないことは悩まず一回やってみる
始めたばかりの人で、友達はある程度強いという場合によく起こります。
人によっては一挙一動に命掛かってるのかなと思う位には悩みます。
多分自分より知識のある友達に変なプレイを見せたくないとか、余計なことして怒られたくないとかそんな感じなんだと思うんですが…
勿論悩むこと自体は悪いことじゃありませんし、早い段階から思考を整理できる初心者なんて将来有望そのもの。
とはいえそれでも最初から考えすぎるのは良くないと思っています。
一番出やすい公認大会のジムバトルにも制限時間がある場合が多いですし、それくらいは一人で問題ないくらいにはプレイ速度を上げてあげたいところ。
教える側として普段どうしているかと言いますと、まずは前述した「使えるカードは全部使う」を発令いたします。
そこで悩むのは今じゃありません。
そっからプレイが止まったら、何に悩んでいるか聞いてみます。
傍からパッと見でどの選択肢でも十分選べそうな場合、「どうせ今悩んでも分からないだろうし、一旦適当に選んでいいよ」と言ってあげるようにしております。
それでも悩むようであればジャンケンでもしてあげて、勝ったらコッチ、負けたらコッチみたいなのでも全然良いと思いますよ。
そして、対戦が終わった後に「こっちだったらこうなっていたかもしれないね」という風にほんのりヒントを出してあげるのがオトナの教え方です。
もし(教える側の目線で)明らかに間違っている選択肢を取ろうとした場合は、「こっちの方が強そうなんじゃない?」と理由を伝えた上で教えてあげましょう。
困ったことがあれば自分で解決しない
プレイの分岐で悩むとかではなく、裁定的な部分に関することや、何か効果の部分を間違って処理してしまったまま続けてしまった時などの話。
自分が初心者であることを弁えてしまう人であるほど、自分で何とかしようとしてしまい、微妙なところは「できない」という前提のもとプレイしてしまいます。
「使えるカードは全部使う」の項目にも掛かりますが、「デッキにもうポケモンが居なければポケパッドは使えない」と感じる初心者は多いです。
カードを使えと教えた時、ポケパッドが手札にあるにも関わらず、頑なに使おうとしない人とかが居た場合は、その人に限って少しずつ裁定の話をしてあげると良いかと思いますね。
それから効果の部分を間違えた場合。
例えば目の前のポケモンを倒してサイドを取りましたが、よくよく考えたらそのポケモンにタイプによる抵抗があってダメージが足りていなかった時など。
初心者のうちは「ジャッジに聞く」という行為を知らないので、どうにか自分でサイドの状況を戻そうとしてしまいます。
適当に手札のカードをサイドに置いたり、山札から勝手にサイドを増やしたり。
身内間で遊ぶうちはそれでも問題ありませんが、あくまで今後大会に出るとなると、事と場合によってはイカサマ扱いされてしまう可能性すらある危険な行為となります。
こういう何でも自分で解決しようとする人(他人に迷惑を掛けないようにしようと考える人に多いです)には、ちゃんとジャッジの存在を伝えたり、間違えたら上級者を頼ってその通りにすれば問題ないこと。
人を頼ってしまうことに何の引け目もないことを伝えていきましょう。
デッキのコンセプトを貫かせる
これも滅茶苦茶に多い話。
「メガルカリオexデッキ」を使用していて、このターンはメガルカリオexでもソルロックでも攻撃できますが、起こる事象としてはどちらもあんまり変わんなさそう。
「ドラパルトex」を使用しているけれど、ちょっと攻撃パーツが足りなくて、ドラパルトexで「ファントムダイブ」には届かないけど、マシマシラで「サイコトリップ」なら宣言できるかも。
こういう場合に、ソルロックやマシマシラでの攻撃をハナから除外させるのが重要だと思っています。
どちらも「〇〇デッキ」という名前があります。
それは何故そうなっているのかと言いますと、その〇〇に書かれているカードがデッキの主役だからです。
初心者には「メガブレイブ」の破壊力や、「ファントムダイブ」のとんでもない技性能をいっぱい体感してもらって、そのデッキの主役がどれだけ強いのかを知って貰いたいのです。
「コスモビーム」や「サイコトリップ」の方が正しいことだって勿論ありますが、それを理解するのはまだまだ先のお話。
見ている時にこういう分岐があって、逆の道を選ぼうとしている人が居ましたら、ほんのりとメインアタッカーの育成に誘導してあげられると良いですね。
運の悪さを敗因にすることを防ぐ
初心者がサイドガー宣言をしてしまうことを防ぎましょう。というかこれをポケカ始めたばかりで言ってしまうのは友達側のせいである場合も少なからずありますが。
自分の運が悪いことを相手に伝える行為は、この段階で最も相手に不快な気分を与えてしまう原因になると思っています。
これだけはどうにか防いであげるのが教える側としての務め。
まともに対戦できなかったり、たね切れを何度か経験すると運が悪いことにしてしまうのは人間の心理としてしょうがないことです。
これを防ぐためには、最初に使うデッキのテンプレ構築のようなものがあるとして、そこから少しデッキパワーを下げてでも良いから再現性を重視した構築にしてあげるのが良いと思います。
最初から高いデッキパワーをフルで活用できる初心者なんて居ませんし。
例えばメガルカリオexならば、「ハリテヤマ」の代わりに「トウコ」を入れてあげるとか。
ドラパルトexならば、同様に「ヨノワール」の代わりに「トウコ」「ヒカリ」を入れてあげるとか。
「ロケット団の監視塔」のような自分にデメリットを及ぼす可能性のあるカードはデッキから外してあげたりするのも最初はオススメですね。
それでもどうしてもそういう発言をしてしまう人に対しては、「こういう風にプレイすれば防げたんじゃない?」とかのニュアンスで話しかけて運から意識を剥がしてあげるようにします。
自分や周りのプレイを見せて、運を自力で捻じ伏せている所を見せるとかでも良いでしょう。
それでもどうしようもなければ直接「運のせいにしないようにしよう、仮にそうだとしても言わない方が良いよ」と伝えます。
こういうネガティブな発言はちゃんと最初に正してあげて、人として嫌われる原因となってしまうことだけは避けてあげたいところです。
初心者は界隈の宝であることを伝える
雑談チックな話になった時によく言います。
趣味の世界に初心者が参入することは滅茶苦茶喜ばしいこと。
初心者の増えない趣味界隈は必ず廃れてしまいます。
既存のプレイヤーは皆、人として嫌いだと思わなければ、そのままずーっと遊んでもらいたいなと思ってくれていることをちゃんと伝えてあげます。
最初は遠慮とかもしてしまいやすいので、そういう人には余計な気遣いをしないように教えてあげるようにしています。
「ジムバトルに参加したら自分が初心者であることを伝えよう」ともよく言います。
頼れるプレイヤーや知り合いを増やすことに繋がりやすいからです。
試合に勝てるか考えてもらう
道中のプレイ判断はともかく、もう既に手札のカードで対戦に勝てる(サイドを取り切れる)のにも関わらずそれをしなかった場合は、「このターンに勝てそうじゃないか?」という風な声掛けをするようにしています。
勝つことは初心者にとって何よりも財産となりますし、ポケカの対戦において勝てる時に勝つ選択をするのは何よりも重要なことです。
こうすれば勝てるという内容まで伝える必要はありません。
そこは出来れば自分の頭で考えてもらいたいので、こちらからは「勝てるよ」と言うだけのアドバイスに留めるのも大事。
もしどうしても勝ち方が分からないようであれば、どうするかこのターンに勝てるかを聞いてみるなど、少々回りくどく教えてあげるようにしていますね。
やっぱり最後は自分の力で気持ちよく勝ってもらいたいので。
おわり
自分には厳しくてもいいけど、初心者には優しく丁寧に生きていきたい。
折角来てくれたんだからここにいる間は楽しんで欲しいですよね。
何か思い当たることがあったら追加していきたいと思いますので、こういう初心者の場合どうしたらいいの?みたいな項目があったら是非気軽に聞いてください。
面白かったら♡マークを押して行ってくれると筆者が喜びます。
それではまた。
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