断れないのではなかった。嫌われるのが、怖かっただけだった。
〜馬と40年生きた私が気づいた、本音を取り戻すための3つの視点〜
「また、相手に合わせてしまった」
本当は嫌だったのに。
本当は疲れていたのに。
本当は、断りたかったのに。
その場では笑って「大丈夫」と言えたのに、
帰ってから、どっと疲れる。
そして一人になった時、
こんなふうに自分を責めてしまう。
どうして私は、いつも相手を優先してしまうんだろう。
どうして断っただけで、こんなに不安になるんだろう。
どうして「自分を大切にしよう」と思っても、同じ場所に戻ってしまうんだろう。
この記事は、そんな人に向けて書きました。
この記事を読んでほしい人
・頼まれると断れない
・「大丈夫」と言いながら、本当は大丈夫ではない
・断った後も「嫌われたかも」と何日も気にしてしまう
・相手の機嫌や反応を、ずっと頭の中で考えてしまう
・人に合わせることが当たり前になりすぎて、自分の本音が分からない
・断れる人に憧れているのに、自分には無理だと思っている
最初に、はっきり書きます。
断れないのは、意志が弱いからではありません。
冷たい人になれないからでも、覚悟が足りないからでもありません。
多くの場合、本当に怖いのは「断ること」ではなく、
断った後に起きるかもしれないことです。
嫌われるかもしれない。
がっかりされるかもしれない。
役に立たない人だと思われるかもしれない。
関係が変わってしまうかもしれない。
だから私たちは、つい自分の本音を後回しにします。
その場の空気を壊さないために。
相手を困らせないために。
嫌われないですむなら、その方が楽だと思って。
でも、自分を後回しにする癖は、静かに積み重なります。
小さな我慢。
小さな疲れ。
小さな違和感。
それを見ないふりしているうちに、
いつの間にか、自分の本音が分からなくなっていくのです。
私はJunkoといいます。
40年以上、馬と関わってきました。
馬は、言葉ではなく、身体の緊張や迷いを感じ取る動物です。
だから、誤魔化しがききません。
ある日のレッスンでのことです。
その日、私は怖かった。
横の施設では重機が動いていて、馬も少し落ち着かない。
でも私は、怖いと思ってはいけない気がしていました。
だから、平気なふりをしました。
明るく振る舞う。
いつも通りの顔をする。
「大丈夫」と自分にも言い聞かせる。
でも、馬は落ち着きませんでした。
私の言葉や表情ではなく、
身体の奥にある緊張を感じ取っていたのだと思います。
本音では怖い。
でも態度は平気なふり。
そのズレが、馬には伝わっていた。
レッスンは最後まで噛み合いませんでした。
その時、ふと思ったんです。
もしかしたら私は、馬だけではなく、自分自身にも本音を隠しているんじゃないだろうか。
そこから少しずつ、自分の人間関係を振り返るようになりました。
そして気づいたことがあります。
本音を後回しにしてしまう人には、
共通する思考の癖があるということ。
私は、そのほとんどを持っていました。
だから何度「これからは自分を大切にしよう」と思っても、
同じ場所に戻ってしまっていたんです。
この記事で受け取れること
この先では、私自身が当てはまっていた
「本音を後回しにしてしまう人の3つの思い込み」
を、一つずつほどいていきます。
① 断ったら、関係が壊れる
② 役に立たない自分には、価値がない
③ 本音を伝えたら、相手に迷惑をかける
読むだけで終わらないように、
それぞれに小さなワークも入れました。
この記事は、すぐに強く断れる人になるための記事ではありません。
むしろ逆です。
「なぜ私は断るのがこんなに怖いのか」
「なぜ断った後も、ずっと不安が残るのか」
「なぜ自分の本音より、相手の反応を優先してしまうのか」
その理由を、自分の中で見つけるための記事です。
原因が分かると、自分を責める力が少し弱まります。
自分を責める力が弱まると、次の一言が出しやすくなります。
「また我慢してしまった」
「また相手を優先してしまった」
そう感じているなら、この先はきっと役に立つと思います。
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