フードコートで飲む出来立てビール
「COMMISSARY」は、日本橋にあるフードコート。最寄り駅は、メトロ日比谷線小伝馬町駅になります。周囲は、江戸時代から続く老舗問屋をはじめとするオフィス街ですが、近年はマンションも増えています。

フードコートというと、うどん屋やラーメン屋が並ぶ光景を思い浮かぶかもしれませんが、「COMMISSARY」は日本語が通じなさそうなこじゃれたフードコートです。平日は近隣で働く人たち、週末は子連れの地元民や観光客を中心ににぎわっています。ショッピングパークではないのですが、仕掛けたのは三井。こういう仕掛け、上手ですよね、三井さんは。
5軒あるお店のうち1軒がビール屋さん。醸造所を併設していて、できたてのビールを味わうことができます。ほかのお店で食べたいものを買って、美味しいビールとともに味わうもよし。あるいは、ふらっとビールだけ飲んで帰るもよし。フードコートならではの気軽な楽しみができる嬉しいお店です。
そんな素敵なビール屋さんの名前は、「2杯目のビール。」。店名もブランド名も同じです。
なんとも不思議な名前ですが、ビールは最初の1杯がうまいといわれるけれど、2杯目に飲みたくなるビールを目指してつけた名前なのだとか。でも、1杯目に飲むビールが「2杯目のビール。」でもまったく問題ありません。

ジョッキに描かれたわんこのイラストがかわいい。
でも犬のビールってあまりきかないよね)
いろいろ飲みたくなるビールが揃っていますが、いずれもはずれなし。美味しいです。しっかりしているのに、すっきりしている。そういう印象があります。
今回は、季節ものということで、苺のサワーエールをいただきました。サワー系のビールって酸っぱくて個人的には好きではないのですが、こちらはサワーというより美味しいフルーツビールでした。なかなか美味しいフルーツビールって出会わないのですが、これは本当に美味しい。
と、ぐびぐび飲んでいたら、オレンジのような柑橘類のビールを(※)つくるのでしょうか。醸造の準備をしていました。またまた楽しみ。
小伝馬町はわざわざ行くようなエリアではないのですが、日本橋三越やコレド室町のあるエリアからも歩いていける距離にあります。
日本橋に行った際に、ちょっと立ち寄りたいお店です。でも、なぜかなかなか思い出せないんだよなあ。大通りでエリアが分断されているせいかなあ。
※仕込んでいたのは、「かぶつ」でした。
伊豆諸島では「ダイダイ」のことを「かぶつ」とよんでいて、古くから親しまれてきた柑橘類だそうです。酸味が強いのが特徴で、ポン酢やジャムなどに加工されて食されることが多いそうです。
伊豆諸島のひとつ、御蔵島の山には、冬になるとかぶつの身が丸々と育つそう。そのかぶつの活用法のひとつとしてつくられたのが「かぶつ生ビール」です。
2025年5月に開催された東京愛らんどフェア「島じまん2025」で「かぶつ生ビール」のMIKURA IPAとMIKURA Hazy IPAの2種類が提供されていたので、IPAをいただきました。かぶつの酸っぱさにIPAの苦みがよくあっています。ごちそうさまでした。
なお、Hazyは売り切れでした。人気ですね、Hazy。

進まない行列に並んだ価値あり)
島じまんは2年に1回のお祭り。「かぶつ生ビール」も2年に1回しか飲めないという話しもあったりなかったり。
というのも、「かぶつ生ビール」を醸造しているのが、2杯目のビール。さんなのです。
ということは、御蔵島に行っても飲めないのか??
でも、2杯目のビール。さんに行けば飲めるかもしれません。しかし、せっかくだから御蔵島で飲んでみたいよねえ。
と、ひさびさに島に渡りたくなる今日この頃なのでした。
御蔵島は、三宅島の南にある人口300人ほどの小さな島です。
東京から行く場合、船か、八丈島経由の飛行機で行くことになりますが、外洋に面した島のため欠航になることもしばしば。よって、宿の予約がない人は上陸できない(日帰り禁止)だそうです。
