StabilityMatrix(ComfyUI)環境で TRELLIS2 を動かすまでに必要だった手順の概要(工数の目安)
この記事は「ChatGPTに聞きながら、StabilityMatrix の ComfyUI で TRELLIS2 を動かして、最終的に GLB を書き出し Blender に取り込めるところまで」到達するまでにやった作業を、同じ環境の人が“だいたいどれくらい手間がかかるか”の参考としてまとめたものです。

対象環境
StabilityMatrix の Packages で管理される ComfyUI
ComfyUI-TRELLIS2を追加します : https://github.com/PozzettiAndrea/ComfyUI-TRELLIS2/tree/main
Windows
ComfyUI の venv:Python 3.12 系
目的:TRELLIS2 workflow を完走 → GLB 出力 → Blender インポート
重要な前提:操作する Python を固定する
StabilityMatrix 環境でつまずきやすいのは「pip で入れたつもりが、別 Python に入っていた」事故です。最初に ComfyUI venv の python.exe をフルパスで固定しておくと、以後の手順が安定します。
venv python の例:<ComfyUI>\venv\Scripts\python.exe
例 : $py="D:\StabilityMatrix\StabilityMatrix-win-x64\Data\Packages\ComfyUI\venv\Scripts\python.exe"
以降の pip は "<venv python>" -m pip ... の形で実行
全体フロー(やったこと一覧)
以下が、実際に必要だった作業の流れです。
1) ComfyUI Manager の更新(ノード一覧更新)
症状
Manager → Install Custom Nodes で TRELLIS2 を検索しても目的のノードが出ない(Motion系だけ表示)
対応
Manager の Update(Manager本体/Custom Node List更新)を実行
再起動後に ComfyUI-TRELLIS2(pznodes) が検索で出てきてインストール可能に
工数目安:5〜15分(更新+再起動)
2) TRELLIS2 ノード導入後、依存関係の一部が FAILED
状況
インストール自体は通るが、Summaryに flex_gemm / o_voxel / nvdiffrec_render などが FAILED と出る
ポイント
「一部失敗したが動く可能性」表示でも、実際には workflow のノードで必須になって止まることがある
工数目安:ここから先は環境差が大きく、合計30〜90分になりがち(後述)
3) Workflow 実行で停止:No module named 'flex_gemm'
症状
LoadTrellis2ShapeModel で flex_gemm が見つからず停止
対応
ComfyUI venv に flex_gemm を導入する
ここで重要だったのが「通常の --find-links で拾えない場合がある」こと。
そのため、次の2パターンを使い分けました。
3-A) --find-links で導入(うまくいく場合)
配布されている wheel index に対して pip install --find-links ... を試す
3-B) wheel を “直指定” で導入(今回はこちらが必要だった)
症状
No matching distribution found になり、wheel index から拾えない
対応
配布ページから 自分の Python/OS に合う wheel をダウンロードして、pip でファイルを指定してインストール
wheel 選びの目安:
Python 3.12 → cp312
Windows 64bit → win_amd64
よくある失敗:
venv ではない別 python で実行してしまい not a supported wheel on this platform になる
→ venv python をフルパスで固定して pip を叩くのが有効
工数目安:15〜45分(wheel探し+入れ直し+確認)
4) 次の停止:No module named 'triton'
症状
import flex_gemm を試すと triton が無いと言われる
対応
Windows 環境では triton-windows を入れることで解決
工数目安:5〜20分(インストール+確認)
5) GLB 書き出しで停止:NumPy 2.x 由来の ptp エラー
症状
Trellis2ExportGLB で
ptp was removed from the ndarray class in NumPy 2.0...
が出て停止
原因
NumPy 2.0 以降で arr.ptp() が削除され、古いコードが落ちる
対応(最短)
numpy<2 にダウングレード(例:1.26系)
途中で ~umpy など一時ディレクトリ削除警告が出ることがあるが、ComfyUIを閉じてから手動削除で対応可能
工数目安:5〜20分
6) (必要なら)OpenCV と NumPy の依存衝突を解消
状況
NumPy を 1.x に落とした後、環境によっては OpenCV が numpy>=2 を要求して依存警告が出る
対応方針(今回の目的が GLB 出力なら)
OpenCV を NumPy 1.x と相性の良いバージョンへ固定することで安定化
(※OpenCVを最新固定したい用途があるなら、別環境に分離するのが安全)
工数目安:10〜30分(入れ替え+確認)
最終結果
TRELLIS2 workflow が最後まで完走
GLB を書き出し
Blender に正常にインポートできた

工数の目安(ざっくり)
環境差はありますが、今回の流れを基準にすると:
最短(運が良い):30〜45分
Manager更新 → ノード導入 → 依存がほぼ自動で揃う → 完走
平均的(依存で数回つまずく):60〜120分
flex_gemm(wheel直指定)→ triton-windows → numpy<2 →(必要ならOpenCV調整)
長引くケース:2〜3時間
Python/torch/cuda の組み合わせが合わず wheel 探しに時間がかかる、別 python で pip してしまう等
つまずき回避のチェックポイント
pip 操作は必ず ComfyUI venv の python をフルパス指定して実行する
No matching distribution found の場合は、--find-links に固執せず wheel直指定に切り替える
ExportGLB の ptp エラーは NumPy 2.x → 1.x の差分が原因なので、目的がGLB出力なら numpy<2 が手堅い
OpenCV依存の警告が気になる場合は、用途に応じて OpenCV を合わせるか、環境分離する
すでに環境が整っていたり、慣れた人であれば、時間も半分以下ですむと思います(↑の時間はわたしの環境で必要だった手順に対して、ChatGPTが一般的な工数として算出した時間です)。
つい最近、ComfyUI-Hunyuan3d-2-1を導入したばかりですが、どちらもすばらしく進化の速さに驚愕です!
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