StabilityMatrix(ComfyUI)環境で TRELLIS2 を動かすまでに必要だった手順の概要(工数の目安)

この記事は「ChatGPTに聞きながら、StabilityMatrix の ComfyUI で TRELLIS2 を動かして、最終的に GLB を書き出し Blender に取り込めるところまで」到達するまでにやった作業を、同じ環境の人が“だいたいどれくらい手間がかかるか”の参考としてまとめたものです。


対象環境


重要な前提:操作する Python を固定する

StabilityMatrix 環境でつまずきやすいのは「pip で入れたつもりが、別 Python に入っていた」事故です。最初に ComfyUI venv の python.exe をフルパスで固定しておくと、以後の手順が安定します。

  • venv python の例:<ComfyUI>\venv\Scripts\python.exe

    • 例 : $py="D:\StabilityMatrix\StabilityMatrix-win-x64\Data\Packages\ComfyUI\venv\Scripts\python.exe"

  • 以降の pip は "<venv python>" -m pip ... の形で実行


全体フロー(やったこと一覧)

以下が、実際に必要だった作業の流れです。

1) ComfyUI Manager の更新(ノード一覧更新)

症状

  • Manager → Install Custom Nodes で TRELLIS2 を検索しても目的のノードが出ない(Motion系だけ表示)

対応

  • Manager の Update(Manager本体/Custom Node List更新)を実行

  • 再起動後に ComfyUI-TRELLIS2(pznodes) が検索で出てきてインストール可能に

工数目安:5〜15分(更新+再起動)


2) TRELLIS2 ノード導入後、依存関係の一部が FAILED

状況

  • インストール自体は通るが、Summaryに flex_gemm / o_voxel / nvdiffrec_render などが FAILED と出る

ポイント

  • 「一部失敗したが動く可能性」表示でも、実際には workflow のノードで必須になって止まることがある

工数目安:ここから先は環境差が大きく、合計30〜90分になりがち(後述)


3) Workflow 実行で停止:No module named 'flex_gemm'

症状

  • LoadTrellis2ShapeModel で flex_gemm が見つからず停止

対応

  • ComfyUI venv に flex_gemm を導入する

ここで重要だったのが「通常の --find-links で拾えない場合がある」こと。
そのため、次の2パターンを使い分けました。

3-A) --find-links で導入(うまくいく場合)

  • 配布されている wheel index に対して pip install --find-links ... を試す

3-B) wheel を “直指定” で導入(今回はこちらが必要だった)

症状

  • No matching distribution found になり、wheel index から拾えない

対応

  • 配布ページから 自分の Python/OS に合う wheel をダウンロードして、pip でファイルを指定してインストール

wheel 選びの目安:

  • Python 3.12 → cp312

  • Windows 64bit → win_amd64

よくある失敗:

  • venv ではない別 python で実行してしまい not a supported wheel on this platform になる
    → venv python をフルパスで固定して pip を叩くのが有効

工数目安:15〜45分(wheel探し+入れ直し+確認)


4) 次の停止:No module named 'triton'

症状

  • import flex_gemm を試すと triton が無いと言われる

対応

  • Windows 環境では triton-windows を入れることで解決

工数目安:5〜20分(インストール+確認)


5) GLB 書き出しで停止:NumPy 2.x 由来の ptp エラー

症状

  • Trellis2ExportGLB で
    ptp was removed from the ndarray class in NumPy 2.0...
    が出て停止

原因

  • NumPy 2.0 以降で arr.ptp() が削除され、古いコードが落ちる

対応(最短)

  • numpy<2 にダウングレード(例:1.26系)

  • 途中で ~umpy など一時ディレクトリ削除警告が出ることがあるが、ComfyUIを閉じてから手動削除で対応可能

工数目安:5〜20分


6) (必要なら)OpenCV と NumPy の依存衝突を解消

状況

  • NumPy を 1.x に落とした後、環境によっては OpenCV が numpy>=2 を要求して依存警告が出る

対応方針(今回の目的が GLB 出力なら)

  • OpenCV を NumPy 1.x と相性の良いバージョンへ固定することで安定化
    (※OpenCVを最新固定したい用途があるなら、別環境に分離するのが安全)

工数目安:10〜30分(入れ替え+確認)


最終結果

  • TRELLIS2 workflow が最後まで完走

  • GLB を書き出し

  • Blender に正常にインポートできた


工数の目安(ざっくり)

環境差はありますが、今回の流れを基準にすると:

  • 最短(運が良い):30〜45分

    • Manager更新 → ノード導入 → 依存がほぼ自動で揃う → 完走

  • 平均的(依存で数回つまずく):60〜120分

    • flex_gemm(wheel直指定)→ triton-windows → numpy<2 →(必要ならOpenCV調整)

  • 長引くケース:2〜3時間

    • Python/torch/cuda の組み合わせが合わず wheel 探しに時間がかかる、別 python で pip してしまう等


つまずき回避のチェックポイント

  • pip 操作は必ず ComfyUI venv の python をフルパス指定して実行する

  • No matching distribution found の場合は、--find-links に固執せず wheel直指定に切り替える

  • ExportGLB の ptp エラーは NumPy 2.x → 1.x の差分が原因なので、目的がGLB出力なら numpy<2 が手堅い

  • OpenCV依存の警告が気になる場合は、用途に応じて OpenCV を合わせるか、環境分離する

すでに環境が整っていたり、慣れた人であれば、時間も半分以下ですむと思います(↑の時間はわたしの環境で必要だった手順に対して、ChatGPTが一般的な工数として算出した時間です)。
つい最近、ComfyUI-Hunyuan3d-2-1を導入したばかりですが、どちらもすばらしく進化の速さに驚愕です!


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