見出し画像

室内窓でつながる、夫婦でリモートワークを楽しむ家。

10年以上勤めた会社を辞めて、郊外に建てた家で暮らし始めてから3カ月。

引っ越し先での生活にもすっかり慣れ、夫婦ともにリモートワーク中心の働き方を続けています。

「仕事と暮らし、どちらも大切にする」というコンセプトで設計した家は、「働く」と「くつろぐ」が心地よくつながる空間を心がけました。

約5年間のリモートワーク生活を経て、家での時間をどうすればもっと心地よくできるかを、少しずつ考えてきました。

そんな試行錯誤のなかで見つけた答えを形にしたのが、いまの家です。
前回の記事で書いた「働く」と「暮らす」を行き来する日々の延長線に、この家があります。
ここからは、その暮らしの工夫を少し紹介したいと思います。

夫婦でリモートワーク。狭い部屋から見えた理想の暮らし

私たちが家を建てようと思ったきっかけは、リモートワーク下での作業環境でした。

以前は2DKの賃貸で、ひとつの部屋の中でデスクを向かい合わせにして仕事をしていました。
静かに作業をしている分には問題ありませんが、ミーティングのときはどちらかが部屋を移動する必要があり、映り込みや雑音など、気を使う場面も少なくありませんでした。

「自分のペースで、のびのび仕事ができる空間がほしい」──。
そんな思いが、家づくりの最初のきっかけになりました。

室内窓でつながる、ふたりの仕事部屋

今の家では、夫婦それぞれに仕事部屋があります。

2階の間取り図。右下に仕事部屋が2部屋並んでいる。
ざっくりとした2階の間取り

部屋が分かれているので、以前よりも作業に集中しやすくなり、ミーティングにも気兼ねなく参加できるようになりました。

部屋の後ろにあるウォークインクローゼットとは扉でつながっており、互いの部屋を通り抜けずに移動できるのも気に入っているポイントです。

とはいえ、リモートワークは孤独を感じやすいもの。
お互いの存在を感じられるように、部屋の中央を引き戸でつなぎ、さらに室内窓を設けました。

仕事中、どちらかがミーティングを終えて顔を上げると、もう片方が窓越しに手を振ってくれることもあります。
そんな小さなコミュニケーションが、思いのほか楽しい。

ただ、防音の面ではやや妥協していて、ミーティングの音声が少し聞こえてしまうこともあります。
それでも「完全に遮断しない距離感」が、今の私たちにはちょうどいいのかもしれません。

ちなみに、この室内窓のアイデアは、以前住んでいた賃貸から着想を得たものです。

以前暮らしていた賃貸の部屋。室内窓の写真と、リビングから室内窓を見上げた写真。
以前暮らしていた賃貸の部屋
現仕事部屋をつなぐ室内窓と、リビングとつながる室内窓がある現在の家

作業に集中しながらも、ふとしたときに家族の気配を感じる。
そんな距離感が、私たちにとっていちばん心地よい働き方なのかもしれません。

仕事も暮らしも、ここから整う。キッチンのカフェエリア

仕事と暮らしを両立させるために、キッチンとダイニングにもこだわりました。
カフェやバーのような雰囲気のダイニングは、仕事の合間にコーヒーを淹れて一息つくのにぴったりです。

夜はペンダントライトだけを灯して、音楽をかけながらnoteを書く時間に。
同じ場所なのに、時間帯によってまったく違う表情を見せてくれるのが、この家の好きなところです。

最近お気に入りの執筆場所

この家を建てたことで、10年勤めた会社を辞めて転職することにもなりました。
結果的に、仕事も生活も、どちらかを我慢するのではなく、どちらも大切にできるようになったと思います。

私たちにとって、この家は間違いなく今年いちばん #買ってよかったもの です。

文、写真:カク(@Sno0ch_) 

いいなと思ったら応援しよう!

カク 最後までお読みいただき、ありがとうございました! いただいたチップは執筆活動のために使わせていただきます☕

この記事が参加している募集