2028年医学部合格に向けた学びの設計図Vol.2
社会人の再挑戦ログ
障がい者支援施設で働きながら見えてきた、“現場の限界”と私のボトルネック
2028年、国立医学部合格を目指して勉強を続けています。
いま私は、障がい者支援施設で
管理栄養士としてフルスタックで働いています。
給食管理
栄養ケア計画・加算業務
献立チェック・発注・在庫管理
行事食・栄養ケア会議・衛生管理
現場の栄養に関わることを、ほぼ一通り任せてもらっている立場です。
この環境は、臨床栄養の経験という意味ではとても貴重。
一方で、
「このままの働き方では、医学部受験と両立できない」という
現実もはっきり見えてきました。
この記事では、これまでの仕事と学習のログから見えてきた、
施設の構造的な問題
+ そこから生まれる私自身のボトルネック
を、一度整理しておきます。
1.通勤・勤務条件という“見えにくい消耗”
まず大きいのが、時間と生活リズムの問題です。
片道の通勤時間が長く、1日の可処分時間が圧迫される
早出・遅出・行事対応で、起床時間・就寝時間が安定しない
産休代替など人員の事情から、シフトの自由度が低い
その結果、
睡眠時間が日によって大きくブレる
「今日は勉強したい」と思っても、体力的に限界で机に座れない
という日が、どうしても出てきます。
「時間をかければ伸びる」と分かっている受験勉強に対して、
「そもそもその時間を確保できない」という、土台レベルの制約を抱えている状態です。
2.業務の属人化と「自分が抜けにくい」構造
もうひとつ大きいボトルネックは、仕事の属人化です。
月次・年次の行事、加算、栄養ケア計画、発注・在庫、帳票作成
行事食の企画・調整
災害備蓄や衛生管理
などを、実質的にほぼ一人で回している状況があります。
マニュアルは存在しますが、
実務が「人についている」部分が多い
誰かに引き継ぐにも、整理から自分で始めないといけない
という意味で、構造的に「自分が抜けにくいポジション」になっています。
その結果、
他職員の欠勤や厨房のトラブル → すぐ自分のところに飛んでくる
予定していた勉強時間が、イレギュラー対応で簡単に崩れる
「責任感が強い=断れない」自分の性格も相まって、
学習時間が真っ先に削られる仕組みになってしまっています。
3.組織文化と、めざしたい医療とのギャップ
施設の体質にも、正直なところギャップを感じています。
「古い体質」「責任の所在があいまい」と感じる場面
EBM(根拠に基づく医療)や多職種連携の進め方が、
私が将来めざしたいスタイルと噛み合わない瞬間
また、管理栄養士としての専門性が、
「献立を作る人」
「とりあえず栄養ケア計画を埋める人」
として扱われてしまう時があり、
「栄養で患者のアウトカムを変えたい」
「臨床判断にチームの一員として関わりたい」
という自分のアイデンティティが揺さぶられることもあります。
このギャップは、
働く意味を見失いそうになる
「ここで何年も過ごしていいのか」という不安につながる
という意味で、メンタル面のボトルネックにもなっています。
4.学習面でのボトルネック
学習の中身としては、すでに自覚している弱点がはっきりしています。
数学:不等式・図形・確率など、基礎の抜けがある分野
英語:精読と和訳の精度が、国立医学部レベルにまだ届いていない
さらに、
教材・サービス(atama+、河野塾ISM、オンライン塾など)が多く、
「どれをどの順番でやるか」を決めきれないと、エネルギーが分散する仕事の疲れや感情のアップダウンで、
学習リズムが途切れる日が出やすい
という、勉強の“仕組み”の問題もあります。
5.責任感と自己犠牲のクセ
最後に、自分自身の性格のボトルネック。
「自分がやらなければ」という思いが強い
休む・任せることに、すぐ罪悪感が湧いてしまう
SNS・Note・仕事・勉強……全部を同時に走らせようとしてしまう
その結果、
慢性的な疲労
情報過多での集中力低下
「やりたいことはあるのに、前に進んでいない感覚」
に悩まされます。
これは施設の問題だけでなく、
私自身の「頑張り方のクセ」の問題でもあるので、
意識して修正していく必要があります。
6.ここからどうするか──出口と次の一手
こうして書き出してみると、見えてくるのはシンプルで、
「今の職場を続けながら“医学部レベルの学習”を積むには、
構造的に無理が出始めている」
という事実です。
だからこそ、今考えている出口戦略は、
通勤時間の短縮(片道30分以内)
調理や現場の穴埋めではなく、栄養管理・加算業務中心のポジション
心不全・糖尿病・サルコペニアなど、臨床栄養と直結する現場
といった条件を満たす、次の病院・施設への“橋渡し”です。
同時に、
数学ⅠA・ⅡBの不等式・図形・確率
英語の精読+和訳
を「毎日触れるボトルネック科目」として固定し、
時間ではなく“解いた型”と“できるようになったこと”で自分を評価する勉強法に切り替えていきます。
7.このログを残す理由
この投稿は、
同じように医療職として働きながら再受験に挑む人
私を応援してくれている家族や仲間
に向けた、現状の棚卸しメモでもあります。
「職場が悪いからできない」
ではなく、
「どこが構造的な問題で、どこが自分の頑張り方の問題か」
を一度切り分けることで、
少しずつでも“再現性のある努力”のほうに舵を切っていきたい。
ここから先も、
学習ログ(何をどの順番で、どこまでやったか)
仕事とのバランスの試行錯誤
メンタルのアップダウンも含めた正直な記録
を、社会人の再挑戦ログとして残していこうと思います。
