大満足の福島/ 二人の巨匠、東山魁夷と千住博展
結論、日本画が好きな方にはおすすめしたい。
36点と展示数は少ないけれど大満足の絵画展だった。
タイムスケジュール
8:07 東京駅発(新幹線)
9:45 福島駅着
9:55 コラッセふくしま着(絵画展)
12:00 昼食
12:40 移動(徒歩)
13:00 花の写真館(福島市写真美術館)
13:45 移動(徒歩)
14:05 福島駅周辺
14:15 タリーズ(休憩)
14:30 移動(徒歩)
14:40 こむこむ(プラネタリウム)
15:00 プラネタリウム上映開始
15:55 プラネタリウム上映終了
16:10 コラッセふくしま着(再入場)
16:35 福島県観光物産館(日本酒購入)
16:48 福島駅着
17:02 福島駅発(新幹線)
18:36 東京駅着
歩数16,228歩
JR福島駅
寝不足のまま、なんとか福島へ。
新幹線を降りたら、ゴッホが迎えてくれた。
でも、今日は日本画。




外に出たら出てきた
コラッセふくしまが目的地

ロピアに並ぶ人の行列
何があったのかしら?

JR福島駅からすぐ
コラッセふくしま
二人の巨匠
東山魁夷と千住博展
コラッセふくしまは、JR福島駅西口の複合施設。
「こらっせ」は、「どうぞ、こちらにお出でください」という意味のふくしまの方言だそう。






36展の作品
杉本寧
高山辰雄
千住博
東山魁夷
の作品が静かに並ぶ。
人が少なくてじっくり見られて本当に良かった。
東山魁夷、高山辰雄、杉山寧は「日展三山の巨匠」と称されることもある。
展示作品の★表記がある作品は原画。
杉山寧
日本画家で文化勲章受章者。構成的な画面に知性と気品をにじませ、東洋と西洋の美を融合させた独自の表現で知られる。代表作に、《水》。写実と象徴が融合した《白鳥》などがあり、日本画に新たな造形感覚と精神性をもたらした。
(展示作品)
★灔 / ★蕩 / ★翺 / ★薔薇 / 華
どの絵も良かったが、代表作 「灔」 の二羽の白鳥は良かった。
「薔薇」も「華」も落ち着いた画風で、格調高いものだった。
このサイトでどんな絵か確認できると思うので掲載。
高山辰雄
大分県大分市出身の画家。
日本画家・文化勲章受章者。ゴーギャンの伝記に感銘を受け、作風にゴーギャンの影響がみられる。代表作に、人物像を描いた《少女》などがあり、深い哲学性と独自の様式で戦後日本画の頂点を築いた。
(展示作品)
★飛翔 / ★雪山の里 / ★砂漠に近く蘭州から酒泉 / ひまわり / 山への路
この方は絵によって雰囲気が違うが、「飛翔」や版画の「山への路」などが特に良かった。
松岡映丘に師事し、私も好きな山口蓬春と共に門下だった人。
千住博
現代日本画を代表する画家。日本藝術院会員。伝統的な技法を基に、壮大な自然を現代的な感性で表現する。
代表作《滝》シリーズでは、流れ落ちる水を荘厳に描き、「時間」や「命」の本質に迫る作品群として知られる。1995年にはヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞を受賞。京都芸術大学教授として後進の育成にも努め、国内外で高く評価されている。
(展示作品)
★ウォーターフォール / ★瀧図 / ★残雪 / ★タイドウォーター / ウォーターフォールⅦ / ウォーターフォールオンプリント#5 / ウォーターフォールオンリトグラフ#Ⅲ / ウォーターフォール・オン・カラーズ ケシムラサキ / フォーリングカラーグリーン / 大イチョウ / タイドウォーターⅢ / 雨後の朝 / 川辺:「水の惑星」より
ウォーターフォールやタイドウォーター(海の満ち引きがテーマ)、水の惑星などから多数展示。
この千住博の空間で、少し抜ける感覚があった。
静かではあるけれど、
ありのままというよりは、
見たものを再構成というかデザインしているような感覚。
東山魁夷
若い頃から大好きで、とりあげるテーマも画風も本当に心に響くものばかり。
展覧会は行けるものは必ず行ってきた。
戦後日本を代表する風景画家。彼が描く山や湖、道には、静けさの中に人の祈りや希望が宿る。青と緑を基調とした「東山ブルー」は、澄んだ空気や水の気配を感じさせ、心を鎮める力をもつ。代表作《道》《緑響く》に見られるのは、自然を通して心の内を映すまなざし。華やかさより誠実さを重んじ、静かに自然と向き合い続けた魁夷の絵は、時を経てもなお「静かな感動」と「生きる勇気」を呼び覚ます。1969年に文化勲章を受章し、その静謐な美は今も日本画の頂点にある。
(展示作品)
草青む / ★春暁 / ★緑の湖畔 / ★山湖 / ★湖春 / 緑の詩(大版) / 晩鐘 / 秋映 / 白馬の森 / 山嶺湧雲 / 風吹く浜 / 道 / ★風吹く浜
いつ見ても本当にいいなぁと思う。
「風吹く浜」は、日本画とセリグラフが両方展示されていて比較してみるのも良かった。
「白馬の森」も久しぶりに見たけれど森の中の白馬と周りの静かな白樺の淡く落ち着いた色使いに引き込まれた。
有名な「道」。
「晩鐘」も好きな絵。
「山湖」は若草色の風景、いろんな緑が使われて見飽きない。
「湖春」も木に明るい緑が使われて、北海道の早春の色を思い出した。
まさに静謐。
どの絵もとにかく静かなのだ。
立ち去り難く、また東山魁夷の美術館に行きたくなる。
うまく言えないが、
千住博は加工した静けさ。
東山魁夷は未加工というか内部がそのまま出てきた静けさな感じがする。
どちらがいいとか悪いとかではないが、どちらか選ばないといけないなら東山魁夷。
東山魁夷は結城素明に師事。
「心を鏡のようにして自然を見ておいで」という師の言葉を本当に実践されていると思う。
おこがましいが、その見方がすごく感覚として分かる気がする。
東山魁夷という鏡を通して、自然が写真より静かに、そして現実より少し透明な感じがする。
36点しかないから、後から来た人に追い越されながらもじっくり見た。
再入場可能ということで、後ろ髪を引かれながらも一度外に出る。
展望室(コラッセふくしま12階)
見晴らしは良く静かで落ち着いて過ごせた。

4枚書いてランチの後投函した
(2,000円以上購入でもらえた袋)





ここで11時40分くらい。
ランチの後は、
花の写真館
プラネタリウム
もう一度絵画展(再入場)
という予定。
プラネタリウムは電話で聞いたら「混むので先にチケットを買った方がいい」とのことで急遽ランチの前に購入。
(聞いておいて良かった・・・)
ランチは東口駅近のイタリアン🇮🇹
今回の福島行き、絵画展以外はジェミニの提案にのってみた。
当日調べたりしてうろうろする消耗を避けるため、行く前に大まかなスケジュールを決めておいた。
お昼は駅から近いところで選んだのがイタリアン。
行きたいお店があったがそこは1名だからなのか予約できなかった。






昼だから寝そうで我慢


和風で美味しい
他のも美味しかった
音符はクリームチーズが土台



飲みたくなるからやめた

アフォガード
(2種類から選べた。プリンは甘そうだったのでこちらにした)
このあと徒歩で花の写真館へ。
お店から北上して徒歩19分くらい。
天気予報は曇りだったのに晴れて暑い🥵
花の写真館(福島市写真美術館)
大正11年(1922年)、当時の逓信省(ていしんしょう)が東北・北海道・樺太(サハリン)地域の管轄を目的とした電気試験所福島試験所として開設し、(中略)近年までその後身である日本電気計器検定所福島試験所が引き続き使用していましたが、平成10年(1998年)同施設の仙台市への移転によって空き家となり、同12年本館を福島市に譲渡されました。
県内における大正期建立の官衙建築の遺構が乏しいこと、組積造遺構の指定保存が1棟もないこと、さらに、窓やドアに装飾を施した明治建築から機能優先の近代建築への移行期の建物であり、「市街地建築物法」施行直前の石造建築遺構である等、保存意義が多い建造物です。(後略)

色鮮やか
同じ木に2色

なんと、無料だった。

https://www.f-shinkoukousha.or.jp/hanano-shashinkan/events/3900/
2023年に大好評を博した「高精細複製品×映像体験 国宝が福島にやってくる!?」がパワーアップして福島市写真美術館に帰ってきます!
展示する高精細複製品は、細部に至るまでオリジナルに限りなく忠実に再現したもので、東京国立博物館などでも展示されています。
また、アメリカ・スミソニアン国立アジア美術館が所蔵し、門外不出である、葛飾北斎 筆『十二ヶ月花鳥図』、菱川師宣 筆『江戸風俗図屏風』も高精細複製品だからこそ展示が可能となりました。
今回も国宝・名宝の高精細複製品をガラスケースなしでご鑑賞いただけます。


高精細複製品が展示
東博や京博、スミソニアンにあるような作品の高精細複製品が展示されていた。





写真家 秋山庄太郎氏関連の展示があった
秋山庄太郎氏:NHKアーカイヴス


愛犬の名前がセツコ(なぜ?)


別の展示室には、「高精細福製品」制作のプロセスを見ることができた。

日本画の絵具などが紹介されているコーナーも。








花の写真館を見終わり、
こむこむ(プラネタリウム)へ向かう。

途中の公園


このあと福島駅ビルの2階のタリーズでチャイで一息ついて、こむこむ(プラネタリウムの場所)へ急ぐ。
こむこむ
プラネタリウム
ジェミニが出してきたプランその②プラネタリウム。

今日は『ゴッホが見た星空』
寝不足がたたり、ところどころ意識が飛ぶ。
星空を見ながら、静かな空間。休憩になった。
再びコラッセふくしま
再入場が可能なのでもう一度、東山魁夷たちを見に行く。


夕方の会場はさらに人が少なく・・・満喫。
絵を見た後、1階で父用にダッシュで日本酒を買い、駅へ。




アウターもほぼ着ないでこの袋に入れていた
すっかり初夏の陽気だった

雲から光がさしてきれいだった
東京から意外とすぐ。
今回行けなかった花見山とか神社とかもう少し福島市内を観光したくなった。
充実の大満足の日帰り福島だった✨
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