2025年お盆旅行記 五日目 最終日 伊豆マリオットの朝、そして北へ。長い帰路も旅のうち。
五日目の朝。
伊豆マリオットで迎える最後の朝は、
どこか静かで、ちょっとだけ切ない。
窓から見える庭を眺めながら、
「今日で旅も終わりかぁ」
と胸の奥がじんわりした。
■ 満席の朝食前に起きた、ちょっと嬉しいエピソード
朝食会場に向かったら、ちょうど満席で、
「ラウンジで少しお待ちくださいね」と案内された。
朝のラウンジは静かで、
柔らかい光が差し込んでいて、
最終日の朝にぴったりの落ち着いた空気。
家族で小さくお喋りしながら待っていると、
スタッフの方が歩いてきて日本語で部屋番号を呼んだ。
……違う。
私たちじゃない。
顔を見合わせていたら、
同じ番号を今度は英語で確認され、
その瞬間、私は反射的に 「No.」 とスッと答えた。
ほんの一言だったけれど、
空気がスッと整うような感覚があって、
自分でも少しだけ気持ちがシャキッとした。
そのことを、後で子どもがこっそり言ってくれた。
「あの時のママ、かっこよかったね。」
不意打ちでそんな言葉をもらえるなんて思わなくて、
胸の奥がじんわりあたたかくなった。
旅の最後に、こんな宝物みたいな思い出が残るなんて。
■ 巣蜜とはちみつの朝食、そしてわさび漬けの衝撃
案内されて通された朝食会場には、
見ただけでワクワクする朝食がずらり。
中でも目を奪われたのが……
巣ごと置いてある蜂蜜。
琥珀みたいにキラキラしていて、
スプーンですくった瞬間から“本物の甘さ”が広がるのがわかる。
ヨーグルトにかけたら、もう天国だった。
そして、予想外に感動したのが
わさび漬け。
つーんとしすぎず、ちゃんと深みがあって、
朝からご飯が進みすぎる危険な存在。
家族みんなが満足して、
「やっぱり旅の朝っていいよねぇ」と自然と笑顔がこぼれた。
■ 最後に、締めのラウンジへ
チェックアウト前に、
「もう一回だけラウンジ寄っとく?」と家族で相談。
そりゃ行くでしょ。
朝のラウンジはゆったりしていて、
旅の終わりを見送ってくれるみたいな優しい空気。
ジュースを飲みながら、
子どもたちと「次はどこ行きたい?」なんて話す時間が、
なんだかたまらなく好きだ。
■ 伊豆を出て、長い帰り道へ
ホテルを出たら、あとはひたすら仙台を目指して北上。
サービスエリアに寄ったり、
少し眠くなったり、
子どもたちの「まだ〜?」が出たりしつつも、
帰り道のこういう時間も含めて旅だと思う。
そして夕方、
旅の締めポイント・コストコ富谷 に到着。
買い物をして、ガソリンを満タンにして、
いよいよ本当に帰るんだな〜と実感がじんわり。
コストコってどの店舗も安心感があって、
ここに来ると「ああ、帰ってきた」って不思議と落ち着く。
■ 弾丸だけど、満たされた帰宅
夜にかけての帰路はやや弾丸だったけど、
車内には旅の余韻と、
ほぐれた心と、
家族の笑い声がまだ残っていた。
家に着いた瞬間、
「は〜〜〜、本当に楽しい旅だった!!」
って全員が同じ気持ちになっていたと思う。
お盆の伊豆旅行。
長い距離を走って、
おいしいものを食べて、
温泉でとろけて、
ホテルでゆっくりして、
いっぱい笑って、
ちょっとかっこつけて、
ちょっと休んで。
何ひとつ無駄じゃなくて、
ぜんぶが“我が家らしい旅”だった。
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