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20260104「列外の者たち」

並ばなくともいいが
並んでもいい
横にずれ
前後して
追い越して追い越され
列外の者だとしても
何故か許されるのだろう
滲んだ鏡を触りつつ
冷たさや微熱であっても
足跡を残しつつ消えている
遠くの気配に気づいては
本当らしきものたちを経て
鈍った帯域を纏っている

後ろを向きつつ進み
振り返る度に確認するが
容認できないこともあったり
須く意外を気にして
足元をけっ躓く
縺れて転び
また立ち上がるのだろう
そこではないよと言ってくれるが
他にもあったりするから
余地はふんだんに待っている
打たれた錬金を潜め
発火の目印を放り
最果てまでのこのこ彷徨いている

通過するごとに軋み
空白を与え
錬成の身体賦与
何かを飲み込み
何かを吐き出して
形態から反応を導き
触覚からの分布する圧点を受容し
凡ゆる反応循環を巡らせ
その時を待って
ふと立ち止まり
見上げるのは
与えられたとした気にしない連続
浮遊環の複製を編んでひとつを引く

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