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kazukazu123
20250622「夏至の投影」
昨日からの熱を持ち越し
今日もまた温度を上げている
風が吹いたらいい
どこからか動き
どこかへと移動している
体温を上げ
冷たさを飲み込んで
平均的な持続の時間
さっきまでそこに居たのに
今はもう居ない
確かに在ったとしても
もう食べたり捨てたりで
ここに残っては居ないのだけれども
記憶のどこかを類推し
今の今を投影する
どれもが影を持ち
或いは光の中
浴びせられたのは
各々の影絵
くるくる廻り
そして中心らしき生活を経て
どこに行くのかは知らないが
どこかへ続くのだろう
平凡で凡庸
それでいて一個の存在
誰かが嘘をついて
誰かがそれを違うと言う
本当を知らないが
それをそれだと思い込んで
また自分を肯定するのだろう
酩酊しつつ鮮明に
どれを選んでもいいとして
その熱を発火し
体内を巡らせ
周囲の人々を個人へと向ける
名前を言って
名前を聞いて
憶えている人たちを
忘れてしまったどこかで
再度思い起こすかもしれない
こんがらがった熱で
うなされつつ夢を与える
どれもが勝手だが
それはそれでいいのだろう
夏至を越えツバメが舞っている
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