キャンプ2日目
おっと、停電かー!
なんて、驚いたことではない。
Bati(トレーニング施設)に宿泊すると、
ほぼ毎回、少なくとも1回は停電を経験する。
短い時は数分で。
長いときには数時間にも及ぶ停電が続く。
さすがにこの気温で
長時間のエアコン無しは。
体に堪える。
夜中の停電は、
寝苦しい暑さどころの騒ぎではない。
命の危険をともなう。
普段何気なく、日本にいた時は
空気のごとく使っていた電気。
長時間の停電の後には、
Bati全体から歓声が上がる。
電力の偉大さが身に沁みる。
ありがたや〜
さてキャンプは2日目に突入。
早くも選手は疲れ気味の様子。
ここを乗り越えれば、
という気持ちと。
ここで少しペースダウンして回復を図るのか
監督として非常に迷うところ。
ま〜、いずれにしても、
なにより怖いのは怪我をしてしまうことなので、
ペースダウンするしかない。
とはいえ、
トレーニングの質は落としたくない。
短時間で効率よく。
そのなかで
こちらの意図をしっかりと落とし込める
トレーニングメニュー作成が必要。
キャンプ前には、
あーでもない、こーでもない。
と、あれこれ悩みながら
トレーニングの計画表を作った。
でも実際に、
選手たちのコンディションを見ながら
トレーニングを続けていくと。
必ずトラブルが発生する。
怪我人が出てしまったり、
カンボジア特有の雨季のスコールに、
見舞われたり。
ついでに、停電なんかも起こる。
これらの諸条件が、
日々、毎回のトレーニングごとに
複雑に絡み合って僕の前に立ち塞がる。
ず〜と、修行だな。
でもちょっと、
選手がよいプレーをしてくれると、
かんたんに気分がよくなったりする。
ジェットコースターに乗っているような
毎日だ。
自分の感情と選手の感情。
いい時もあるけど、
悪い時もある。
勝負の世界では、
だれよりも自分自身をコントロールできる者が
勝ち残る。
まずは自身のメンタルコントロールに注力する。
