雨季に突入(キャンプ3日目)
数日前からなにやら雲行きが怪しくなってきた。
5月に入ると少しずつ天気が不安定になり、
雨の日が増えてくるようだ。
これまでの僕の情報収集によると。
日本の梅雨時期のように、
しとしとと、1日中雨が降り続けるというより、
滝のような雨がどこかの時間帯にドバーと
降るのがこちらカンボジアの雨季の特徴らしい。
プノンペンの街中であっても、
日本のように下水処理設備が整っていないので、
住宅やお店によっては床下、酷いときには
床上浸水するとのこと。
当然、車も走れなくなる。
「そうなると帰宅できないですね」
と、通訳くん。
そんな時はBati(トレーニング施設)に
泊まるしかない。
今回のセレクションでも、
毎日必ず雨が降る。
午前中は乾季のように雲ひとつなく快晴。
とまではいかないが、
もくもくと綿菓子のような白い雲の塊が
あちらこちらにあらわれる。
これらは雨を降らせるようなあやしい雲では
なく、時々太陽を隠してくれるありがたい
雲たちでもある。
太陽がしっかり顔を出すと
気温はぐんぐんと上昇。
体感的に35度くらいだと思う。
ところが午後になると、
雲たちの表情は一変。
どんよりとしてくる。
いまにも雨が降り出しそうな鉛色の雲で、
空一面を覆いつくそうとする。
そうなると、
いつ雨が降りはじめてもおかしくない。
小雨で終わるのか、
あるいはスコールが街全体を水浸しに
してしまうのか、だれにもわからない。
いまのところ、
午後の雨は、まだジャブ程度なので
トレーニングを中止するほどではなく
助かっている。
キャンプ3日目。
初日から比べると、
選手の表情も身体も引き締まったように見える。
午前中は、セットプレーの確認。
とくに、オーストラリア戦では
体格差がかなりあることが予想される。
どれだけ辛抱強く耐えながら、
最小失点で戦えるのかが重要。
そのひとつのポイントがセットプレーの守備。
高さ、強さ、速さに対して、
しっかりと集中した守備をしたい。
現時点では、
オーストラリア、フィリピン。
どちらの情報もまったくない。
来月、インドネシアに入ってから、
オーストラリアvsフィリピンの試合を
観戦できる。
ここではじめて、対戦相手の情報を入手。
コーチングスタッフ全員で情報整理をして、
最善策を練りたいと思う。
その2日後に、
vsフィリピン戦。
またその2日後に、
vsオーストラリア戦が行われる。
