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🆓 タダより高いものはない?📱 — 無料サービスと『あなたの個人情報🔒』のウラ側 🕵️‍♂️


皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です 👋

私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネス・スタートアップです 🚀



さて、皆さんは、毎日使っているSNS、ニュースアプリ、検索エンジン、地図アプリなどを思い浮かべてみてください。 その多くが「無料(タダ)」で使えていますよね。

ですが、「なぜ、あんなに便利なサービスが、ずっと無料で提供され続けているんだろう?」と、不思議に思ったことはありませんか?🔍


名言の引用:「無料のランチ」は存在しない


ノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマンという経済学者は、こんな言葉を残しています。


「この世に無料のランチ(There's no such thing as a free lunch.)はない」


これは、「タダで手に入るものなど、実際には存在しない。必ず誰かがそのコストを負担している」という意味の、経済学の有名な格言ですね。

まさに、私たちが日常的に使っているWEBサービスも同じです。 私たちが「無料」でサービスを利用できる裏側では、私たちが「お金」の代わりに、ある対価を支払っているからなのです。

その対価こそが、「あなたの個人情報」です 🤔




1. 企業にとって「あなたの情報」は宝の山


「個人情報」と聞くと、「氏名」や「住所」「電話番号」などを思い浮かべる方が多いかもしれません。 もちろん、それらも非常に大切な情報です。

しかし、現代のWEBサービス企業が「宝の山」として最も欲しがっているのは、むしろ、「あなたが、いつ、どこで、何をしたか」という、行動の記録(データ)のほうなのです。

  • 閲覧履歴: どんな記事や商品を、何分くらい見ましたか?

  • 検索履歴: どんなキーワードで検索しましたか?

  • 位置情報: 昨日の夜、どこにいましたか? 週末はどこに出かけますか?

  • 購買履歴: 最近、何を買いましたか?

  • 興味・関心: どんなSNS投稿に「いいね」を押しましたか?


こうした情報を集めて分析することで、企業は「あなた」という人物の姿を、あなた自身よりも詳しく描き出すことができます。

「ああ、この人は今、旅行に行きたがっているな」 、「この人は、健康への不安を感じている可能性が高いな」

これが分かると、企業は「あなたにピッタリ」の広告を、絶妙なタイミングで表示できるようになります。 これが、いわゆる「ターゲティング広告(追跡型広告)」と呼ばれるものの正体ですね。「さっきAmazonで見ていた商品が、別のサイトの広告にすぐ出てくる」という、あの体験のことです。


2. 「AI」と「ダークパターン」の“不都合な”出会い


そして今、この流れをさらに加速させているのが、皆さんもご存じの「AI(人工知能)」の急速な進化です。

AIは、私たちが集められた膨大な「個人情報」を、人間では不可能なスピードと精度で分析します。 その結果、AIは「Aさんに、今この瞬間に、この赤いボタンを見せれば、80%の確率でクリックするだろう」といった、個人の心理状態や行動パターンを予測することまで可能になりつつあります。

この「AIによる予測」が、もし、前回までお話ししてきた「ダークパターン(皆さんに不利な選択をさせようとする、不誠実なデザイン)」と結びついてしまったら、どうなるでしょうか?


例えば、

  • あなたの「不安」や「焦り」といった心理状態をAIが察知し、その弱さにつけ込むような「今すぐ買わないと損しますよ!」という広告を、執拗に表示する。

  • 「この人は規約を読まないだろう」とAIに判断された人に対してだけ、こっそりと不利な(より多くの情報を抜き取る)同意画面を表示する。


…これは、SF映画の話ではありません。 技術的には、すでに可能になりつつある、あるいは一部では始まっているかもしれない「リスク」なのです。


3. 私たちは「何に同意」したのか?


ここで、一番大切な問いに立ち返らなければなりません。 「企業が、私たちの情報を集めて、AIで分析して、広告に使うこと」 ——これ自体が、すぐに違法というわけではありません。

なぜなら、私たちが、サービスの利用開始時に「同意する」ボタンを押しているからです。

あの、誰も読まない(かもしれない)、びっしりと小さな文字で書かれた「利用規約」や「プライバシーポリシー」。 あの中には、多くの場合、 「皆さんの情報を、このように収集し、分析し、私たちのビジネス(広告など)のために利用します。よろしいですね?」 という内容が書かれています。

私たちは、便利な「無料」サービスと引き換えに、その契約書にサイン(=同意)している。これが現実です。

「読まないで同意(未読同意)」してしまったがために、自分の大切な情報が、自分の知らないところで、自分の意図しない使われ方をしているかもしれない。 それこそが、私たちがこの連載でずっと警鐘を鳴らしている「形骸化した同意」の、最大のリスクの一つなのですね。

もちろん、世界中がこの問題に手をこまねいているわけではありません。 特にヨーロッパ(EU)などでは、「自分の情報は、自分でコントロールする権利がある」という考え方が非常に強く、企業が個人情報を扱う際には、非常に厳しいルール(GDPR=一般データ保護規則 などが有名です)が課せられています。


まとめ:私たちが目指す未来


誤解しないでいただきたいのは、データを活用することや、AIの技術、それによって便利なサービスが生まれること自体が「悪」だと言いたいわけではない、ということです。

問題なのは、その「情報のやり取り」のプロセスが、私たち消費者にとってあまりにも「不透明」で「不誠実」である場合が多い、という点です。

私たちは、ここに大きな社会課題があると考えています。

  • 企業は、消費者からどんな情報を、何のために預かるのかを、誠実に、分かりやすく説明する。

  • 消費者は、その内容をきちんと理解し、納得した上で、自分の情報を預けるかどうかを、自分で(ダークパターンに邪魔されずに)決定できる。


そんな、企業と消費者との間に、透明で、公正で、信頼に基づいた「新しい同意のカタチ」を創り出したい。 それこそが、私たちが「ソーシャルビジネス」の力で成し遂げたい未来です。

「無料のランチはない」——。 だとしたら、私たちは、便利なサービスを使う「対価」として、自分の大切な情報を、どれだけ、誰に、何のために提供するのか。

次にあなたが「無料」のサービスを利用するとき、ほんの少しだけ、その「対価」について立ち止まって考えてみる。 その小さな一歩が、より誠実なWEB社会を創るための、大きな力になると信じています ✨

最後までお読みいただき、ありがとうございました 🙏





いかがでしたでしょうか。無料という言葉の裏側に隠された仕組みについて、何か新しい気づきがあれば幸いです。

次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います 🤝


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