『いつか見るかも…』はきっと来ない。— サブスクを解約できない脳のクセと、家計を守る断捨離術
皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です。
私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネスのスタートアップです。
突然ですが、皆さんはご自身のクレジットカードの利用明細、毎月1行ずつちゃんとチェックしていますか?
「動画配信サイト、月額980円」
「音楽アプリ、月額1,000円」
「電子書籍の読み放題、月額500円」
一つ一つは、ランチ一回分程度の金額かもしれません。しかし、これらが積み重なると、年間で数万円というそこそこ大きな金額になりますよね。「これ、最近全然見てないな…」と思いつつ、「まあ、でも、いつか見るかもしれないし…」と、ついつい解約を先延ばしにしていませんか?
今日は、そんな「サブスク貧乏」から脱出するための、ちょっとした心の整理術についてお話しします。
2. 名言の引用:「手放す」ことの重要性
名言の引用:(Apple創業者、スティーブ・ジョブズの言葉より)
「何をしないかを決めることは、何をするかを決めるのと同じくらい重要だ」
人生も、サブスクも同じです。「見ない動画サイト」にお金を払い続けることは、あなたの貴重な時間とお金を、ドブに捨てているのと同じことなのかもしれません。
3. 【心理】なぜ私たちは「解約」できないのか?
「解約しよう」と思っているのに、ついつい先延ばしにしてしまう。これは、あなたの意志が弱いからではありません。実は、人間の脳のクセによって、無意識のうちにブレーキをかけられているのです。
代表的なクセを二つご紹介しましょう。
①現状維持バイアス(変化を嫌う心)
人間は本能的に、「今の状態」を維持しようとします。「解約の手続き」をするためにサイトを開き、パスワードを入力し…という変化(アクション)を起こすことが、脳にとっては面倒で、億劫に感じてしまうのです。
②保有効果(失うことへの恐怖)
人は「手に入れたものを失う」ことを、過大に恐れる生き物です。「解約したら、あの限定コンテンツが見られなくなる…」 「会員特典がなくなってしまう…」実際には使っていないのに、「権利を失う(損をする)」という恐怖が、「毎月の会費(確実な出費)」よりも大きく感じられてしまうのです。
この二つのクセが、「今は忙しいけど、来月は見るかもしれないし…」という言い訳を作り出し、ズルズルと課金を続けさせてしまうのです。
4. 【手口】企業は「脳のクセ」を知り尽くしている
そして、企業側もこの心理を熟知しています。
「初月無料」: 入り口のハードルを極限まで下げ、まずは「保有」させます。
「自動更新」: 「現状維持バイアス」を利用し、何もしなければ契約が続くように設定します。
「解約の複雑化」: 以前の記事でお話ししたダークパターンです。解約の手間を増やすことで、「面倒くさい」という感情を増幅させます。
つまり、私たちは「脳のクセ」を利用したビジネスモデルによって、無意識のうちに課金を続けさせられているのです。
5. 【実践】今すぐできる「サブスク断捨離」3ステップ
では、どうすればこの心理的なワナから抜け出せるのでしょうか。
精神論ではなく、具体的なアクションで解決しましょう。
STEP1:可視化する
まずは、クレジットカードの明細を見て、契約中のサブスクを全て紙に書き出してみてください。「あれ、こんなのも入ってたっけ?」というものが必ず一つはあるはずです。
STEP2:仕分ける(基準は「直近1ヶ月」)
「いつか」ではなく、「直近1ヶ月(または3ヶ月)以内に、一度でも使ったか?」という事実だけで判断します。使っていなければ、それは今のあなたには必要のないサービスです。即「解約候補」です。
STEP3:迷ったら「解約」する(魔法の言葉)
これが最も重要です。「保有効果」の呪縛を解くための魔法の言葉があります。それは、「必要になったら、その時また入ればいい」です。
サブスクの良いところは、再契約も一瞬でできることです。「解約=永遠の別れ」ではありません。「一時停止」するだけだと思えば、解約ボタンを押すハードルはぐっと下がります。
6. まとめ:サブスクは「固定費」ではなく「変動費」
サブスクリプションは、一度入ったら一生払い続ける「家賃(固定費)」のようなものではありません。
自分のライフスタイルに合わせて、必要な時だけ契約し、忙しくて使わない月は解約(お休み)する。そうやって、サブスクを「変動費」として使いこなすこと。
それが、企業側の戦略に負けず、賢くサービスを享受する、現代の消費者のあり方だと私たちは考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。サブスクを解約できない心理的な『脳のクセ』と、賢い付き合い方について、何か新しい気づきがあれば幸いです。次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います。
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