支援者の視点を育てるには?
こんばんは😊ふくまるです◎
前回は、私が思う療育と発達支援について書きました。
今回は、「支援者の視点」について、書いていこうと思います。
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保育士としての視点の違い
私は色々な現場で保育士として働いてきましたが、保育園の保育士と療育保育士とでは、活動のねらいや着眼点が違うと感じてきました。
ちなみにですが、私が携わってきた療育は、あくまで遊びの中で行うものでした。
リハビリのように決まったものを黙々とこなすというよりも、その子が興味のある遊びの中に、ちょっと頑張って欲しい要素をプラスする、そんな感じ。
作業療法士さんや言語聴覚士さんの助言に、保育士が得意な遊びの要素を組み込んでいく——簡単なようで、実はとても難しいことでした。
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活動のねらいの違い
例えば、製作。
保育園では季節感のあるものや行事で使うものを「作る」ことに重きが置かれることが多いと思います。
保育雑誌やインターネットでも題材がたくさん見つかるので、遊びの中で子どもたちと楽しく作って達成感を味わう。
療育の中では、「感触遊びをさせたい」から指絵の具をしよう、とか、「補助具をつけてハサミを使わせたい」から製作の中にその要素を入れよう、みたいな。
完成が同じものになるとしても、その過程やねらいはニュアンスがちょっと違います。
保育園から療育施設に異動で来られた保育士さんは、ここでちょっと躓くことが多かったです。
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私自身の戸惑いと気づき
かくいう私も、異動してきた時には、活動のねらいや内容に関して「?」の連続でした^^;
私が居た療育の施設はこんな感じです:
• 親子通園
• 個別教室と小集団教室がある
• 基本的には週に一回、1時間前後の教室
当時、現場で1番若手だったこともあり、子供達の前に沢山立たせてもらったことは有難かったのですが、なんせ活動のねらいや内容を自分の中に落とし込めていなくて。
前任者が行ってきた療育の記録を見よう見まねで実践する日々。
そんな時にふと、「この子は、何でこれが出来ないんだと思う?」と、言語聴覚士さんから尋ねられました。
え…何でだろう…
そこで初めて、子どもの「困り感」に触れたような気がします。
同時に、それまでに療育してきた子どもたちや保護者の方にはとても申し訳ない気持ちになり、それでも子どもたちの前に立たせてくれていた上司には感謝しました。
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支援者の視点が育つ瞬間
きっと、幼保で子どもと関わる先生方からすると、子どもが何かできないことがあっても、「発達段階の過程で、まだできないだけ」としか思わないことが多いと思うんです。
だって同じくらいの年齢の子どもたちが集団で生活をしていれば、全員が全員、個人差があって、できる子とできない子が混在しているのが普通ですから。
でもその「できない」ことが、集団生活の中での困り感として、活動への参加を妨げている可能性があるということ。
それからは、活動のねらいを“子どもの視点”で考えるようになりました。
• 「この子はどこでつまずいているんだろう?」
• 「この活動は、この子にとってどんな意味があるんだろう?」
•「どこをクリアすれば、生活がしやすくなるかな?」
そんな問いを持ちながら、少しずつ支援の組み立て方が変わっていったように思います。
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5年間の積み重ね
子どもを2人産んで育休を挟みながら約5年間療育に携わりましたが、
その5年間は子どもの困り感の原因を理解するための引き出しをひたすら増やすことに専念。
児発管もしながら、保護者にも沢山のお話をして、ある程度どんなお子さんが来られても動じることもなくなり、
落ち着いて目の前の子ども達と関わることができるようになりました。
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まとめ
支援者の視点は、知識だけでは育ちません。
子どもと実際に関わり、保護者と対話をして、専門職との協働——そのすべてが、私の視点を育ててくれました。
これからも、現場で悩みながら、笑いながら、支援者としての自分を育てていきたいと思っています。
