おを飼う ①/全7話 【創作台本・世にもになるまで書いてみた・110作目】
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○ 大学構内・廊下
主人公 目の下に大きな隈を作りながら、1限に向かう。手には栄養ドリンク。時折、少しずつ口にする。
主 (心の声で)あー。徹夜なんてしなきゃよかった。
つってもあとレポートがひいふうみい・・・
今日もだな・・・ はぁ・・・
主人公 今夜も徹夜が確定したことに思わずため息をつく。
学食の横を通過。「本日の日替わりメニュー」の書かれた貼り紙を一瞬見る。この日のメニューは「かつお丼 300円」。おのフォントや大きさが若干違う。
主 ・・・「かつお丼」旨そうだな。。。
○ かつお丼のカット
かつお丼のインサート。
漬けとたたきのハーフ&ハーフ。真ん中には卵黄のトッピング。
○ 大学構内・講義室
主人公 頭の中は講義内容ではなく「かつお丼」で頭がいっぱい。
主 (心の声で)へへへ・・・ かつお丼・・・ かつお丼・・・
早く昼になれ・・・
○ 学食・飲食スペース
学食の飲食スペースのカット。
時刻は11時ごろ。開店して間もないためか、客もまばら。
○ 学食・丼コーナー
厨房から見た画角。
主人公 物凄い勢いで丼コーナーまでやってくる。
主 かつお丼! かつお丼ください!!
主人公から見た画角に切り替わる。
店員(パートのおばちゃん) 困惑の表情を浮かべる。
店 え、えっと・・・ かつお丼なんてメニューはやってないんだけど・・・
主 嘘だ! だって今日の日替わりは・・・
主人公 日替わりメニューの書かれたポスターを指さすも、そこには「かつ丼 300円」と記されている。
主 ・・・あれぇ?
周りを見ると、主人公を見てクスクスと笑う人が何人もいる。
主人公 恥ずかしさの余り赤面し、下を向く。
店 (笑いながら)じゃあかつ丼でいいかい?
主 (無言で頷く)
店 ご飯の量は?
主 ・・・・・・・・・並で。
店 あいよ。(厨房に向かって)かつ丼並一丁~!
主人公 かつ丼がやってくるのをじっと黙って待つ。顔はまだ赤らめたまま。
貼り紙の一部分のカット。貼り紙から「何か」が剥がれ、床に落ちる。
「何か」目線の映像。じっと待つ主人公を見つめている。
? おー・・・
そうつぶやき、「何か」が学食から去って行く。
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