遅刻しない男①【連載台本・世にもになるまで書いてみた・52作目】
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○ オフィス(午後17時)
オフィスの時計が17時を知らせる。一応、退勤時刻に。
しかし、多くの社員が残業に苦しんでいる。
主人公 仕事をいち早く終わらせ席を立つ。
主 すみません。お先に失礼します。
主人公 颯爽と退社。
そんな彼を羨ましそうに見つめる同僚2人。
丸顔でメガネを掛けた男・藤田と細身で顔にそばかすが目立つ男・北村。
藤 【主人公名】の野郎、また定時で帰りやがって・・・
北 俺らは残業してるっていうのに・・・! あー! 腹の立つ!
藤 で、あれだろ? 明日も朝イチで来てさ、掃除とかしてるんだろう?
北 たぶんな。デキる社員は違うわ。
というかアイツより先に出社してるやついるか?
藤 いない。もはや不気味だよな。
北 「真面目」すぎるよな。俺らみたいにもっと手を抜けっての。
藤 まぁ、だから今日も残ってんだけどな。(ため息)
2人 ブツブツと主人公を妬みながらも手を動かしている。
藤田 突然手を止める。
藤 ・・・なぁ北村さんよ。いいこと思いついたんだが。
北 ?? 何だよ。
藤 アイツを遅刻させてやろうぜ。
北 ・・・いいねぇ。
藤 だろ? 「真面目」なやつが怒られてる姿見たくないか?
北 もちろん見たいとも! そうとなったら早速作戦会議だ!
2人 仕事よりも「主人公遅刻作戦」を優先し、メモに作戦をつらつらと書いていく。
タイトルテロップ『遅刻しない男』
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