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再教育①【連載台本・世にもになるまで書いてみた・56作目】

これまでの話はこちら!

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○ 刑務所・廊下

 朝から騒がしい刑務所。
 この日も朝から1人の死刑囚が「執行室」に運び出されていた。
 死刑囚(主人公) 死の恐怖から喚き暴れる。
 刑務官ら 彼を無言で「執行室」へと運び続ける。

刑 大人しくしろっ! もう決まったことだ!
囚 やめてくれぇぇ・・・! 俺はまだ死にたくないんだ・・・!

 刑務官ら 立ち止まり、1人の刑務官が鍵を開ける。
 死刑囚を連れ、中に入っていく。

○ 執行室

 執行の準備が進む。
 死刑台の赤い四角線の上に重厚な椅子が置かれている。
 
 刑務官ら 死刑囚をその椅子に座らせ四肢を固定していく。
 頭にもヘッドギアを付ける。
 死刑囚 違和感に気付く。

囚 !? おい! 日本では絞首刑のはずだろ!? 
  電気椅子なんて聞いてねぇぞ!

 刑務官は囚人の声を無視し、その場から離れる。

○ 執行室横・操作室

 現行の死刑同様、3人の刑務官がボタンの前に立っている。
 それを見つめる所長と副所長の会話。

副 いいんですか所長。第1号があの男で・・・
長 構わん。
  何せ我が国を震撼させた極悪人をどれだけ「再教育」できるか興味があるものでね。
  ところで彼はいくつだっけか。
副 ・・・30です。
長 そうかそうか。「再教育」終わりは48か。
  ま、大丈夫だろ。後はよろしく頼むよ。
副 かしこまりました。
  (部下達に)ではこれより【囚人名】の再教育刑を執行する!

 副所長の声で一斉にボタンが押される。
 その瞬間響き渡る、断末魔の叫び声。
 所長 その光景をニヤリと見つめていた・・・
 タイトルテロップ『再教育刑』


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