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【連載台本・世にもになるまで書いてみた・37作目】誘惑女④

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○ 予備校・教室

 ホームルーム終わり。
 友人AとB 帰り支度を済ませ喋りながら玄関に向かう。

B 今日も(主人公)くん来なかったね。
A あんな奴はほっとけ! 
  どーせ家で「カノジョ」とイチャついてんだろ。
  落ちれば良いんだ! 落ちれば!!
B でも心配だよ・・・ 家行かない?
A 誰が行くか! 

 主人公の話で盛り上がる(?)2人。
 そんな彼らの前に担任が現れる。

担 君たち!ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・
A なんすか?
担 君たちって(主人公)さんと仲良いよね?
  彼、最近休んでるでしょ?何かあったのかなって・・・
B それが僕たちもよくわからないんです。連絡もつかないし・・・
A バカ言え。先生。コイツ「カノジョ」とサボってるだけですから。
  何なら退学にしてもいいっすよ。
担 ・・・「カノジョ」? 
  (慌てて)どんな子かわかる!?
A いや・・・ 俺らも写真見たわけじゃないんで・・・
  あ。でもアイツ、アイドル好きなんすよ。
  んで推しメンと「カノジョ」がそっくりって言ってたよな?

 B 首を縦に振る

担 ・・・・・・そうか。
  突然悪かったね!ありがとね!
B はぁ・・・
A 別にいいっすけど・・・

 友人A・B どこか府に落ちないまま帰宅。
 担任 主人公が予備校に来なくなった「本当の理由」に気付いた様子。

担 (心の声で)間違いない・・・ 「アイツ」の仕業だ・・・!!!

○ コンビニ(夜)

 先ほどのシーンと同じ日。
 主人公はこの日も予備校をサボり「カノジョ」と2人で映画館へ。
 帰りにコンビニに寄った場面。
 主人公 家で「カノジョ」と食べる用のお菓子を物色中。

主 (独り言で)これ旨そうだな・・・ あ、でも甘いもん食いたいって・・・
  お、アソートパック。こっちの方がいいかな・・・?

 「カノジョ」 彼の前に突然現れる

カ ね!
主 うおっ! 驚かせんなよ・・・
カ ごめ~んw
  あのね(主人公)くんに買ってほしいものがあるんだけどぉ
主 もちろん! 何でも買ってあげるよ!
カ さっすが~! じゃあこっち来て!

 「カノジョ」 主人公の手を引き、売り場に連れて行く。

○ コンビニ・とある商品の売り場

 主人公 売り場を見て顔が引きつっている。
 「カノジョ」 カゴに商品を躊躇することなく入れていく

カ あれ?(主人公)くんどしたの?
主 いや・・・ ホントにこれ欲しいのか・・・?
カ うん! あれれぇ? 「何でも買って」くれるんじゃないの?w
主 いや言ってねぇし・・・
  てか、俺19なんだけど・・・

 2人がやって来たのは「酒売り場」
 「カノジョ」 主人公に体を寄せる。

カ (猫なで声で)ねぇ~ いいでしょぉ~
主 いや、バレたらヤバイって・・・
カ 大丈夫だって~ 19って四捨五入したら20でしょ? バレないって!
  それに店員さん見てよ。

 2人 目線を店員の方に。
 疲れているのか立ったまま居眠り。

カ ね? アイツなら騙せるって! だから買お?
主 ・・・いや、やっぱりやめとこうぜ。
カ えぇ~

 主人公 カゴに入った缶チューハイを戻していく。
 「カノジョ」 頬を膨らませる。
 主人公のナレーション。

主 (ナレーション)
  この日から「カノジョ」の誘惑はエスカレートしていった。
  酒にタバコはもちろん、
  一歩間違えれば警察のお世話になる誘いまで・・・
  俺は「カノジョ」のことが少しずつ怖くなってしまった。
  しかし「カノジョ」は俺のことが大大大好きなようで、今では・・・


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