同期会 ①【連載台本・世にもになるまで書いてみた・79作目】
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〇 居酒屋・広い個室
冬の夜。個室居酒屋。多くの人でにぎわっている。
3部屋分をつなげた即席の広い個室。
そこでは何やら同期会が行われている。
使っているテーブルは3つ。
1つのテーブルに4人(一番右側だけ2人)が囲む形で座っている。
主人公以外は私服。主人公だけスーツ。
主人公(20代後半・男) 率先して皆に飲み物を配っている。わざわざ一人ずつ手渡し。
主 (配り終えて立ち上がり)よし、みんな飲み物は手元にある?
A あるに決まってんだろ!
B おい【主人公名】早く乾杯しろよー
主 ごめんごめんww では皆さん久しぶりの再会を祝してかんぱーい!
一同 グラスを合わせる。
タイトルテロップ『同期会』
主人公 美味しそうに生ビールを半分近く飲み、テーブルにグラスを置く。
主人公はA(男・お調子者)B(男・ツッコミメガネ)C(女・サバサバ系女子)の3人と囲んでいる。
C あれ?【主人公名】くんってビール飲めたっけ?
主 昔は苦手だったんだけどね。
社会人の付き合いで飲んでたら、いつの間にか好物になっちゃってさ~
C ほーん。良かったじゃん。大人の仲間入りってやつ?
主 かもね。
A というかみんな変わんねぇよな~ 何年ぶりだっけ?
B もしかして大学卒業して初めてか?
主 そそ! 実に4年ぶり。
A ひえ~ マジか。じゃあ俺らもうすぐ30?
B バカ!まだ4年あるだろ!
A いやいや4年「しか」だって。
ほら年取るたびに1年が早く感じるっていうだろ?
30になるのもあっという間だぞ?
C ちょっと!急に現実見せるのやめて!
主 そうだぞA! せっかくの同期会なんだし辛気臭いこと言うなよ!
A はいはい。てかちょっと聞きたいことあるんだけどさ・・・
主人公 他のテーブルを見渡す。
他のテーブルも話に花が咲いている様子。
誰一人飲み物・食べ物に手を付けていない。
その光景を見て、主人公は満足げ。幹事になった甲斐があった。
B おい、聞いてんのか??
主 あ、ごめん… 聞いてなかった・・・
B ったく・・・ お前昔からそういうとこあるよな~
周りが見えてないっていうか、別の所に意識が飛ぶっていうの?
治した方がいいぞ~
主 ごめんってば・・・
あ、そうだ!別のテーブル回ってくるわー
A おーう。
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