もぐり ①/全5話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・100作目】
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〇 大学・大講義室
朝9時ごろ。多くの学生が眠い目をこすりながら講義を受けている。
壇上では高齢の男性教授が難しい話を繰り広げている。騒ぐ学生たちを注意することなく、淡々と話し続ける。
教 であるからして、このゲーム理論というのは・・・
主人公の目のアップ。キョロキョロと周りを見渡しているのか、目がよく動いている。
主 (声のみ)どいつもこいつも、何でこんな講義受けてんだろう。。。
あーつまんね。早く終わんねぇかなぁ。
講義も聞かず、いちゃつくカップルの姿。
主 (声のみ)いちゃつくなら家でやれよ・・・
教科書でスマホを隠し、スマホゲームに熱中する男子学生の姿。
主 (声のみ)はいはい。アンタはゲームね。
ま、やりたい気持ちはわかるけどさ。ちょっとは我慢しようや。
出入り口付近で騒ぐDQN学生たちの姿。
主 (声のみ)あーうるせぇ! 騒ぐなバカ! とっとと出てけよ!!
主人公の姿。数年前に流行ったファッションに身を包み受講中。
机の上にはレジュメも教科書も筆記用具さえも載っていない。
主 (声のみ)ま、俺もとやかく言えないんだけどw
ちゃんと講義受けてるわけじゃないし。
じゃあ何で受けてんのか? よくぞ聞いてくれました。
その理由はただ一つ。それは・・・ 「もぐり」のためだ。
スライド式黒板のアップ。
黒板に白チョーク調でタイトルテロップ『もぐり』。
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