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自分を責める思考は、どこから来たのか



自分を責める思考は、どこから来たのか

自分を責めるのを、
やめたいと思っていた。

でも、
どうやめればいいのかは、
ずっとわからなかった。

 
失敗したとき。
うまくいかなかったとき。
思うように進めなかったとき。

反射的に、
「自分が悪い」
「もっと頑張れたはずだ」
そんな言葉が、頭に浮かぶ。

 
前向きに考えようとしても、
自己肯定感を高めようとしても、
気づけば、また同じ場所に戻っている。

「やっぱり私はダメなんだ」
そんな結論だけが残る。


でも、あるとき思った。

この思考は、
本当に「自分を追い込むため」だけに
生まれたものなんだろうか、と。

 
そして、少しずつ気づいていった。

自分を責める思考は、
もっと頑張らせるためでも、
自分を罰するためでもなく、

生き延びるために、身についたものだった
のかもしれない、ということに。

 

うまくできない自分を責めれば、
次は失敗しないように気をつけられた。

自分に厳しくしていれば、
何とか踏みとどまれる気がしていた。

そうやって、
自分を保ちながら進んできた時間が、
確かにあった。

 

だから、
自分を責める思考があるということは、
それだけ必死に生きてきた、という証。

自分を守ろうとしてきた証。


そう考えると、
少しだけ、見え方が変わった。


それでも、
自分を責め続ける思考は、
今の私を楽にはしてくれない。

だから、
無理に消そうとするのではなく、
ほどいていく、という選択をした。

 
自分を責める思考を解く最初の一歩は、
「こういう考え方をしてきた理由がある」
と気づくことだった。

それだけで、
心の緊張は、ほんの少しゆるんだ。

 
次に、
体の力を抜くことを試してみた。

呼吸が深くなると、また少し、
自分を責める心がほどけていった。


自責思考は、
特別な人だけが持つものじゃない。
そして、手放せないものでもない。

時間をかけて、
少しずつ、ゆるんでいくもの。

急がなくていい。
つらい訓練をする必要もない。

進んでいる実感がなくても、
ちゃんと変化は起きている。

繰り返し、すこしずつ進む。

それだけでいい。

また、会いに来てください。

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