コスパ重視で macOS を使うなら? 私の結論は「中古の M1 Macシリーズ」
結論から言うと、コスパ重視でこれから macOS を使いたいなら「中古の M1 搭載 Mac」を狙うのが一番バランスが良い、というのが今のところの私の答えです。
この記事では、
・「新品で買う」場合のおすすめライン
・「中古で安く済ませる」場合に、どの世代を狙うべきか
・古い Intel Mac を延命する “チャレンジャー向け” な選択肢
を、実際に 2013 年の MacBook Pro を今も動かしている立場から整理してみます。
新品で買うならこのあたりが妥当
もちろん「中古はちょっと不安」「どうせなら新品がいい」という人もいると思います。
新品で買う場合は、
・現行 M4搭載 MacBook Air
・現行 M4搭載 Mac mini(メモリ 16GB 以上推奨)
あたりが、“長く使える” という意味では無難なラインです。
また、Appleでは「整備品」を販売しています。いわゆるリファービッシュ品であり、新品と同様に1年保証やAppleCareもつけることもできます。ただし新品と違って1点ものとなってくるので、予算と目的があえば整備品を検討するのも良いかと思います。

最近は Windows 11 25H2 の登場もあって、Windows マシンの要求スペックもじわじわ上がっています。「Windows ノートを新品でそこそこ良いスペックで買うくらいなら、中古で状態の良い M1 Mac を選んだ方が、トータルの満足度は高いのでは?」というのが私の肌感覚です。
中古で狙うならこのあたり(+注意点)
では、中古で Mac を探すときに、どこまでの世代を狙うべきか。
・基本的には「M1 世代」がおすすめ
・Intel 機を選ぶなら、できれば 2018 年以降(Thunderbolt 3 世代)まで
・それ以前の Intel 機は「遊び」「実験」前提ならアリ、実用メインにはあまりおすすめしない
というのが私のスタンスです。
理由は、macOS や各種アプリが年々「Apple シリコン前提」「比較的新しい OS前提」になってきているからです。
また M1 は M シリーズの第一世代にあたりますが、スペック的にはまだまだ実用十分です。現在はM4 以降のチップ が登場し、処理速度はさらに向上していますが、動画編集や重い処理を多用しないのであれば、M1 でも不便を感じにくいはずです。またMシリーズにすることでApple Intelligence のような新機能は M シリーズ限定になっていく流れです。
ブラウザの面で言えば、現在 Google Chrome は macOS 12 Monterey 以降をサポートしていますが、長期的に見れば、対応する macOS のバージョンも徐々に引き上げられていくはずです。なので早めにMシリーズに乗り換えた方が得策とも言えます。
中古品購入の注意点は新品と違い「1年保証はない」「外装や内部に問題がある場合もある」ということです。「中古品=使われていたもの」なので仕方のないことですが、中古品は状態が千差万別です。なるべく信頼できるショップで購入するか、何か破損や故障などがあった時に対応してもらえるところで購入することをおすすめします。「相場より明らかに安いもの」は、理由を確認せずに飛びつかない方が安全です。
ここから先はチャレンジャー向け:Intel Mac を延命する選択肢
ここから先は、少し “チャレンジャー向け” の話になります。
もし古い Intel Mac を「まだ動くから、なんとか延命して macOS を使いたい」という場合、非公式ツールを使って最新の macOS をインストールする方法があります。
代表的なのが、
・OCLP(OpenCore Legacy Patcher)
・「Hackintosh」(PC に macOS を入れる手法、延命というよりも自作PCにmacOSを入れるという手法です)
といったものです。
私自身も、2013年式の MacBook Pro に OCLP を使って macOS Sonoma を入れ、ブラウジングやタイピング程度なら普通に使えるレベルまで引き上げています。ただし、このやり方はあくまで「自己責任ゾーン」です。OLCPを使う事で下記のように全て自分で解決する必要が出てきます。
・アップデートのたびに手動対応が必要になることがある
・ハードウェアによっては不安定になったり、使えない機能が出てくる
・トラブルが起きても Apple のサポートはもちろん受けられない
そのため、これらを含めたリスクなどを「トラブル込みで楽しめる人・使える人」にだけおすすめしたい領域です。
これは余談ですが、OCLPでSequoiaやSonomaをインストールすることはできますが、Mac のスペックによっては、OS の重さに引っ張られて使いづらくなるケースもあります。極端な例ですが、2010年式のCore2Duo搭載のMacBookでSonomaを動かしましたが、あまりの重さに使用を諦めました。できれば 15インチの MacBook Pro など、比較的強力な CPU を搭載している機種の方が向いていると感じました。
まとめ:どのパターンが合いそうか?
ここまでざっくり整理してきましたが、まとめるとこんな感じです。
・できるだけリスク回避で安くおさえたい → 中古の M1 Mac(メモリ 16GB 推奨)
・新品で長く使いたい → 現行の M4 MacBook Air / Mac mini
・古い Intel Mac を趣味でいじり倒したい → OLCP などを使った延命もアリ(ただし全てが自己責任になります)
macOS をコスパ良く使うコツは、「何年使うつもりか」と「どこまでトラブルを許容できるか」を先に決めておくことだと感じています。
この記事が、これから Mac を選ぶときのひとつの参考になればうれしいです。
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