「匂い」は都市伝説だと思っていた。30歳で気づいた「私だけカレーが苦かった」理由と、正解のない世界の愛し方。
みんな同じ前提で話すとズレる
人がみんな同じ感じ方をしていると思い込んだり、自分だけが正解だと思い込むと、周りとの間にズレが生まれていきますよね。
感じ方の“正解”は人それぞれ
人の感覚って、自分と同じかどうかを確かめる方法がないと思うんです。
同じ料理を食べても、相手がどんな味わい方をしているかなんて、本当はわからない。
おまんじゅうを食べて「甘い!」と思う人もいれば、「もっと甘くてもいい」と感じる人もいる。
なのに、「この甘さが正解」とどこかで決めてしまうと、その枠から外れる人が必ず出てくる。
その瞬間にズレが生まれるんだと思うんです。
私だけカレーが苦かった理由
私は生まれてから一度も匂いを感じたことがありません。
でもその事実を“知らない”まま育ったので、誰にも「匂いがわからない」と話したこともないし、自分自身も匂いがわからないことに30代になるまで気づいていませんでした。
子どもの頃、母の作るカレーがどうしても苦くて食べられない時期がありました。
家族は「おいしい」と言ってるのに、私だけ苦い。
母は「大人になれば美味しくなるよ」と言っていましたが、今になって考えると、匂いがわからない私にとってスパイスは“香り”ではなく“苦味”。
つまり、そもそも感じている世界そのものが違っていたんですね。
母は悪気なく、自分の感じ方を“正解”だと思って言っただけ。
でも、その前提がズレの原因になっていたんだなと思います。
伝えなきゃ、違いは永遠に伝わらない
人が感じられるのは自分の感覚だけ。相手の感覚は見えないので自分の感覚に照らし合わせて想像することしかできません。
恋愛だって相手の気持ちがわからないから切ないドラマになるし
自分が好きだから相手も自分を好きに決まっていると思い込むと
怖いドラマが始まります。
だから、感じていることは言葉にしないと伝わらないし、
言わなければ“違いがあること”すら自分も相手もわからない。
言葉ってお互いのズレを確認するためのものかもしれないと思います。
ちなみに私はずっと、匂いを“都市伝説”だと思って生きていました。
匂いを信じる人は感じるし、信じない人は感じない。
だから教室で「なんか臭い!」という人がいると、
“信じなければ臭いなんて感じないのに”と本気で思っていました。
なんてひとりよがりなんでしょうね(笑)
ここまで読んでくれたあなたに幸せが届きますように✨
お付き合いありがとうございました🌈
