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ケイジャン料理の土台 聖なる三位一体とは?

 Buenas noches! ソンブレロ熊三です。
 前回の記事から、本格ジャンバラヤ編に突入した私のnoteですが、今回は、ジャンバラヤをはじめとするケイジャン料理に欠かせない食材、聖なる三位一体(ホーリートリニティ)をご紹介します。
 聖なる三位一体は、香味野菜を刻みこんで炒めることで、複雑な風味と野菜由来の旨味が引き出され、スパイスと並んでケイジャン料理の味の土台となるものです。


聖なる三位一体とは?

ミルポワ(フランス料理)の影響

 ケイジャン料理やクレオール料理の土台となる聖なる三位一体は、フランス料理で用いられるミルポワというフレーバーベースの派生と考えられています。
 ルイジアナ州のケイジャン・クレオールに共通する祖先として、フランス系入植者の人々が居ることから、ケイジャン・クレオールの両料理には、フランスの調理技法の影響を受けたものがあるのです。
 フランス料理におけるミルポワは、玉ねぎ・人参・セロリを大きめのダイス状にカットしたものを、弱火で長時間かけて加熱することで、旨味や甘み・香りを引き出したフレーバーベースで、これを加えることで料理に奥行きと深みを与えることができます。
 聖なる三位一体では、人参がベルペッパー(ピーマン)に置き換わっており、風味や味わいに大きな違いがあります。

ミルポワ(人参ver)

名前の由来

 聖なる三位一体の名前の由来は、そのままキリスト教における三位一体の概念から来ています。ケイジャンの人々が多く住むルイジアナ州・アケイディアナ地域は、ローマンカトリック信仰が強いため、このような名称が定着したのではないかと考えられています。

使用される香味野菜

 聖なる三位一体に用いられる野菜は、1.玉ねぎ、2.セロリ、3.ベルペッパー(ピーマン)が基本です。この三種は必ず入りますが、調理者によって野菜の配分が変わります。
 基本的には、玉ねぎ1:セロリ1:ベルペッパー1の割合が多いですが、玉ねぎが2になる場合もあります。また、3つの香味野菜に加えて、ニンニクやパセリなどが足される場合もあります。

聖なる三位一体を作ってみよう!

材料

 聖なる三位一体を作る際は、用いる料理や食べる人数によって野菜の量が変わってしまう為、材料の個数ではなく、配分で覚えておくと便利です。
 基本的な配分は、玉ねぎ2・セロリ1・ピーマン1です。ちなみに、材料を測る際に、玉ねぎ1玉の重量を計量し、それに合わせて必要な分のセロリ・ピーマンを刻むと勝手が良いです。
※材料のピーマンを人参に変えると、フランス料理のミルポワが作れます。
また、ミルポワの材料をより細かいみじん切りにした場合、イタリア料理のソフリットになります。

カットした材料

調理工程

1.オリーブオイル等の油を敷いたフライパンを熱する。
2.大き目のダイス状にカットした野菜をフライパンに入れ、弱火でじっくりと炒める。
※この時、玉ねぎが焦げ付かないように注意する。
3.炒め終わった野菜の粗熱を取って、タッパー等に入れて冷蔵庫or冷凍庫で保管する。


完成!

#聖なる三位一体

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