サムオブ井戸端話 #078「『ぼっち・ざ・ろっく!』から考える当事者としてのキツさ」(前編)(2023年)
SOMEOFTHEMのメンバーであるカンノアキオ、オノウエソウ、YOU-SUCKで音楽にまつわる井戸端話の文字起こしを毎週アップします。
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』を見たYOU-SUCKメンバー。下北沢ギターロック界隈にまつわるアニメを見て、街やライブハウス風景の描写の細やかさに驚きつつ、バンドの夢物語だけではなく、ライブハウスでのバイトの接客や路上ライブでのお金のやり取りを通して、暗い主人公が社会性を身につけていくことの健全性について語りました。
YOU:『ぼっち・ざ・ろっく!』というアニメがありました。
YOU:2022年の10月から12月にかけてTOKYO MX等で放送されていたアニメで、もともとは『まんがタイムきららMAX』という雑誌で連載していた漫画ですね。
カンノ:僕はアマプラでさっき見終わりました。
オノウエ:僕はすみません、3話までしか見れてないです。
YOU:そうですか。俺は結構楽しんで見れましたね。女子高生がキャンプにハマるようなアニメと同じ感じですね。入門系のアニメでよくある、そのジャンルにおける「あるある」の細かい描写がクスっと来るものがけっこうありました。たとえば『ぼっち・ざ・ろっく!』だと主人公の後藤ひとり、通称・ぼっちがライブハウスでバイトすることになって、ライブハウスのバーカンのあの感じとか、初めてのバイトだから色々言われて混乱する感じとかがよかったですね。俺もライブハウスのバイト経験があるので「わかる!」と思って見てたのと、ライブハウス特有のノルマやオーディションの感じとか、バンドをやってる人にしかわからないよね。そういうものが描かれているのが面白いなと思ったし、バンドをやっていた人ほど「そんなこともあったな~」って思うよね。
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