その人を観るとは、その人の経験を観ること| 7月五木田塾での学び
こんにちは!できるを増やすパーソナルトレーナーの染谷海時です。
7月、愛知で毎月参加しているYour Best Solution Mentorship Program(通称:五木田塾)の勉強会に参加してきました。
Your Best Solution Mentorship Program(通称:五木田塾)とは?
話すことで、今の自分の状態がわかる。今の状態が観えてくる。
勉強会の始まりは、近況報告から始まります。
この1カ月で
・良かったこと
・嫌だったこと
・感化されたこと
・気づいたこと
・感じたこと
・思ったことetc..
話すことで、今の自分の状態がわかる。整理される。今の状態が観えてくる。
また、自分のことを話すだけでなく、他の方の話を聴くことで、1人で考えていた時にはなかった気づきやアイデアが生まれてくることもあります。
日々のセッションでクライアントの皆さんに「今日はどんな調子ですか?」「どんな2週間でしたか?」と、近況をお聴きしている理由もここにあります。
私は、今回下記についてお話しました
・南魚沼のマラソンを走って感じたこと
・先月の勉強会で学んだ肩のお悩みに関するご依頼が多かったこと
実際に観てみると、肩周りの問題ではなく、重心の取り方や姿勢など、肩以外からの影響を受けて、結果的に肩に痛みや不調が出ている方がほとんどでした。
その根本を改善した後、その方の肩の動きのイメージを、学んだ解剖学的な動きも踏まえて、お伝えしたところ「あ!わかった!」「こう動かせばいいのね!」となる方が多かったです。
「全体を観つつ、部分も観ていく」ことの大切さを改めて、感じました。
脳と運動学習 〜その人らしさは何から作られるのか?〜
今月は、作業療法士の中田莉沙さんによる2回目の講義。

人はどのようにできるようになるのか?
〜脳の回復と学習から考える〜
・その人らしさは、何からつくられるか?
・人はどのように学習するのか?運動学習の3則
・私達は、何を観ればいいのか?
脳からの視点、人間の運動学習について。言葉としては、初めてのものもありましたが、今までセッションで行なってきたことを言語化して頂けた感覚でした。
そして、1回目の中田さんの講義の中にあった、その人の生活全体を観るという話と繋がりました。
今回大切だなと感じたのは、
人は、今までの経験で出来ている。
体の症状は、その結果として出ている。
ということ。
だから日頃のセッションでは、体の症状だけを直すのではなく、それに至った背景を観る。心の影響や日頃の生活、家族や職場などの人間関係まで観る。
私達は、体だけにアプローチするのではなく、クライアントのこれまでの経験から作られた習慣(つまりは、その人の歴史)そのものを観て、アプローチしていく必要があるのだと思いました。
「わかる」と「できる」はちがう
午後は、実技。
柔道整復師の一柳さんから日々のクライアントに対する質問「立ち仕事が多く、後ろ重心の方に対して、将来的な膝を痛めるリスクを減す為に、何を提供するか。」についてディスカッションしました。
・前に重心を乗せるためには、どうしたらいいのか?
・股関節が上手く使えていないのでは?
・背骨の動きは?
など、そんな話をしました。
ただ、なんだかハマっていない…
そんな時に五木田さんから
「前提がズレている」とご指摘を頂きました。
今月の学び 「前提がズレると、その後もズレる」
見立てのズレ、前提からズレていました。
私の所に来る方は、運動しにきている。自分でやろうとしている方が多い。
一柳さんのところに来る人は、治療してもらいにきている、自分ではなくやってもらいたい。
その前提を考慮できていなかったから、もちろん提案した内容がハマらない。そして、だんだんと体だけ、動きだけに意識が向いていってしまいました。
これは、日頃のセッションでもあることだと感じました。まさに、午前中の講義や今までのお話であった、「その人を観ること」ができていなかった例。
頭では、わかったつもりでも実際にやってみるとできていない。今までの自分の知識と経験でしか考えられない。
できるようになるまで、ラグがあるな。やり続けないといけない。
そう感じました。
相手ともっと話をしながら、その人がどういう風に生きてきたのか、どういう考えを持っていて、どんな風に過ごしたいのか。
それを踏まえた上で、その人の目的に対して、どんな姿勢で、どんな動きをするのか。
そこまで観た上で、伝えていきたいと思います。
引き続き、今回の学びも失敗も自分の糧にしながら、日々精進していきたいと思います!

