🍷ソムリエがサイゼリヤで1番高いワイン(2200円)を頼んだら‥‥‥‥正直に言います
先日、京都のサイゼリヤへ。
注文したのは、その店舗で最も高い赤ワイン。
キャンティ・ルフィナ リゼルヴァ(2,200円)🍷

ソムリエとして、あえてトップレンジを選ぶ。
理由はシンプル。
「価格と品質の相関」を確かめたかったからです。
まず結論から言います。
この価格でリゼルヴァが飲めるのは異常レベル。
ただし——
完璧ではない。
そこが面白い。
なぜ“期待”してしまうのか
キャンティ・ルフィナはDOCG。
フィレンツェ北東部の冷涼な丘陵地帯。
引き締まった酸、エレガンス、熟成ポテンシャル。
高品質な生産者が多いエリアです。
しかも“リゼルヴァ”
DOCG規定では
✔ 最低24ヶ月熟成
時間を味方につけたワイン。
当然期待するのは、
・熟成由来の複雑味
・長い余韻
・こなれたタンニン
ですよね。
実際どうだったのか
色は落ち着いたルビー。
チェリー、ドライハーブ、スパイス。
ただし。
思ったより軽やか。
重層的というよりは、
飲みやすさ重視の設計。
フルボディ表記ですが、体感はミディアム寄り。
「リゼルヴァ」の重厚さを想像すると肩透かし。
でも2,200円と考えると、むしろ優秀。
ここが評価の分かれ目。
そして、最大の論点。
グラスがプラスチック。
分かっています。
サイゼリヤにワイングラスを求めるのは違う。
それでも——
唇に触れた瞬間の“あの違和感”
ワインは液体だけでは完成しない。
触覚・温度・質感。
もしガラスだったら、
余韻の印象は少し違ったかもしれない。
これはワイン好きなら分かるはず。
今回合わせた料理たち
🧄ペペロンチーノ

オイルとニンニクのシンプルな構成。
穏やかな酸が油分を切り、意外なほど相性は悪くありません。
🍅トマトのパスタ

トマトの酸とワインの酸が共鳴。
タンニンが強くないため、料理を邪魔しない。
🦑イカ墨パスタ

ミネラル感は強くないため完璧とは言いませんが、
嫌な鉄っぽさが出ないのは評価ポイント。
🍗辛味チキン

脂×スパイス×赤。
シンプルに成立します。タンニンが穏やかな設計が功を奏します。
🫛柔らか青豆の温サラダ
青豆の甘みが果実味を引き立て、
個人的には今回のベストマリアージュ。
🇮🇹ティラミス

お会計
2,200円の赤ワインと料理でなんと
4200円でした😳
この物価高で?
これはもう企業努力の塊。
結論
京都のサイゼリヤで一番高い赤ワイン。
✔ 味わいは価格以上に健全
✔ 複雑さは控えめ
✔ プラスチックグラスが体験価値を少し下げる
ワインは液体だけでは完成しない。
グラス、空間、体験すべてが味を構成する。
そのことを、改めて思い出させてくれた一本でした。
サイゼリヤは
“高級体験”ではなく
日常にワインを組み込む場所。
ソムリエ目線でも、これは面白い実験でした。
#サイゼリヤ
#サイゼ飲み
#キャンティ
#キャンティルフィナ
#リゼルヴァ
#イタリアワイン
#DOCG
#ワイン好きな人と繋がりたい
#ソムリエ
#ワインレビュー
いいなと思ったら応援しよう!
ぜひチップで応援していただけるととても励みになります。
いただいた応援は、図解制作や模擬問題の作成に活用させていただきます!
