その一言に救われる

みなさんも、街中で音の出る信号機を見たことはあるでしょう。
信号が青になると、
ピッポ、ピッポ🎵
とか、
ピヨっピヨっと音が流れる。
あの音があることで、わたしたちは安全に道を渡ることができる。
便利で頼もしいものです。

しかし、全ての信号機にその機能がついているわけではありません。

音の出る信号機がない横断歩道をわたしたちがどう渡っているのか❓

まずは車の音をよく聞きます。
車が近づいてくる音がしなかったり、停車している音がしばらく続けばGOサイン🚶

それから、周りにいる他の人たちの気配や足音も観察します。
周りの人が道を渡り始めたら自分もGO🚶

しかし、この方法も完璧とは言えません。

わたしの家から駅に向かうには、小さいけれど音の出ない信号を渡らなければなりません。
大きな通りではないので周囲に人がいなかったり、近くを走る電車の音に車の音がかき消されて、上述した作戦がうまく使えないことが多々あります。
それでも、自分のカンでむりやり渡ってしまったりもしますが、やっぱり良い方法とは言えませんね🙅

通勤していた頃、毎朝同じくらいの時間にその道を渡っていたわけですが、信号が青になると、いつも道の向こう側から

いいよ📣

と声をかけてくれるおじさんがいました。
その一言にほっとして道を渡り終えると、おじさんは

行ってらっしゃい❗️
とか、

今日もがっぽり稼いできてね👛

と言ってわたしを送り出してくれました。
わたしはがっぽりかせぐことはできませんでしたが、そのおじさんに安心と安全な1日の始まりをもらって、顔を綻ばせながら駅に向かうことができました。

通勤をしなくなってからは、なかなかおじさんには会わなくなりましたが、ごくたまにすれ違ったりすると、

おう!元気⁉️

と話しかけてくれます。

そして、その信号で声をかけてくれるのはおじさんだけではありません。

たまたま居合わせた見ず知らずの人が、

渡れますよ🚦

大丈夫ですよ👌

と教えてくれたりします。

ほとんどの人が、つぶやくようにその一言を伝えて去って行きます。

他に話しかけるでもなく、過保護な行動をするでもなく・・・

そのシンプルさも、とてもうれしい。

日本人はシャイだとも言われているし、わたしに声をかけるのに少し勇気を使ってくれた人もいたことでしょう。

ありがとうございます。

優しいその一言が、わたしに安心と安全を与えてくれました。

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