月曜書評第1回『心に刺さったままの言葉のトゲをじょうずに抜く本』kokko (青春出版社)
『心に刺さったままの言葉のトゲをじょうずに抜く本』kokko (青春出版社)
正式発売日前に大反響です!
Kokkoさんとの出会いはJ.Discover出版アドベンチャープログラム(城村典子さん主宰)です。先輩としていつも、穏やかで芯のある人柄に励まされてきました。もう一つ、城村典子さん主宰のエッセイ塾「ふみサロ」でもご一緒してきましたが、こちらでも落ちこぼれてばかりの私にとって、とても眩しい存在でした。文章が上手いというのは、こういうことなんだ!という爽快感が読後に必ずあるのです。
そのkokkoさんが3冊目を出されるということで、すっかり前のめりの私。さっそく読んでみました。
親や親しい家族から言われて、言い返せないままに終わった言葉
なんとか期待に応えたかったのに、果たせなかったんだという気持ちと一緒に、すんッと刺さったまんまです。指に刺さったトゲ一本でも抜くのは難しいし、怖いし、痛いし。
まして、心のトゲはいつの間にか痛みにマヒして気づけてさえいなかったりしますね。
Kokkoさん厳選の25のトゲ言葉はどれも、あるある、と共感したいものばかりです。
この本はさらに、じょうずな言い換えを提示してくれます。
そう、あの時の自分が「言ってほしかった言葉」を成長した今の自分に自分でかけてあげるのです。
これは学校でも職場でも人間関係改善のワークショップに使えそうです。誰が言ったからではなく、誰でも言ってしまいそうな言葉として取り上げ、消化していくのです。
こういう言葉の怖いのは、気づいたらサッとトゲぬき、毒消し、中和しておかないと、いつのまにか心が取り込んでしまって自己像に影響してきてしまうところだと思います。
私の場合は「早くして!」かな?
そうか、わたしはスローなんだ、という自己像が出来てしまいました。
今でも、急ぎたいときほど不安が先行して、焦って、迷子や忘れ物やトンチンカンな服装など、よくやらかします。トンチンカンに気づいて出直すこともあります。楽しみにしていたコンサートについに間に合わなかったこともあります。
言ってほしかった言葉には、わたしは英語で出会いました。
“Take your time.”
(好きなだけ時間かけていいよ。)
好きなだけ時間を書けて良いのなら、自分でもできそうだと思えてきます。
それに、ゆっくりじっくりも時には大切なんだと開き直れます。
この本を読めばあなたもきっと、言葉のトゲを上手に抜く方法がわかってきて、心がすっきりと軽くなることでしょう。
柔らかい心を持つすべての人にオススメします。
本屋さんでの購入も著者はとっても喜ぶと思います💕
