夢の中なら、空を飛べた|今日のおくりもの⑯
想いを形に。
占いカウンセラー・其田寿枝です。
先日、夫・正治さんと夢の話をしていました。
以前、「夢の色」について書いたことがありました。
子どもの頃の夢は白黒だったような気がすること。
大人になるにつれて、少しずつ夢に色がついてきたように感じること。
そんな話を正治さんとしていたら、
「夢の続きを見ることって、あるよね。」
という話になりました。
そうそう。
昔は、目が覚めた時に、
「あー、続きが見たい。」
と思ってもう一度眠ると、本当にその続きを見られることがよくありました。
最近は、続きを見たいと思って寝ても、全然違う夢になってしまうことが多いのですが、昔はもう少し夢の世界に戻るのが上手だった気がします。
他にも、夢の中で、
「あ、これは夢だ。」
と気づくことがありました。
調べてみると、これは「明晰夢」と呼ばれるそうです。
夢の中にいながら、自分が夢を見ていると分かっている状態のことです。
私にも、何度かそんな経験があります。
たとえば、高いビルの上だったり、山の頂上だったり。
普通なら怖くてできないような場所に立っているのに、
「これは夢だから大丈夫。」
と思った瞬間、急に大胆になれるのです。
このまま飛んだら、空を飛べるかもしれない。
そう思って、思いきり飛んでみる。
すると、本当に空を飛べました。
飛ぶというより、泳ぐ感じに近かったかもしれません、笑
空中をスイスイ進んでいく。
怖いはずなのに、怖くない。
落ちるかもしれないのに、不安がない。
だって、夢だと分かっているから。
目が覚めた後も、あの感覚だけはよく覚えています。
不思議ですよね。
夢の中で「これは夢だ」と分かっただけで、大胆になれる、笑
現実の私は、高いところから景色や夜景を見るのは好きだけど、バンジージャンプとか、高い橋の上から下を見下ろすとかは、ちょっと怖い。
落ちたらどうしよう。
そんなことを考えてしまいます。
でも夢の中では、その制限が外れている。
「できない」と思っていたことが、
「できそう」に変わる。
そして、
「やってみよう。」
「やってみたい。」
と思って、本当に空を飛んでいました。
もちろん、現実の世界で高いところから飛んではいけません、笑
でも、夢の中で空を飛んだあの感覚を思い出すと、少し考えてしまいます。
私たちは、現実の中でも、知らないうちに自分に制限をかけているのかなって。
これは無理。
私にはできない。
失敗したら恥ずかしい。
もう若くない。
今さら遅い。
そんな言葉で、自分の中にある自由な力を、小さくしていることがあるのかもしれない。
夢の中では、
「これは夢だから大丈夫。」
と思えたから飛べました。
現実の中では、
「これは私の人生だから、やってみてもいいじゃない。」
そう思えたら、もう少し大胆に動けるような気がします。
夢は不思議です。
続きを見たいと思えば続きを見られた時もありました。
夢だと気づいて、空を飛べたこともありました。
でも、今は、夢の続きを見ようとしても、なかなか同じ場所には戻れません。
夢の中で感じた自由さは、今の私の中にも残っているのだけれど……。
あの時、私は確かに空を飛びました。
夢の中だけれど、心はちゃんと覚えています。
夢のことは、まだ分からないこともたくさんあるそうです。
それでも、夢の中で感じたことが、目覚めた後の心に残ることがあります。
「本当は、もっと自由に動けるよ。」
「本当は、もっと大胆に進んでもいいよ。」
そんなことを教えてくれていたのかもしれません。
今日のおくりもの
できないと思っていることも、
心の制限が外れた時、動き出す。
夢の中で空を飛べたように、
現実の中でも、思っているより自由に進めるのかもしれません。
