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自分なりのアルゴリズムを編み出すこと

ボクらは日々アルゴリズムの恩恵の中で生きている。

アルゴリズムとは、特定の問題を解決するための手順や計算方法、処理手法を明確に定めたものです。コンピュータプログラミングでは、入力データを受け取り、特定の処理を行うことで結論となる出力を生成する一連の命令セットを指し、検索エンジンやレコメンデーションシステムなどで活用されています。料理のレシピや地図の経路検索なども、身近なアルゴリズムの例です。

Googleで何かを検索するとき、乗り換え検索アプリを使って電車に乗るとき、通販サイトやSNS、ニュースサイトなどのレコメンドなどがそうだ。それ以外にも、レストランの美味しい料理もシェフの経験値によるアルゴリズムの賜物だし、流麗なクラシックの音楽も「楽譜」という可視化したアルゴリズムに従って奏でられている。

そう、多くの人は気づいていないが、世の中には魅力的なアルゴリズム(ある目的を達成するための作業手順)が無数に存在するのだ。

世の中の「アルゴリズム」と呼ばれているものは、特殊な例を除いてその中身(具体的な手順や計算方法)が開示されることはない。検索エンジンのアルゴリズムは企業のトップシークレットだし、フランス料理のレシピのアルゴリズムはシェフの脳内だけに格納されている。そして(楽譜などの)公開されているアルゴリズムは、それを実行する側に高度なスキルが求められるケースが多い。

だから、いくら素晴らしいアルゴリズムがあるらしいということがわかったとしても、それをコピペすることは極めて難しい。そうなると、自分のアルゴリズムは自分で編み出すしかない。シェフのように。作曲家のように。

本田宗一郎と一緒にホンダの経営に携わられた藤沢武夫は、以下のように言ったそうだ。

「経営はアートであり、演出の基本は意外性にある。」

美しいアルゴリズムを編み出すには時間がかかる。
だからみんな自分で編み出したアルゴリズムを大切にするんだ。

それがその人の哲学であり、いずれ組織の文化になるのだろう。

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