情報のカオス
一次情報とは、
自身で直接体験、調査、実験などを行ったことで得られたオリジナルの情報を指す。情報源が明確であり、他者による解釈や再編集がされていないので、自分にとって信頼性が高いと言える。
他方、二次情報とは、
一次情報を基にして作成・分析された情報を指す。
他者が作成した文献、ウェブサイト、報告書などを通じて得られる情報であるため、一次情報より信頼性は劣るが、情報収集の手間やコストを低く抑えることができる。
ボクはこの二つのどちらかに大きく偏ってしまうことは良くないと考えている。もちろん、どちらからも情報を入手しようとしない人は論外だ。そんな人は経営者なんて道を選ぶべきではない。
ボクは現場を持っていない人なので、情報収集は圧倒的に二次情報に寄ってしまう。だから情報源をひとつに偏らせないよう、少しでも多くの情報源を持つよう心掛けている。そして、可能な限り現場に赴いて五感で情報収集するようにしている。
もし、あなたが現場を持っている人であれば、一次情報をメインの情報源とするべきだ。
ただし、現場の責任者などからの報告は二次情報だ。
多くの経営者は現場からの報告を一次情報だと勘違いしているが、あなたがいつも受け取っている情報は、その責任者のフィルターを介したもので、(意図せず)その人の思惑やバイアスによって歪められている場合が多いことを忘れてはいけない。
わかるよ。
リアルな一次情報を入手するには、自分の目と耳と手を動かさなければならず、自分で現場に足を運ばなけばならないもんな。面倒だよな。
だけど、情報収集にコストを惜しんではいけない。
もしあなたが、一次情報をメインに据えたいと考えているのであれば、自分の足で現場に行き、起きていることを自分の目で隅から隅まで見るべきだ。
逆にあなたが、二次情報をメインに据えたいと考えているのであれば、いろんな立ち位置の人と会って、その人たちの意見を真摯に聞くべきだ。そして、たくさん本を読んで、たくさんネットの情報に触れよう。
いずれにせよ、あなたが持たなければならないのは、その情報のカオスの中から自分が正しいと思うモノを抽出して組み立てる力だ。
