大動脈瘤って?🫀(新人PT・患者向け)
〜「気づかないうちに大きくなる、血管のこぶ」〜
大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)とは、
心臓から全身へ血液を送る“大動脈”が部分的に膨らんでしまう病気
多くの場合、
👉 自覚症状がほとんどありません。
だからこそ、発見が遅れることも少なくない病気です。
🩸大動脈で何が起きている?
大動脈は、本来とても丈夫な血管です。
しかし、
高血圧
動脈硬化
加齢
などが重なると、血管の壁が弱くなり、
風船のようにふくらんでしまう
これが「大動脈瘤」です。
⚠️なぜ怖いの?
大動脈瘤が怖い理由はひとつ。
👉 破裂する可能性があるからです。
破裂すると、
大量出血
ショック状態
突然死
につながることもあります。
特に
大きくなるほど、破裂のリスクは高くなります。
📍できる場所で症状が違う
🔴 胸部大動脈瘤(TAA)
胸の違和感
背中の痛み
声がかすれる(反回神経圧迫)
🔵 腹部大動脈瘤(AAA)
お腹の拍動を感じる
腰や背中の痛み
※ただし、多くは無症状です。
🩺原因・リスク因子
特に重要なのは👇
高血圧
喫煙
動脈硬化
男性
加齢
👉 「長年、血管に負担がかかっている状態」が土台になります。
📊大きさが治療の目安
治療は、瘤の大きさと増大スピードで決まります。
小さい → 経過観察+血圧管理
大きい(目安:5〜6cm以上) → 手術・ステント治療検討
👉 「大きくしないこと」が何より大切です。
💊治療と生活で大切なこと
🩺 医療面
血圧の厳格な管理
定期的なCT・エコー検査
🏠 生活面
禁煙
重い物を持たない
いきまない
急な力みを避ける
🧠リハビリ・運動はしていい?
結論から言うと👇
👉 医師の指示のもとであれば可能
ポイントは
息を止めない
急激な血圧上昇を避ける
軽〜中等度の有酸素運動が中心
👉 心臓リハビリは、
「安全に体を動かす方法を学ぶ場所」でもあります。
✍️さいごに
大動脈瘤は
「静かに進行する病気」です。
症状がないから大丈夫、ではなく、
見つかった時からがスタート
血圧管理と生活習慣、
そして正しい運動で、
破裂を防ぎ、安心して生活することができます。
次回は下肢閉塞性動脈硬化症(LEAD)について解説していきます!
