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【とりあえず日記】ある配信サイトの思い出

昨夜、夫がリビングのテレビに、YouTubeで見つけたライブカメラの映像を映して視聴し始めた。札幌藻岩山から始まり、夜で何も見えない富士山(笑)夜になっても観光客が行き交う京都、交差点を多くの人が渡る渋谷、最終的には人工衛星から見た地球の姿など、様々な映像を楽しむことができた。

今日も教会から帰宅してからも、ずっとあちこちのライブカメラの映像を夫と見ていた。その時に昔の思い出が私の心の中に蘇ってきた。

覚えている人は多いと思うんだよな。「Ustream」という配信サイトがあったことをご存じの方はいるかな?私、好きだったんだよね。もちろん見る側だけど。

世界中のユーザーの配信があって、窓から見える景色をずっとカメラで映している番組や、定番のペットの配信、中にはリビングにカメラを置いて、24時間部屋の中を生中継している人もいた。

確か日本人で「先日灯油タンクから灯油を盗まれそうになったので、一緒に見張ってもらえませんか。怪しい人物が来たら連絡ください」という主旨の内容で配信していた人もいたな。

「一緒に見張る」だなんて、さすがなかなか良いアイデアを思いついたな、と感心してしまった。さすがに私はマネできないけど。

あの頃、毎日かかさず視聴していたのが「猫を数匹飼っている独身男性が住むアパートの部屋を、24時間生中継する番組」というもの。古いアパートに住んでいたようで、なかなか年季の入った部屋だったが、自由気ままに過ごす猫たちの姿を見ることができるし、チャット機能もあったので配信主と交流することもできた。

この男性は毎日、寝る時間になるとカメラの前で布団を敷いて寝るのだが、一度だけ彼がそのまま寝落ちしてしまったことがあった。視聴者たちは口々に「布団に入らないで寝てしまって、風邪をひいたりしないか」とか「もし、ここで彼の体調が急変したらどうしよう」と配信主の身を案じ、私も少し心配になって皆とそのまま視聴を続けた思い出がある。

最終的に、男性の個人的な事情で引っ越すことになり、その配信は終了したが、私にとっては楽しい思い出の一つとなっている。

現在、YouTubeなどではどのような番組が人気になっているのかはよく分からない。まあ、あの頃の私は他人のお宅の映像を好んで見ていたのだな。今となってみると、そんな物好きなことをしていたのかと呆れてしまうが。でも、楽しかったのだ。

今は個人情報の保護の問題もあるので、自宅の映像を生配信するなんてこと、する人いるのかな。

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