2026 #30 CFV100C と Leaf Aptus ll-5
ワールドカップの決勝をしっかり見終わったら、いそいそカメラを抱えて写真を取りに行ってきました。

今日は、新旧2つのデジタルパックも持ち出しました。
Hasselblad 907X/CFV100Cと、Hasselblad 500CM/Leaf Aptsu ll-5。レンズとして907XにはXCD 3.4/75P 、500CMにはCF80を装着しました。いろいろ組み合わせが面倒なのでこのパターン一択です。
そんなに撮り較べを追究する訳でもなかったのですが、CFV100CはISO64でだいたいSS1/100,F4.0、Leaf Aptsu ll-5はISO25でだいたいSS1/250,F4.0としました。CFV100Cは絞り優先にしてしまっていたのでシャッタースピードは変わりましたけど。
写真はノーレタッチです。
CFV 100CとLeaf Aptus-II 5の簡単な比較


CFV 100Cは2024年に発売されたデジタルバックです。43.8×32.9mmの裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、画素数は約1億画素。感度はISO 64~25600で、内蔵1TB SSDまたはCFexpress Type Bカードに記録できます。
一方のLeaf Aptus-II 5は2009年に登場したデジタルバックで、48×36mmのCCDセンサーを搭載しています。画素数は約2200万画素、感度はISO 25~400で、記録媒体はCompactFlashカードです。
画素数ではCFV 100Cが約4.8倍となりますが、センサー自体はAptus-II 5の方が少し大きく、画素ピッチもCFV 100Cの3.76μmに対して9μmあります。最新の高画素CMOSと、15年以上前の大型CCDという、かなり対照的な組み合わせです。
レンズはCFV 100Cに75mm、Aptus-II 5に80mmを使用しました。35mm判換算では、どちらも約58~59mm相当となり、画角はほぼ同じです。
CFV 100C+907Xはライブビューやオートフォーカスが使えますが、Aptus-II 5+500C/Mはピント合わせや巻き上げなどを基本的に手動で行います。写りだけでなく、撮影するときのテンポも大きく異なる2台です。


同じ構図・同じ条件で撮影すると、それぞれの特徴がよく分かります。CFV100Cは透明感が高く、葉の緑や花の白がすっきりとした印象で、細かなディテールまでシャープに描写しています。一方、Leaf Aptus II-5は全体的に落ち着いた色合いで、階調がなめらか。派手さはありませんが、しっとりとした空気感や自然な雰囲気が魅力です。どちらも美しい描写ですが、現代的なクリアさを求めるならCFV100C、味わい深い表現を楽しむならLeaf Aptus II-5という印象でした。
Leaf Aptus II-5は諧調表現で凄さを感じることがあるのですが、今回の条件ではその良さをあんまり発揮できてないですね。
改めて撮影そのものの使い勝手は、両者でまったく別物です。
CFV100Cと907Xの組み合わせは、オートフォーカスやライブビューのおかげで、テンポよくサクサク撮影できます。一方、500CMにLeaf Aptus II-5を組み合わせると、老眼にはピント合わせがなかなか大変。それでも一枚一枚じっくり撮る時間も、このカメラならではの楽しさです。でも実際、ピントは外しまくってました‥。
ただ500CMならではの「バスン」というシャッター音と感触は、何度味わっても心地よく、撮影している実感を強く感じさせてくれます。
本体サイズも意外と印象が違います。CFV100C+907Xが500mlの牛乳パックなら、500CM+Leaf Aptus II-5は750mlの牛乳パックといった感覚でしょうか。数字以上に存在感があります。
まあ、今後Aptus ll-5をメインにすることはないでしょうけど、ときどき引っ張り出して使い続けたいとは思っています。
