思ってたのと違う犬がやってきた。
人生で一度は犬を飼いたいと思っていた。
子供の頃からずっと、猫を飼い続けてきた。
結婚してからは、2匹のシャムを飼っていた。のりたまと、まぁしだ。
のりたまが死んで、去年、まぁしも死んだ。
これはもう、今しかない、と、柴犬をお迎えすることにした。
ほんとは、若い頃から、ハスキー犬に憧れていたが、調べれば調べるほど、ハスキー犬を満足させるのは大変すぎることが判明し、中型犬の柴犬にした。
大きいのに憧れているので、
「豆柴」ではなく「柴犬」を探したところ、ネットで写真を見て、あぁこの子だ!という子がいた。
すぐに電話して、次の日、次男と2人でお迎えに行った。車で4時間ほどかかる所だった。
ブリーダーさんが奥から連れてきてくれて、
初めてその子を見たとき、
あれ、鼻が長いな、と思った。
正面からの画像しか見てなかったので気づかなかったが、鼻が長い。耳も垂れている。
写真では、耳がピンと立っていた。
ブリーダーさんも、可愛く見えるように撮ったのかもしれない。
さらに、柴犬だと思っていたが、私の確認ミスで、豆柴だった。
まぁ、いい。
わたしと次男は、鼻が長くて耳垂れで豆柴のそいつを、すでに好きになってしまっていた。
かわいい、、、!
と。
ころっころやないかい、、、!
と。

子犬を受け取り、家に帰りながら名前を決めた。
「ポセイドン」、「ばいろん」、「耳垂れの坊」など、色々と出た中、
「ちゃまる」という比較的まともなのが出たので、それにした。
それに、ちゃまるは女の子だ。ポセイドンはないだろう。
そんな名前つけられたらグレるに違いない。
思春期に、泣きじゃくりながら、
なんなのよ!ポセイドンって、、、!
てなるのが目に見えている。
4時間かけて家に到着して、床に下ろした瞬間、ちゃまるは床におしっこをした。
我慢していたんだね。えらかったね。
でも、車でオムツしてた時にしてくれてもよかったんだよ、とは言わなかった。
こうして、遥々、ちゃまるはこの家に来た。
柴犬が欲しかったけど、やっぱり豆柴でよかった。
ずっとちっちゃいなんて、めっちゃ可愛いじゃないか!
そして、1歳になった。
人間にしたら高校生くらいらしい。
ちゃまる、女子高生、筋肉隆々、8.5キロ。
豆柴でもなかった。

