見出し画像

愛されたセラピードッグ、その愛おしい5年間の軌跡

あたたかい絆の記憶

柴犬コマさんへの追悼。
とあるご縁から、私の事業所ではセラピードック協会と仲良くさせていただいています。
ご利用者様のみならず、職員にも光に満ちた日々を与えてくれる。

柴犬のコマさんは保護犬という過去から、誰かを癒やす「セラピードッグ」という素晴らしい使命に出会い、
愛し、愛された。

急な病によって5年という短い旅路になってしまいましたが、コマさんが遺した「温もり」は、今も関わったすべての人々の心の中で輝き続けています。

コマさんからの
「3つのメッセージ」

「いつだって、心はつながっているよ」
現役の仲良しセラピードッグの
もなかさんと
前脚を繋ぎ合う。

セラピードッグとして、多くの心に優しく寄り添ってきたコマさんは、決して一人(一匹)ではありませんでした。
仲間と支え合い、
ご主人と信頼で結ばれ、
お互いの温もりを感じながら懸命に歩んできた道のり。

コマさんにとって何よりの誇りであり、安心できる居場所となりました。
たとえ姿が見えなくなっても、その繋いだ手の温もりは、今も関わった方達の手のひらに残っています。

「あなたに会えて、本当によかった!」
保護犬だった過去を乗り越え、
第二の犬生でこんなにも
無邪気で幸せそうな
輝く笑顔を見せてくれた。

保護犬だった過去に、何があったのだろうか。殆どの場合は不明瞭である。
おそらく苦難だったであろう犬生を乗り越え、第二の犬生で多くの関係者が沢山の愛情を注ぎ、コマさんを「ありのまま」愛した。

コマさんは、

「ここにいていいんだ」
「みんなを笑顔にできるんだ」

という自信に満ちた笑顔を見せて、どれほど幸せな犬生を過ごせたのかを物語っていました。

「よく頑張ったね! ありがとう!」
ハイタッチ(High Five!)

キラキラした光とハートに包まれて、
誇らしげにハイタッチを交わす姿。

コマさんはセラピードッグとして、たくさんの人々に「生きる力」「一歩踏み出す勇気」を与えてきました。
そして最期の瞬間まで、そのお仕事を全うしました。
このハイタッチは、共に歩んできた仲間への「ありがとう」の合図。
コマさん自身が

「自分の犬生、大満足だった!」

と伝えている、最高の勲章です。

虹の橋のふもとで。

犬たちの世界には、「虹の橋」というお話があります。
病気や怪我から解き放たれ、光に満ちた草原でコマさんは今、元気に走り回っていることでしょう。
いつの日かまた、大好きなご主人や仲間達と再会したとき。
あの頃と全く変わらない最高の笑顔で、勢いよく胸に飛び込んできて、もう一度「ハイタッチ」を交わしてくれるでしょう。

5年間という歳月は、時間の長さではなかった。

コマさんに会えないことは、確かに寂しく胸が痛む。それでも感じるのです、コマさんからのメッセージを。

コマさんにとっては、
一生分の「愛」を体験し尽くした、
濃密で最高に幸せな生涯であったこと。

事業所に温かい風を吹き込み、
みんなの心を救ってくれた
小さなセラピストに、
心からの敬意と感謝を込めて。

追伸
コマさんへの感謝に、LINEスタンプを作ってプレゼントしました。その時ちょうど、コマさんは旅立ってしまいました。
コマさんのご主人は、とても喜んでくださったことに深く感謝致します。

いいなと思ったら応援しよう!