ミソフォニアとは?対処法は?~味噌?~
ミソフォニアとは、特定の音に対して強い不快感や怒り、不安、動悸などの反応が起きてしまう状態のことです。聴覚過敏の状態です。
私のトリガー音は、人の咀嚼音やくちゃくちゃという食べ音、鼻歌などです。自分が出す同じ音は平気なのに、他人の音だと耐えられません。原因はまだはっきり解明されていませんが、聴覚を処理する部分と感情を司る脳の部位が過剰に結びついていることが関係しているのではないかと言われています。意志の力で抑えられるものではなく、体が自動的に反応してしまうのが特徴です😖
特定の音を聞くと、強い不快感やイライラ、動悸、時には泣きそうになるほどの反応が出てしまうのです。
特に苦手なのは、人の食べている音です。くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ、ボリボリ、ズズー……そういった音が苦手です。もうひとつは、甲高い鼻歌。これらを聞くと、体がすぐに反応してしまいます。
不思議なことに、自分で食べているときは平気です。自分で鼻歌を歌うことすらあります。なのに、他人が出す同じような音になると、途端に耐えられなくなります。自分の音は予測できてコントロール感があるから平気で、他人の音は予測不能で侵入してくるように感じるから、と説明されることがあります。理屈ではわかっていても、体の反応は止められません。
この傾向が特に困るのは、フリースクールでボランティアをしているときです。
私は食べるのが早いほうなので、自分の食事が終わったあと、まだ食べている人がいると、その場にいるのがつらくなります。自然とその場から離れてしまいます。すると、周囲の人から「なんで?」という顔をされることがあります。説明しづらいし、説明するのも気が重いので、黙って席を外すことが多いです。
さらに困っているのが、甲高い鼻歌を歌う子どもがいることです。とてもかわいらしい子でかわいらしい子なのですが、その子が鼻歌を歌い始めると、耳を塞ぎたくなり、心臓がドキドキして、なぜか半泣きになりそうになります。
頭では「その子は悪くない」「自分だって鼻歌を歌うことがある」とわかっています。なのに体が勝手に反応してしまう。この、わかっているのに止まらない感じが、とても苦しいです。
そんなときは、ホワイトノイズをイヤホンで流したり、別室に移動したりして対処しています。完全に音を消すのではなく、気にならない音で覆い隠すほうが楽な場合が多いです。その場から少し離れることも、自分にとっては大事な自己防衛になっています。
ミソフォニアは、まだ社会的な認知が十分とは言えません。「気にしすぎ」「我慢が足りない」「性格の問題」と思われてしまうことも少なくありません。でも、これは意志の力で抑えられるものではなく、特定の音に対して脳が強く反応してしまう状態です。自分を責めても、音が消えるわけではありません……。
私自身完璧にうまく対処できているわけではありません。でも、「無理にその場に居続ける必要はない」「自分を守るための行動を取っていい」と考えるようにしています。席を外すことやイヤホンを使うことは、逃げではなく、自分を大事にするための選択だと思っています。
もし同じように特定の音で苦しんでいる人がいたら、少しでも「自分だけじゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。そして、周囲の方には、「音が苦手な人がいる」ということを、少しだけ知っておいてもらえたらと思います。その人が席を外したり、イヤホンをつけたりしても、変な人ではなく、必要な対処をしている人、だと受け取ってもらえるだけで、当事者はかなり楽になります。
私はこれからも、自分の反応と付き合いながら、無理のない範囲でボランティアを続けていきたいです。完璧じゃなくても、少しずつ自分に合ったやり方を見つけていけたらと思っています😌
